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1000万円台の平屋の家を建てたい!住宅会社の間取りと特徴、メリット・デメリットを紹介

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1000万円台の平屋の家を建てたい!住宅会社の間取りと特徴、メリット・デメリットを紹介のイメージ

近年では高齢世帯や二世帯同居の需要が高まり、平屋も注目されています。
家の費用を抑えたいという方には、1000万円台で建てられる平屋は魅力的に感じるかもしれません。

しかし平屋の金額を見ると、「安すぎて品質は大丈夫だろうか」と不安に感じる方もいますよね。

この記事で分かること
  • 1000万円台の平屋の間取りを住宅会社7社分を掲載!
  • 平屋は高齢世帯や子育て世帯が住みやすい!メンテナンス費用も安い
  • 防犯やプライバシーの確保が難しかったり、採光の計画がシビアといったデメリットもある
  • 表示価格に含まれているもの、含まれていないものを必ず確認しよう
  • 平屋を建てられる住宅会社は多数!効率よく情報を集めるために、まずはLIFULL HOME’Sのカタログ一括請求を利用するのがおすすめ

この記事は平屋の間取りや特徴を解説します。平屋を建てたい方は、ぜひ最後までお読みください。

1000万円台の平屋の間取りと住宅会社

1000万円台の平屋の住宅会社と間取 さっそく、1000万円台の平屋の間取りと住宅会社を解説します。
読みたい住宅会社をタップ!

石川県・福井県対応の平屋に特化したハウスメーカー「平屋コレクション」もローコスト住宅を提供しています。
平屋コレクションの口コミや間取りが気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

はなまるハウス

はなまるハウス

引用元:はなまるハウス 公式サイト

会社名 はなまるハウス株式会社
所在地 〒372-0034 群馬県伊勢崎市茂呂町1-408-7
設立 1990年
予算 940万円〜
電話番号 0270-30-1688
営業時間 9:00〜18:00(店舗によって異なる場合もあります)
公式サイトURL https://870house.jp/index.php

はなまるハウスは、ケイアイスター不動産のグループ会社の注文住宅です。
価格がはっきりわかるように規格型の注文住宅を提供しています。

平屋は19坪2LDKの713万円(税別)全5プランと24坪2LDK〜3LDKの870万円(税別)全6プランが用意されています。
平屋の他に二階建て住宅もリーズナブルな価格で提供していて、豊富なプランから選ぶ事ができます。

はなまるハウスの公式サイトで詳細を見る


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全国には沢山の住宅会社があるぞ!「どういう基準で会社を選んだらいいかわからない」という方は、LIFULL HOME’Sでカタログを一括請求して見比べてみるのもありじゃぞ! カタログを読むと、自分の理想の家づくりを一気にイメージしやすくなるんだ!

ペンギン生徒

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セイカホーム

引用元:セイカホーム 公式サイト

会社名 株式会社セイカホーム
所在地 熊本県熊本市南区平成1丁目13−17
設立 2013年
予算 998万円〜
電話番号 096-325-8822
営業時間 9:00〜18:00(店舗によって異なる場合もあります)
公式サイトURL https://seikahome.com/index.html

セイカホームは熊本県にあるローコスト注文住宅を提供するハウスメーカーです。
平屋のプランは「ハピネスーエイチ」の15.99坪プランで850万円(税別)があります。
「ハピネスーエイチ」は、二人暮らしにぴったりなちょうどいい平屋のプランです。

コンパクトにまとめながらも、しっかりとプライベートスペースをとる事ができる間取りが特徴になります。
また、価格は1000万円を少し超えますが、坪数が広い「縁」のプランも1200万円〜とリーズナブルに建てる事ができる平屋を用意しています。

セイカホームの公式サイトで詳細を見る


アザラシ先生

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アイダ設計

引用元:アイダ設計 公式サイト

会社名 アイダ設計
所在地 〒330-0854 埼玉県さいたま市大宮区桜木町二丁目286番地
設立 1981年
予算 900万円〜
電話番号 店舗によって異なるため、こちらをご覧ください。
営業時間 店舗によって異なるため、こちらをご覧ください。
公式サイトURL https://www.aidagroup.co.jp/

アイダ設計で成約された注文住宅の価格はほとんど1000万円台で建てられています。
資材の調達を会社指定にし、設備を規格化する事でコストパフォーマンスに優れた注文住宅を提供します。

