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家に対する理想はあるものの、家づくりはいろいろ面倒なことがあって億劫に思うこともあります。とくに日々仕事や家事・育児で忙しい人にとっては、できるだけ無駄なく効率的に進めたいとも思いますよね。
時間の無い人ほどしっかりと準備をすることが大切です。
準備なしの状態でスタートを切ってしまうと、何かあった時に対応できず立ち止まることになり、かえって時間がかかってしまうためです。
当ページでは、
このように思う方に向けて詳しく解説しています。 ぜひ最後までご覧いただければ幸いです。
目次
「家を建てるってどんなかんじなんだろう?」と漠然とした不安をいただいている方には、なにより実際に家を建てた先輩方の声を聞いていただくのが一番だと思います。
実施方法 | インターネットによる選択・記述式 |
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対象者 | 実際に家を建てた経験のある100名(全国) |
実施時期 | 2019年8月 |
<家づくり全般について>
(1)家を建てた理由・きっかけは?
(2)家づくりで重視したことは?
(3)家を建ててよかった?悪かった?
(4)その理由は?
<家づくりの費用について>
(5)住宅購入前の家賃と比べて、購入後の月々の支払金額は?
(6)頭金はいくら用意しましたか?
(7)家を建てるときに不安だったことは?
家を建てた理由・きっかけは?(複数回答可) | |
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子どもの進学・成長・誕生 | 41人 |
家賃がもったいないから | 14人 |
結婚 | 9人 |
同居 | 7人 |
もともとの夢だった | 7人 |
土地があった/みつけた | 7人 |
建て替え | 5人 |
実家からの独立 | 4人 |
消費税増税 | 3人 |
社宅のリミット | 3人 |
その他 | 5人 |
家を建てた理由・きっかけの第1位は「子どもが幼稚園に入園するから」「子どもが大きくなって子ども部屋が欲しいから」「子どもが生まれるから」といった子どもの進学・成長・誕生に伴うものでした。
第2位は、「賃貸に払う家賃がもったいないから」という経済的な理由でした。
第3位以降は横並びで、結婚や両親との同居といったライフイベントのほか、「両親の土地があった」「実家が古くなったので」といった方、「もともと実家に住んでいたが、家を出たくなったので」という方もいました。
その他では「自治体の区画変更によって、家を取り壊さなければいけなくなった」「年齢的に、住宅ローンを早く組みたかった」という意見もありました。
アザラシ先生
ペンギン生徒
家づくりで重視したことは?(複数回答可) | |
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間取りやプラン(部屋数・広さ・収納など) | 92人 |
価格 | 71人 |
外観のデザイン | 40人 |
断熱・気密性 | 35人 |
耐震・耐火性能 | 31人 |
アフターサービス・長期保証 | 28人 |
その他 | 7人 |
100人中92人が「重視した」と答えたのは、間取りやプラン。次いで価格でした。
外観といった見た目よりも、自分たちの住みやすさを重視していることがよく分かりますね。
断熱・気密性や耐震・耐火性能といった家づくりの基礎部分を重視している方も一定数いました。
その他では「大手ハウスメーカーかどうか」「担当者との相性」「防音設備」「駐車スペースがとれるかどうか」といった声があがりました。
家を建てて…… | |
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よかった | 80人 |
悪かった | 4人 |
どちらとも言えない | 16人 |
「家を建ててよかったですか、悪かったですか」という問いに対して80%もの「よかった」との回答がありました。この回答は、これから家を建てる人にとっては希望ですよね。
「家を建ててよかった」と回答した人たちの生の声をいくつか掲載します。
ぜひ参考にしてみてください。
「家を建ててよかった」と回答した人の中では、自分のこだわりを実現した間取りでのびのびと暮らせていることや、老後の心配がないことを理由にあげている方が目立ちました。
