賃貸歴10年、引っ越し経験4回のわたしが教える賃貸選びのポイント

賃貸歴10年、引っ越し経験4回のわたしが教える賃貸選びのポイントのイメージ

「マイホームか賃貸か・・・」、「賃貸だとしたら、どんなところがいいのか・・・」という悩み。

30代になると、このように住居に関する悩みを抱える人が多くなります。

まさにわたしもそうで、これまで「家をどうするか」ということについてはまだまだ先のこととか、他人のこと、というイメージがありました。

しかし、夫、妻、子どもたちなど家族ができたり、異動や転職など働き方を変えたりすると「住む場所」を考えるきっかけは多くなるものです。

この記事では、全国転勤が当たり前の国家公務員として10年間働き、引っ越しも4回経験している「生涯賃貸生活」のわたし、ライターのめんおうが「賃貸選びのポイント」について紹介します。

賃貸選びのポイントは、いろいろなところで記事にされていますが、この記事を読めば漏れなく間違いなく賃貸選びができるようにしてあります。

ぜひ参考にしてくださいね。

【著者】めんおう
地方育ちで読書と旅行とロードバイクが好きなライターです。
ブロガー、元上場ラーメン企業戦士で元防衛省通訳。
得意分野は働き方、転職、英語、節約など。

立地条件の最低ラインを決めよう

賃貸を選ぶときは、たくさんのポイントがあって「何から考えればいいのかわからない」ということは多いと思います。

そんなときは、立地条件の最低ラインを決めるのがいいでしょう。

例えば、職場が遠く電車通勤が必須の人なら「駅が近くないとムリ」ということがあると思います。

こんなときは賃貸の内装や賃料ではなく、「立地条件で最低ラインを決めて」しまいましょう。

すると、たくさんあった「候補」がかなりの数、限定されるのです。

立地条件を考える手がかりはたくさんあります。

病院、駅、コンビニ、ドラッグストア、飲食店、家電量販店、雑貨屋、公園など、近くにあると便利な施設はたくさんありますからね。

ちなみにわたしは、大きな公園から1km程離れた「ちょうどいい場所」の賃貸に住んでいますが、近すぎるのは厄介かもしれないようです。

また、職場、子どもの学校や幼稚園の場所や通勤、通学経路上にスーパーがあるか、あればついでに買い物できるか、という細かなことも住み始めてわかる大きな判断材料です。

賃貸選びにおいては、最初にその賃貸での日常生活をイメージアップし、「立地条件の最低ラインを決める」ようにしましょう。

広さと間取りを決めよう

次は、「広さと間取り」です。

これは内装だけでなく、ベランダや玄関も含めて検討しましょう。

また、実際に賃貸の確認に行った時に「うわぁ~、広くていい部屋だねぇ!」という感想を持つことは多いのですが、しっかりとライフプランを考えた上で賃貸を選ぶのが大切です。

今は独身、夫婦二人かもしれませんが、子どもは何人を予定しているのか、予定していないのか。

子どもが大きくなったら、子ども部屋や勉強部屋はどうするのか。

このように、ライフイベントまで想像しておかないと数年後には「住みづらいぞ・・・」となってしまうのです。

10年、20年ほどの長い目で見て、広さと間取りを考えましょう。

日当たりと風通しを確認しよう

賃貸選びにおいて「日当たりと風通し」は絶対に外せないポイントです。

住み始める前は「暑かったらクーラーで」などと考える人もいるかもしれませんが、日当たりと風通しのインパクトは極めて大きく、クーラーや扇風機程度では替えは利かないものなのです。

わたしは今4階に住んでおり、日当たりも風通しも素晴らしいのですが、下の階は隣の建物の影響で日当たりも風通しもいまいちで、住んでいる人は「かなり不満」とのことです。