平屋、2階建て、3階建ての豊富な間取りプラン集をアイダ設計のホームページから見る事ができます。
価格はもちろん設備やこだわりの自由設計、最長35年の長期保証を付けて理想のマイホームを実現してくれます。

アイダ設計の公式サイトで詳細を見る

ヒラキハウジング

引用元:ヒラキハウジング 公式サイト

会社名 ヒラキハウジング
所在地 熊本市中央区出水4-14-13
設立 大正14年
予算 880万円〜
電話番号 096-366-6060
営業時間 記載なし
公式サイトURL https://www.hiraki-h.com/

94年の歴史を誇る熊本県に所在する住宅会社です。
平屋のプランは「建つんです500」と「まるごと850」があります。

プラン名にある数字の通り、「建つんです500」は500万円の平屋となっていて、二人暮らしでコンパクトな住宅を求めている方や借家にぴったりなプランとなっています。

「建つんです500」のグレードを高くした「まるごと850」は元々オプション扱いであった商品を初めから取り入れて、間取りを広げた850万円で平屋を建てるプランとなっています。
平屋の他にもローコストで建てられる二階建て住宅のプランも揃っている規格型注文住宅を提供する住宅会社です。

ヒラキハウジングの公式サイトで詳細を見る

富士住建

引用元:富士住建 公式サイト

会社名 株式会社 富士住建
所在地 〒362-0031 埼玉県上尾市東町2-9-20
設立 昭和62年10月8日
予算 1,600万円〜
電話番号 048-778-3310
営業時間 9:00〜18:00(店舗によって異なる場合もあります)
公式サイトURL https://www2.fujijuken.co.jp/

自由設計、完全フル装備の家を強みとする富士住建が建てる平屋は、足腰に負担のかからないバリアフリーな間取りに対応し、長く安心して暮らせる平屋を提供してくれます。

間取りも家事動線の効率が考えられ、勾配天井が空間を開放的にさせ広々とした生活を送る事ができるでしょう。
28坪3LDK+シューズクローク+パントリー+ロフト+太陽光発電システム2.50kw搭載のプランが本体価格1691.2万円(税別)となっています。

富士住建の公式サイトで詳細を見る

下記の記事は富士住建の口コミや、独自ルールについてまとめています。富士住建が気になる方は合わせてお読みください。

富士住建で後悔?やめた人の口コミやトラブル事例まとめ!一条工務店他競合との比較もしました

富士住建は、同じ価格帯の中では飛びぬけて標準仕様が豪華なハウスメーカーです。「完全フル装備の家」を打ち出すだけあって、完全自由設計かつハイグレード設備が最初からついてきます。

レオハウス(現ヤマダホームズ)

会社名 株式会社ヤマダホームズ
所在地 群馬県高崎市栄町1番1号
設立 1951年6月14日
予算 1,600万円〜
電話番号 展示場によって異なるため、こちらをご確認ください。
営業時間 展示場によって異なるため、こちらをご確認ください。
公式サイトURL https://yamadahomes.jp/

商品ラインナップの一つである「ハッピーレオハウス」は、これまでレオハウスが設計した28000プランから人気のプランを厳選し、12のテーマに沿った120プランを用意しています。
豊富なプランを選び、設備や仕様を決めて理想のお住まいを叶えてくれます。

平屋のプランは24帖を超える広々としたリビングとたっぷり収納できるウォークインクローゼットがついて建物工事価格(税別)1340万円〜となっています。
さらに安心な耐震等級3と長期優良住宅の対応が可能です。

レオハウスはローコスト住宅のハウスメーカーの一つでした。
2021年2月ヤマダホームズと合併し、現在はレオハウス事業本部として引き続き、完全自由設計の注文住宅を展開しています。
看板商品であるYAMADA スマートハウスも、レオハウス事業部が手がけています。
参考:ヤマダホームズ

ヤマダホームズの公式サイトで詳細を見る

ミラクルホーム

引用元:ミラクルホーム 公式サイト

会社名 株式会社ミラクルホーム
所在地 〒980-0021
宮城県仙台市青葉区中央4-10-3 JMFビル仙台01 17階
設立 昭和62年10月8日
予算 1,000万円〜
電話番号 0120-20-3796
営業時間 9:00〜18:00(店舗によって異なる場合もあります)
公式サイトURL http://miraclehome.jp/