「家を建ててよかった」という人が多い一方で、真逆の意見を持つ人も。
ここでは、家を建てて後悔している人の声をピックアップします。
「家を建てて悪かった」と答えた人は、家自体への不満、資金計画のほころび、近所づきあいといった環境面により家づくりを後悔しているようですね。
ハネムーン前後で離婚してしまう「成田離婚」を引き継ぎ、近年ホットなのが「新築離婚」。家を建てる前後で離婚してしまうというものです。
家を建てたけれど、実際には良いも悪いも判断できないという人も一定数います。
「よかった」と言い切れない理由にはどのようなものがあるのでしょうか。
「家を建てて、よかったとも悪かったとも言えない」と答えた方からはリアルな声が聞かれました。とくに、妥協したことが不満へと繋がっているケースは参考になりますね。
このような生の声をぜひこれからの家づくりに生かしていきましょう。
家を建てたあと、月々の支払額は | |
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増えた | 58人 |
あまり変わらない | 28人 |
減った | 14人 |
家を建てたあとの月々の支払額は「増えた」と答えた方が58%でした。
一方、「あまり変わらない」「減った」と答えた方も半数近くに。
この「増えた」にもさまざまあり、
単純に月々の負担が辛いと感じる人もいれば、終わりがあるから頑張れる、賃貸ではなく自分の物となるのだから賃貸よりマシ…など人によって捉え方が異なるようです。
月々の支払い額については、多少増えたとしても、無理のない範囲に留めておくのがベターです。
頭金はいくら用意しましたか? | |
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頭金なし~100万円未満 | 29人 |
100万円以上~300万円未満 | 22人 |
300万円以上~500万円未満 | 15人 |
500万円以上~700万円未満 | 13人 |
700万円以上~900万円未満 | 3人 |
900万円以上 | 18人 |
頭金を900万円以上用意したという方も一定数ながら、半数以上の方が頭金300万円未満で家を建てていることが分かりました。
アザラシ先生
ペンギン生徒
家を建てるときに不安だったこと(複数回答可) | |
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住宅ローンがちゃんと支払えるかどうか | 47人 |
近所に変な人がいないか。うまく馴染めるかどうか | 16人 |
希望通りのプランで家が建つのか | 12人 |
費用 | 11人 |
手抜き工事されないか | 5人 |
災害が起こったときに家が壊れないか | 3人 |
その他 | 7人 |
なし | 9人 |
家を建てる前に心配だったことのダントツ1位は「住宅ローンがちゃんと支払えるかどうか」でした。約半数の先輩が住宅ローンについて不安を抱いていたようです。
家は一生に一度の大きな買い物であることから、本当に進めてしまっても大丈夫だろうかと不安に思うのは当然です。しかし、「住宅ローンの支払いが不安」と答えた47人中38人は「家を建ててよかった」と回答しています。ぜひ前向きに検討していきましょう。
家を建てることを考え始めたときに、最低限は整理しておきたいポイントをお伝えします。
実際には、賃貸と持ち家のどちらがトクかを一概に言うことはできません。
というのも、どちらをトクに感じるかは個々のライフプランによるところが大きいためです。
例えば、転勤を伴う仕事をしている、都度転職しながらスキルアップをしていきたい、高額な出費をしたくない、などという人にとっては賃貸の方がトクです。
一方、家を建てたら引っ越しするつもりはない、資産が欲しい、家賃を払うくらいならローンを払った方が良い。と考える人は家を建てる方が向いています。
このように、これからの人生をどう考えるかによって賃貸か持ち家か、どちらが適しているかがわかってきます。
ただ、住居にかかる費用を抑えたい人にとっては、持ち家がおすすめです。
持ち家は最初に頭金等かかるため、支出を少なくしたい人からは敬遠されがちです。
しかし以下のグラフを見てみてください。
持ち家の場合、ローンが終われば、あとは固定資産税とメンテナンス費で済みます。
いつまでもお金を払い続ける必要はないのです。
つまり、長生きすればするほど持ち家はトク、賃貸は損、ということになります。