ミラクルホームは、宮城県を中心に活動する平屋住宅専門の会社です。
安心・自由・広さをコンセプトに満足のいく価格と性能を持った平屋住宅を提供します。本体価格1000万円以下からの各プランと、希望に応じたフリープランも対応が可能です。

平屋のプランには、メーターモジュールを採用し、車椅子でも楽々移動ができるように室内ドアの開口幅835mm〜1415mmを取り入れています。
バリアフリー対応で年配の方や子育て世代の方にも安心・安全なお住まいを提供しています。

ミラクルホームの公式サイトで詳細を見る

住宅会社については下記の記事でランキング形式にご紹介していますので、良ければご参考ください。

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1000万円台の平屋の家を建てるメリット・デメリット

平屋を検討する方は、まず家を建てる金額よりも平屋のメリット・デメリットを確認しましょう。
二階建てと平屋では住み心地は大きく違います。

平屋の良いところと悪いところをよくチェックして購入を検討しましょう。
下記では平屋のメリット・デメリットをポイントでお伝えしていきます。

平屋のメリット

平屋のメリットは下記の通りです。

平屋の6つのメリット

1.生活導線が効率的になるから住みやすい

平屋は二階建てと比べてコンパクトなので、生活導線がシンプルかつ効率的になります。

ちなみに生活導線とは、家の中で生活している人が通る移動ルートのことです。

導線の種類 内容
家事導線 洗濯や掃除、調理などを行うときの移動ルート。
家事導線がコンパクトであればあるほど、家事がしやすくなります。
衛生導線 洗面室やトイレ、浴室などの移動ルート。
プライバシーを考慮したうえで、それぞれの場所を検討する必要があります。
通勤導線 学校や仕事へ行くときの移動ルート。
忙しい時間でもスムーズに準備ができ出発できるようにすると良いでしょう。
来客導線 玄関から客間までの移動ルート。

ここでは家事導線を例として挙げます。

普段家事に取り掛かるとき、同時並行で進める方が多いと思います。
その日のご飯を作りながら洗濯機を回したり、鍋を沸騰させている間に子どもの面倒をみたり。

このように家事を進めるとき、動線がコンパクトだと移動が最短になり無駄な動きがなくなります。

二階建てだと洗濯機のある1階と、洗濯物を干すベランダがある2階があり、どうしても行き来しなければいけません。(地味にストレスですよね)

平屋は昇り降りがないので、こういったストレスを感じることなく生活できますよ。

2.地震の揺れや台風に強い

地震大国の日本で家を建てる場合、耐震性が気になりますよね。

結論として、平屋は二階建てと比べて地震と台風に強いです。
なぜなら、「シンプルな構造かつ、建物の高さが低いから揺れの影響を受けにくいから」です。

地震は建物の高さが高ければ高いほど、揺れの影響を受けやすいです。
したがって、二階建てや三階建ては揺れやすく、耐震性を高めるためには強い木材や制振ダンパーを使用しなければいけません。

反対に、平屋は一階建てで高さがないうえに重さがありません。

二階建てや三階建てと比べて、上からの重量がないので、シンプルな構造なうえに耐震性も必然的に上がるということです。

3.メンテナンス費用を抑えられる

平屋は二階建てと比べてメンテナンス費用を抑えられます。

理由は大きく分けて3つあります。

平屋がメンテナンス費用を抑えられる理由
  • 2階がないから家が傷みにくい
  • 外壁の修繕面積が狭いため、費用が安くなる
  • 外壁や屋根の修繕の際、足場を組む必要がないため余分な費用が発生しない
2階がないから家が傷みにくい

先述した通り、平屋は一階建ての家。
二階建てと比べてワンフロアで収まり、家自体の重さが少ないです。

家自体の重さが少ないということは、躯体の負荷が二階建てよりも低く痛みにくい構造となっているのです。

また二階建てや三階建てと比べて、家の傾きやゆがみの修繕費用も安くすむ場合もありますよ。

外壁の修繕面積が狭いため、費用が安くなる

家の外壁は徐々に劣化するため、基本的に10年〜15年に一度のペースで塗り直します。

塗り直しの費用も家の大きさによって異なります。
二階建てで塗り面積が200m2の場合は、屋根と合わせると約80万〜160万円の費用が発生。

平屋はワンフロアで塗り面積が少ないため、外壁の修繕費用が比較的安いです。

外壁や屋根の修繕の際、足場を組む必要がないため余分な費用が発生しない

平屋の外壁の修繕費用が安い理由がもう一つあります。

それは、平屋は二階建てと比べて足場代の料金が安くすむからです。
(足場とは、家の外観を覆うように設置する金属製の踏板・柱のことを指します)

外壁を塗り直したり、修繕を行う場合、職人が立つ場所として足場が必要になります。

この足場の料金も、塗り面積と同様に家の大きさによって変わります。
家の大きさが大きければ大きいほど、足場に必要な柱や板が必要なので費用がかさむのです。

平屋はワンフロアと小さいため、必然的に足場代も安くなりますよ。

4.バリアフリーの環境を整えやすい

平屋はワンフロア完結なので、バリアフリーの環境を整えやすいです。

今日の家づくりは、老後の生活を考えながら間取りや設備を決める方が多いです。
高齢になると階段の昇り降りが難しくなるため、それを見据えて平屋を選択する方もいます。

老後の生活だけではありません。ご家庭に小さな子どもがいる場合、階段の転倒リスクもなくなりますよ。

5.家族とコミュニケーションが取りやすい

生活がワンフロアで完結する平屋は、家族とコミュニケーションが取りやすいです。

階層に分かれている二階建てや三階建ては、個室で過ごす時間が多くなったり、昇り降りをしないと家族と顔を合わせなかったりしますよね。

平屋で生活していると自然と家族と顔を合わせる機会が多くなるので、コミュニケーションを取る頻度が増えるでしょう。

6.小屋裏を活用できるから収納に困らない

小屋裏とは、屋根下部分のスペースのこと。
屋根下がデッドスペースとなる平屋の場合、小屋裏込みの間取りを提案しているハウスメーカーが多いです。

平屋は二階建てと比べて収納スペースが少なめ。
この小屋裏を収納スペースとして活用し衣服や荷物を置くことで、他の部屋をスッキリできます。

平屋のデメリット

平屋のデメリットは下記になります。

  • 屋根や基礎の工事面積が増えるため二階建てと比較すると割高
  • 防犯・プライバシーの確保が難しい
  • 採光の計画がシビア

上記で前述しましたが、平屋の大きさによっては屋根の面積と基礎の面積が増えます。
平屋は同じ床面積でも建築面積が広くなりますので建築コストは二階建てと比べると少々割高です。

また、階層がない平屋は、居住する空間が常に人の目線レベルにあります。
車や歩行者など外部からの目線が入りやすい建物でもあるため、防犯とプライバシー確保の対策を十分に取る必要があります。
平屋を建てる時は、防犯カメラの設置やピッキングされにくい防犯性の高い玄関、目隠し用のフェンスの設置など取り入れて対策をしましょう。

また、平屋を建てる際は、部屋の中に十分な採光が取れるか注意しましょう。
高い建物に囲まれている場合は、家の中に光が入り込まない可能性があるため、設計時に採光計画をよく確認しておく事が大切です。

平屋を建てるのを検討している方は、実際に平屋を建てた経験者の体験談を参考にする事をおすすめします。
下記の記事は平屋を建てた方を対象にアンケートを取り、平屋の魅力や注意点についてコメントを頂きました。
たくさんのアドバイスを掲載していますので、良ければご参考ください。

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1000万円台の平屋とはどんな家?

平屋のメリット・デメリットがわかったところで、やはり平屋を建てようと決めた方は1000万円台の平屋はどんな家になるかチェックしておきましょう。

ここでは、1000万円台の平屋がどんな家か特徴をお伝えし、どんな人が1000万円台の平屋を建てるのに適しているかお伝えしていきます。

1000万円台の平屋は注文住宅でも規格型の家づくりになる

1000万円台で建てられる平屋は、注文住宅でも規格型住宅となっている傾向にあります。
規格型住宅とは、セミオーダー住宅とも呼ばれていて、あらかじめ決められたプランの中から選び、設備や仕様、間取りを好みに合わせて変更していく設計となっています。

しかし、規格型住宅でも設計できる自由度は会社によって異なり、ほとんど変更ができない可能性もありますので注意しましょう。
規格型住宅はすでに土台となるプランがあるため、設計の時間短縮や建材、設備などの大量発注が可能になるため大幅なコスト削減ができます。