厚生労働省によれば、2017年の日本人の平均寿命は、男性は81.09歳、女性は87.26歳と、過去最高を更新しています。医療技術の進歩により、平均寿命はますます延びると予想できます。そのため、コスト面を重視するのであれば持ち家の方がトクと言えるでしょう。
「持ち家」と一口に言っても、家にはいくつか種類があります。大きく分けて「中古住宅」「分譲住宅」「注文住宅」の3つです。
すでに家が建てられ、そこに誰かが過去に住んだことのある住宅です。
新築に比べ割安で一戸建てに住めることで人気があります。
ただし、築年数によってはリフォームが必要になったり、耐震・耐火構造に不安があったりすることも。また、昔の家主がペットを飼っていたり喫煙者だったりすることで、過敏な体質の人にとっては、クリーニングで取り切れない有害物質によるアレルギーや副流煙の心配もあります。新築に比べて、登録免許税などの税が多くかかる場合もあります。
入居の有無に関係なく、建てられてから2年以上経過した住宅を「中古住宅」と言う場合もあります。(フラット35など)
建売住宅とも呼ばれます。すでに家が建てられており、土地とセットで販売されています。
すぐに入居可能なことから、転勤や入学などの期限がある方や家づくりにパワーをかけられないという方におすすめです。まとまった分譲地では、同じ年代の家庭が集まりやすいメリットもあります。
実際の建物を見てから買えるため、「イメージと違った」ということはなく安心です。
注文住宅よりも安価で購入できる点もメリットです。
ただし、間取りは画一的な設計が多く、家づくりを楽しむということはできません。
また、家の価格を提示して大々的に宣伝されることが多いため、近隣の人などに家の価格を知られるという点もネックです。
土地があり、そこに施主がこれから打ち合わせを重ねて意向を反映した住宅を作るものです。「家を建てる」という場合はほぼこちらにあてはまります。
設計から完成まで、施主と担当者とで計画していくため、「こういう家に住みたい」を最も実現できるのがメリットです。
また、基礎工事から立ち会えるので、手抜き工事を阻止できるというメリットも大きいでしょう。
ただし、オーダーメイドなので分譲住宅に比べても費用と手間が多くかかります。
実際の家が出来ていない状態で契約することのリスクもあり、注意深く勉強する必要があります。
注文住宅の中には、部分的に施主が設計を選べる「セミオーダー型」の住宅や、建築会社が決まっている「建築条件付き土地」なども含まれます。
最近では、コストをぐんと落として必要な箇所だけこだわる「ローコスト住宅」という選択肢もあります。
「家を建てる」ことは、人生において一大イベントです。家を建てることを決めてから建つまでの間もとても大変ですが、家を建てたあとも長い長い住宅ローンの支払いが続きます。・・・
これから家づくりを進めていくのなら、この答えはずっと大切にして、いつでも振り返られるようにしておきましょう。
家を建てるには多くの打ち合わせや決断が必要になります。
親やパートナーと意見が合わないときもあるでしょう。そんなとき、家を建てるキッカケを思い出せると、優先順位を付けることができます。
例えば、「子どもが大きくなって家が手狭になった」というきっかけなら、
間取りでリビングを大きめに確保したり、足こぎバイクやプールセットを置けるような庭や物置をつくったりする選択肢もありますよね。その分、キッチンや内装のグレードを抑えるといった工夫もできるでしょう。
例えば、「家賃がもったいなくなって」という理由なら、
将来を見据えたメンテナンス費のかかりにくい家づくりを目指すこともできますね。子ども部屋は多用途に使えるように設計したり、主要設備は1階に集めて、将来減築したりすることだって視野に入ってきます。
費用の計算をしたり必要な事務作業に明け暮れたりしていると、つい「あれもこれも」となんでも取り入れたくなってしまいますが、費用は有限なのに選択肢は無限大にあるのが家づくり。原点に立ち戻って、必要なものと不必要なものをしっかり見極めてスマートな家づくりを目指したいですね。
自分が家に何を求めているのかをしっかりこの段階でイメージして整理しておくことが、いい家づくりの第一歩です。
「なんで家が欲しかったんだっけ?」という家づくりの原点を確認したら、いよいよ家を建てるための実現に向けて動き出していきましょう。
自分の家を持つためには多額の費用が必要で、その費用は多くの場合、住宅ローンを組んで数十年かけて返済していくことになります。
そのため、自分や家族の収入や支出が数十年どのような見込みになりそうか、しっかり考えておく必要があります。