ローコストで建てる事ができる平屋は、このように間取りや設備などの仕様の制限が掛けられるため、自分の思うような家づくりができない可能性があります。

1000万円台の平屋の表示価格は本体工事のみの価格

住宅会社が提示する平屋の価格は、本体工事のみで他の付帯する工事の費用が含まれていないのがほとんどです。
本体工事の他にかかる費用とは、建築確認申請費用や屋外給排水工事費用、ガス配管工事費用、外構工事費用などです。

住宅会社によって価格に含まれるものと含まれないものが異なりますので、必ずチェックする事が大事です。
会社によっては、屋外給排水工事はある長さの範囲までは価格に含まれ、指定された長さ以上は追加費用となる場合もあります。

会社により表示価格に含まれるものは異なりますが、例として下記のように工事費用が分けられています。

表示価格に含まれるもの
本体工事、屋外給排水工事(10mまで)、雨水排水工事(10mまで)、屋外電気工事、仮設工事(電気・水道・足場)、地盤調査費、設計監理料、瑕疵担保保証保険、諸検査費用、確認申請費用
表示価格に含まれないもの
地盤改良費、外構・造園工事、ガス配管工事、建物解体費用、上下水道取出工事、浄化槽工事、用途地域対応費、住宅ローン融資手数料等、登記費用、抵当権設定費用、火災保険料、印紙代、水道局納付金、TVアンテナ工事、カーテン工事、引越し代、認定住宅申請及び取得費用、行政認定手数料など

1000万円台の平屋はシンプルな家が基本

1000万円台の平屋は建築コストを抑えるためにシンプルな形状のプランが多いです。
よくあるボックス型の平屋の提案が多く、外壁などの建材の使用量が少なく、ローコストに平屋を建てられるように設計がされています。

また、家の建築コストは凹凸が多くなるほど高くなる傾向にあるため、複雑な間取りにする事は1000万円台の平屋には難しいかもしれません。
シンプルな見た目のせいか、あまりにこじんまりとした平屋だと、安っぽく見えてしまったり、小さい家と感じてしまったりする可能性があるでしょう。

1000万円台の平屋の基本性能はあまり期待できない

快適に暮らせる家とは、断熱性や気密性、耐震性など家にとって重要な基本性能を持っている家です。
価格が安くても、この基本性能が劣っていると住みづらい家となってしまうので注意しなければいけません。

ローコスト住宅とはいえ、必ずしも基本性能が劣るとは言えませんが、1000万円台の平屋を建てるのなら必ずどれくらいの性能があるかチェックしておきましょう。
ローコスト住宅のプランには、システムキッチンやシステムバスなどの住宅設備や外装材、内装材などの種類は載っていても、断熱性や気密性、耐震性については特に記載されていない事があります。

建築基準法で一定の住宅性能の基準をクリアするように定められていますが、それは最低限の基準です。
現在の住宅は建築基準法に定められた性能以上の住宅を建てている会社が多いです。

断熱性と気密性が劣るとランニングコストが掛かり生活費を上げてしまうため、長い目で見ると断熱性や気密性、耐震性の基本的な性能は高く設計しておく事をおすすめします。

メンテナンスの費用が掛かる可能性がある

1000万円台の平屋に使われる建材の品質が悪いと、耐久性が低くすぐに交換しなければいけなくなる可能性があります。
また、上記で前述した平屋の基本性能が低いと、建物への劣化度も高くなりますので、家を長持ちさせるには、基本性能と使われる建材の品質はある程度の基準をクリアしておく方がいいでしょう。

例えば、システムキッチンやシステムバス、トイレ器具などの住宅設備は、器具のみの交換が可能です。
それに代わって床材や室内ドア、幅木等の造作材を交換する際は、一つの部屋だけで納めるのは難しく、複数の部屋まで工事をしなければいけなくなる可能性があります。
状況によっては壁紙の貼り替えも必要になるかもしれません。

内装材の他にも外壁材でよく採用されるサイディングは、比較的に費用を抑えられ多く普及していますが、外壁塗装や外壁の張り替えなど一回のメンテナンス費用でも高額な工事代金が必要になります。
メンテナンスする周期をなるべく長くするためにも、工事規模や工事費用が高くなりやすい箇所はグレードを上げておく方がいいでしょう。