この見込みを考えるときに、ライフイベント表・キャッシュフロー表が役に立ちます。
引用 日本FP協会
もしこれまで家計簿をあまり付けていなかったような家庭にとっては大変な作業になりますが、資金についてちゃんと考えることなしに家づくりをスタートするのは自分の首をしめるも同然です。無理のないローン返済を実現するためにも、資金の計画はしっかりと詰めておきましょう。
ライフイベント表やキャッシュフロー表は、上記の日本FP協会や、ファイナンシャルプランナーを利用することで作成することもできます。
家庭の資金状況を振り返ることができたら、家を建てるのに必要な費用や平均額を見ていきましょう。
家を建てるには、土地代・家にかかる本体とオプションの工事費・家の登記や手続きをするための諸費用が必要です。
不動産広告を見ると、建物本体費用のみの金額しか書いてないことがよくあります。
その場合は、だいたい3割程度の追加費用がかかるということに十分気を付けましょう。
家を建てるには、物件価格の2割~3割の自己資金を用意できるのが望ましいとされています。しかし、低金利でローン借り入れが有利なことから、頭金1割や1割以下での借り入れも増えています。
そういった「フルローン」を利用する際には、急な出費や当座の生活費をきちんと確保しておくことが必要です。
家を建てる費用の細かい内訳やフルローンについて知りたい方はこちらへ
憧れのマイホーム。そろそろ賃貸の更新のタイミングだけど、このまま住み続けるか……。いっそ家を建てるべきか。
家を建てるのにかかる全国の平均工事費や貯金の目安についてはこちら
ちょっとずつ貯金をすすめているけれど、なかなか貯まらないし、それにいったいどのぐらい貯めれば家を建てることができるんだろう。・・・
住宅ローンについて詳しく知りたいという方はこの記事へ
家を建てる時は、ほとんどの方がローンを利用するのではないでしょうか。ローンを利用するには金融機関の審査を受ける必要があり・・・
「いつ家を建てるのがベストのタイミングなの?」このよく聞かれる悩みにあえて答えを出すならば、「自分の資金計画が整い、金利や税制優遇措置の恩恵を得られるとき」でしょう。
「増税するから」「金利が低いから」と家を建てるのは早い方がいいのではとつい焦ってしまいますが、資金計画などの準備が出来ていないのにそういった外の声で見切り発車してしまうと、期間や費用がタイトになって計画に無理が生じかねません。
いい家づくりをした人たちに共通することは、計画やローン返済に納得感を持っていることです。
もし「今、家を建てていいのかな……」と迷っている人がいるならば、勇気をもって一度計画をストップしましょう。そして、不確定な要素はなるべく排除し、十分な資金計画と家づくりへの熱意を揃えてまた再出発しましょう。
家づくりのタイミングについてもっと詳しく記事で解説しています。
家を建てるタイミングについて多くの方が悩まれています。いつが家を建てるタイミングか判断できるポイントを知っておきたいですよね。
消費税増税に関する記事はこちらです。
増税後でも住宅取得支援策があるので、家を建てることを迷う必要はなさそうです。
令和時代が始まりました。消費税増税のスタートも迫っています。新しく自分の家を建てようとしている方々にとっては、恐ろしい時期ですね。
家づくりにはだいたい1年ぐらいかかります。
結婚、出産、子供の成長、あるいは、住んでいた家の老朽化や家賃の値上がり……。家を建てようと思うきっかけは人それぞれですよね。
自分の希望とする家のイメージづくりや資金計画ができれば、いよいよ実際に家を建てるために動き出していきます。
土地と依頼先探しから家が完成して入居するまで、しっかり解説していきますよ。
家を建てるパートナーのことを「依頼先」と呼びます。
というのも、家を建てるパートナーにはハウスメーカーや工務店、設計事務所など種類があるので、「建築業者」と一括りにできないのです。
まずは土地を確保し、その後で依頼先を探して……とイメージする方は多いと思いますが、その二つは同時並行で探すことをオススメします。その理由は2つあります。
一番の理由は「買った土地次第で、建てられる家が制限されてしまうから」です。
土地には法や自治体の制限など、見えない決まりごとがいっぱい潜んでいます。役所に問い合わせたり調べたりすることである程度はカバーできますが、専門家でないと分からないこともあります。
購入を検討する土地があるならば一度専門家を同伴し、「その土地で建てたい家ができるかどうか」をしっかりチェックしてもらう必要があります。