「なぜ安いのか」ローコストである理由を必ずチェックしよう

ローコストとは言っても、どれも品質が悪いというわけではなく、価格を安くする事ができる理由がある事を把握しておきましょう。
なぜ価格が安いか、きちんと理解しておく事で、住宅会社が提供する平屋の品質や適切な価格であるかを見極める事ができるようになります。

では、ローコストで家を提供する事ができる理由について下記にまとめましたのでご覧ください。

  • 設備や建材を大量発注している
  • 規格型にする事で効率の良い設計にして人件費を削減
  • 施行工程の単純化で工期短縮と人件費の削減をしている
  • シンプルな間取りにする事で材料費や人件費を抑える

ローコスト注文住宅のほとんどは規格型を採用しています。
設計をパターン化する事で余計な建材の発注をなくして材料費のコストを削減しています。
さらに、施行体制も単純化する事で工事期間を短縮し、人件費を抑えています。

また、ローコスト住宅を提供する会社は大々的に宣伝をしない傾向にあり、広告費を削減して建築コストを抑える努力もしています。

このように家の費用を安くするために品質を悪くしているという事ではなく、企業努力により建築コストを削減している会社もありますので、なぜ家の価格が安いのか、よく確認しておきましょう。

1000万円台の平屋はこんな人におすすめ!

1000万円台の平屋は、比較的に安い費用で家を建てる事ができるため、二階建ての家ほどお金の負担は軽くなります。
しかし、平屋と二階建ての家は、住み心地がまったく異なりますので、住む人のライフスタイルに合っているかよく検討する事が大事です。

では、どんな人が1000万円台の平屋に合っているか下記をご覧ください。

  • 改修工事で500〜1000万円を超える費用が発生してしまう
  • 老後の暮らしでそこまで広さを必要とせず、お金も抑えたい
  • 一人暮らしや二人暮らしで部屋数があまりいらない

家は年数と共に劣化していきますので、築30年以上となると改修工事か建て替えを検討する必要が出てきます。
老朽化した建物を全体的に改修するとなると、工事費用はかなりの額が掛かり、500万円〜1000万円掛かるケースもあります。

二階建ての家を建て替えする場合だと、新築工事に加え解体工事も含まれますので、負担する金額は高額になります。
そこまで家が長く保たなくてもよく、高齢世帯の二人暮らしで部屋数もいらない、という場合は、必要最低限の部屋を設けた1000万円台の平屋が適しているかもしれません。

また、平屋は段差のないバリアフリーの設計が可能で、家事動線も効率よくできるため家の費用負担を減らしたい子育て世帯にも向いていると言えるでしょう。

1000万円台の平屋の家を建てる会社の選び方

1000万円台の平屋を建てる住宅会社は各地域にあります。
全国展開している住宅会社もありますが、地域密着型や全国ではありませんが比較的広範囲の地域で活動する工務店やハウスメーカーも1000万円台の平屋を提供しています。

ローコスト住宅を提供する会社は、大手ハウスメーカーのように大々的に宣伝していない事もあるため、見つけにくいと感じる方もいると思います。
では、どうしたら1000万円台の平屋を建てる会社を見つけるかというと、インターネットや住宅情報誌を見て探すといいでしょう。

住宅情報誌はお住まいの地域から探せるので、インターネットで検索するよりも見つけやすくおすすめです。
また、インターネットでも地域別で住宅会社を探す事ができるサイトもあります。

地道ではありますが、要望に応えてくれる住宅会社を見つけるには情報収集が重要です。
建てたい家の希望をはっきりさせて、要望に応えてくれる会社の情報を収集しましょう。
ある程度の住宅会社を絞る事ができましたら、見積もりを取るのですが、必ず複数の会社に依頼して相見積もりを取る事が大切です。

オシャレな平屋をローコスト住宅で建てる!家族構成にあわせた住まいで家事ラク&快適な暮らしを

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まとめ

1000万円台で建てられる平屋は、金額がリーズナブルでとても魅力的な住宅です。
家の費用が安い理由を知っておけば、購入する時も納得して平屋を手に入れる事ができるため後悔もしにくいかと思われます。

家づくりは、まず情報収集が大切ですので、いろいろな住宅会社をよく調べておきましょう。
また、住宅会社を選ぶ際は、家の品質や金額を比較検討できるように相見積もりを必ず取る事が大事です。

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