土地の制限についてはこちらの記事に詳しくまとめています。
家づくりよりも重要かもしれない、家を建てる場所選び。どんなエリアに建てるのか?実家との距離は?さらには・・・
土地を確保するには土地代の支払いが必要ですが、土地のみを対象にした住宅ローンというのはほとんどありません。あっても金利が高かったり、住宅ローンと二本立てになることで諸費用が二重にかかってしまったりといったデメリットがあります。
土地代を住宅ローンに組み込むためには、土地と住宅をセットでローン対象にしなくてはなりません。そのためには、土地と建物の完成のタイムラグを少なくすることが大事です。
「ローンのために、土地を確保してから二週間で家を建てる契約をしなくてはならなかった」という人もいます。せっかくの家づくりなのに、たった数週間では納得のいくものは出来ませんよね。
家を建てるパートナーである依頼先には、大きく分けてハウスメーカー、工務店、建築家などの設計事務所の3つがあります。
ハウスメーカーでしたら住宅展示場、設計事務所ならオープンハウスに行ったり著書を読んだりすると雰囲気がよく分かるでしょう。
工務店については、大手から零細までありなかなか調査するのは難しいのですが、地元でサイトを作っているところがあればそこを見て、実際に建てた家を見せてもらえるのが一番の近道のようです。
情報収集の第一歩は、まずは手軽にできるネットから始めてみましょう。
そのあと雑誌や本、SUUMOカウンターやLIFULL HOME’S「住まいの窓口」といった対面相談カウンターなどにも範囲を広げてみましょう。
住宅情報サイトのLIFULL HOME’Sは、賃貸情報を始め、様々な不動産情報が掲載されています。Webサイトの使いやすさや物件情報の充実度などに・・・
情報収集のポイントについて、家を建てるまえにすることは?という記事で書いています。
ローコスト住宅についてのハウスメーカーはこちらで紹介しています。
「できる限り費用を抑えてマイホームを建てたい」「家づくりにこだわって注文住宅にしたいけど、高額な予算はかけられない」とお考えではありませんか?そんな方におすすめなのが・・・
依頼先は必ず何社か見積もりを取って競合させましょう。一社に絞ってしまうと、見積もりが適正価格かどうか分からなくなりがちです。
「○○一式」というような詳細でない見積書はNGです。手抜きや中抜きを防ぐために数十ページの詳細な見積書を提出してもらうようにし、きちんと施主側でも内容を確認しましょう。
見積もりや契約書でわからない点を「まあ、なんとかうまくやってくれるだろう」とそのままにしておくのはのちのちのトラブルの元です。分からないことは必ず調べたり質問したりして、依頼先から得られた回答は必ず文書に残しておきましょう。
業界では「仮契約」といった言葉がまかり通っています。
しかしながら、契約に「仮」はありません。ハンコを押してしまえば、その瞬間に数百万の支払いが発生してしまうことだってあります。サインでも同様です。
「とりあえず、仮契約だけでも」といった甘言に惑わされないようにしてください。
契約日であっても、不明点があれば勇気をもって押印を断ることもアリです。大きな金額なので、臆病だったり慎重すぎたりするのがちょうどいいと思いましょう。
業者とのトラブルを回避するための考え方について、こちらの記事で解説しています。
家を建てることに期待を膨らませるのは楽しいことですが、その期待が夫婦同士や義理の両親とのトラブルになったりすることも…。
打ち合わせでは、自分の建てたい家のイメージやこだわりをどんどん出していきましょう。
しかし、実際には「こういう家を建てたい!」と頭の中ではイメージがあっても、なかなかそれを他人に伝えるのは難しいものです。
そういうときはインスタグラムやピンタレストといったアプリを利用すると、好きなイメージが伝わりやすくなるでしょう。打ち合わせで利用するならば、ノートやファイルなどにスクラップブックとしてまとめるとより使いやすくなりますね。
内装・外装シミュレータアプリを使うのもおすすめです。
家づくりって悩むことの連続ですよね。深く知れば知るほど、あれもいいしこれもいいし……と迷ってしまいます。頭の中だけでぐるぐる考え込んでいても・・・
間取りを考えるならば、部屋の役割や配置を簡単に丸で示したゾーニング(エリア分け)をしてみるといいでしょう。家族でコンペしてみるのも楽しいですよ。
先輩たちも重視した家の間取りについての失敗談・成功談についてぜひ一読しておきましょう!
家の間取りに満足している方と不満と感じている方の違いはなんでしょうか。今回、家の間取りについてアンケートをとり失敗しない間取りとはどんな間取りかを調べてみました。
こだわるべき場所にはこだわり、そうでない場所はグレードを下げるのが費用をスリムにするコツです。
工事が始まってしまえば設計の変更をするのはかなり難しくなります。 打ち合わせの段階でしっかりと納得いくまで話し合うようにしましょう。
家づくりを始めると「どうやってコストダウンしようか」と頭を悩ませることになるでしょう。そんなときでも、絶対に削ってはいけないのが家の基礎部分にかける費用です。
どんなに豪華な家を建てても、家の土壌や土台が脆ければ、家が傾いたりヒビが入ったりする「欠陥住宅」になってしまいます。内装や設備は後から変えることができますが、基礎部分については変更がききません。
見えない・分かりにくい部分なだけについ見落としがちですが、家の構造や外壁、断熱材や窓などには優先して費用をかけたいものです。
とはいえ、良い素材ならば長持ちするのでメンテナンスコストが安く上がるケースが多く、トータルで見ればコストパフォーマンスの悪くない買い物になるのではないでしょうか。
家を建てる工事にはいくつか工程があります。
着工→(地鎮祭)→基礎工事→(上棟式)→木工事(屋根・外壁工事など)→内装工事→追加工事→引き渡し
が大きな一連の流れです。
着工から完成までは通常4~6か月程度かかります。
工事中の写真や動画を撮るのはOKですが、職人の邪魔にならないように注意しましょう。
必ずしもやらなければいけないものではありません。やらない人も増えています。
しかし、地鎮祭や上棟式には、宗教的な意味以外にも職人をねぎらう意味もあります。
もし費用が気になるならば、略式で簡単に行うのはいかがでしょうか?
細かい手順や内容については、こちらの記事にもまとめています。
人生の多くの時間を過ごす住まい。型にはまった規格型住宅ではなく、本当に自分にマッチした家がほしい。家を一から建てることの魅力には代えがたいものがありますよね。
ようやく家が完成しました!いよいよ新しい生活のスタートです。
補助金の申請や確定申告、不動産取得税の支払いなどを忘れないようにしましょう。
家を建てる時は、様々な税金がかかってきます。 また、住宅ローン減税や消費税増税による特例制度もあり節税ができますので、ぜひ利用して家を建てたいですよね。
家を建てるのはほとんどの人にとって一生に一度の大きな買い物。少しでも出費を抑え、その分を家具や豊かな生活に回したいものです。そこで…
実際に家を建てた先輩方のアンケートのまとめと、家を建てる前に絶対知っておきたい流れとポイントについて解説しました。家づくりのために必要な作業や知識は多いので、一度ですべてをつかむのは難しいと思います。
この記事や紹介したページを参考にしながら、少しずつあなたの家づくりを完成させていってください。
「家を建てて良かった!」と思える、後悔のない家づくりができることを願っています。
低金利の今は家を建てやすい状況といえます。資金計画や建てる時期について家族とよく話し合いましょう。長期的なくらしの変化についても考えることができれば尚よいでしょう。 一級建築士、インテリアコーディネーター:中村 らんの詳細
「3回建てないと理想の家はできない」と言われるほど、難しい家づくり。
ただし、それは前のお話。今はインターネットが普及し、ハウスメーカーや工務店の口コミや住み心地が分かるようになりました。
家づくりで失敗しないために、間取りやデザイン、資金計画などを相談する「ハウスメーカー選び」が最も重要です。
ハウスメーカー選びの段階で情報収集を怠ると、
「こんなはずじゃなかった!」「別のハウスメーカーと契約するべきだった」と後悔する可能性が高くなります。
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「カタログ一括請求」ってご存知ですか?
家を建てたい地域やイメージ、希望の価格などを入力し、気になる会社にチェックをするだけで、その会社のカタログが自宅に届けられるというものです。
家づくりのカタログの一括請求のサイトはいくつかありますが、こちらのサイトはどちらもオススメです。
たった一度の無料資料請求で注文住宅のカタログをまとめて取り寄せできる
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