同じ立地条件、広さ、間取りでもこれほど満足度が違ってくるものなのです。

日当たりと風通しは、賃貸選びのポイントの中でも最重要項目の一つなので、優先するようにしましょう。

※窓の数、大きさ、日当たりや窓の位置から見た風の抜ける方向まで考えましょう。

押し入れの中や水周りのカビを確認しよう

次は、意外と見落としやすいポイントです。

入居前は、必ず「押し入れの中や水回りのカビ」を確認しましょう。

入居前の確認で見落とすと、修理代を負担してもらえなかったり、木造建築の場合は見えているカビ以上に、建物に深いダメージがあったりするものです。

例えばこの記事は、「お風呂の床の模様の異変」に気づいてシロアリ駆除をお願いした話です。

カビではありませんが、押し入れの中や水回りは同じような異変を見つける手がかりのある場所です。

入居前の確認で時間はかかるかもしれませんが、きちんと見るようにしましょう。

※押し入れの隅の方も確認しましょう。

※水回りは過去の使用した後や、水漏れがないかも確認しましょう。

細かい賃貸選びポイント集はこれだ!

ここでは、紹介しきれなかった「賃貸選びのポイント」を箇条書きで一言添えつつ、参考記事も併せて紹介します。どれも大切なことなので、漏れのないようにしましょう。

木造か鉄筋コンクリートか

必ずしも「鉄筋コンクリートの方が優れる」というわけでもありません。「造り」に関しては、担当者にきちんと確認しましょう。

何階に住むのか

1階に比べ上の階の方が、防犯、防音、日当たり、風通し、害虫の観点から有利です。

3階建て住居のメリットデメリット

はじめまして、2017年1月生まれの「んぎぃちゃん」の日々の成長を記録しているブログを描いている、んぎぃちゃんのマッマ「んぎまむ」です。我が家は、妊娠中に建て売りの3階建て(いわゆるペンシルハウスですが)を購入しました。

築35年古マンションの最上階角部屋在住6年目レポ

「いいとこ住んでるねえ~」だろうか、それとも「お金持ってるねえ~」だろうか、はたまた「わたしなら絶対ごめんだね」だろうか。もちろん価値観はさまざまながらも、やっぱり「住めたらいいよね、最上階角部屋」な印象を持たれる方が多いのではないかと思う。

ベランダの広さ

ベランダは洗濯ものや布団を干すだけではなく、大き目の不燃ごみを置いたり、エアコンの室外機を置いたりもするので、広めがいいでしょう。「どのように使うか」を具体的にイメージアップしましょう。

風呂の給湯操作パネル

古い賃貸になると、いまだに「ガスで沸かすタイプ」のところもあります。賃料との兼ね合いもありますが、給湯操作パネルがついていた方が便利でしょう。

ガスは「都市ガス」を選択

プロパンガスか都市ガスかということですが、プロパンガスの方が割高なので都市ガスを選びましょう。

賃貸の駐車場など、建物周りの清掃は誰がするのか

共益費を払っているはずなので、それがきちんとした目的で使われているかどうかを確認するのがいいでしょう。「清掃は個人で」というのは正直、きついです。

駐輪場やゴミ回収場所の位置

それぞれ、十分なスペースがあるか、賃貸の建物から離れすぎていないか、屋根がついているかなどを確認するといいでしょう。

居住者のマナー

吸い殻が落ちていたり、ゴミを指定曜日以外に出していたりする賃貸の利用者は、他の場面でもマナーが悪い可能性があることを頭に置いておきましょう。

同じ賃貸に住む人に「変な人」がいないかどうか

見学の際に、管理人などに聞くとどのような人が住んでいるかについて教えてもらえることもあります。

中古マンションを購入した体験談

中古マンションを購入した理由

初めまして!ほわわん子育て絵日記という子育てブログを描いておりますけえこと申します。 うちには子供が3人おります。長男(13歳)次男(11歳)長女(8歳)です。

独身者の部屋選びのポイント

一人暮らしの部屋選びで気を付けておきたいポイントを徹底解説!

特に初めての方には大変ワクワクする気持ちと不安な気持ちが入り混じって、何とも言えない気持ちで新しい場所で移り住もうとしている方が多いのではないでしょうか。

最後に

「賃貸選びのポイント」を賃貸に住んで10年、4回の引っ越し経験からまとめました。

住み始めてから「ちょっと不便」とか「イメージと違った」という不満を持つ人は多いものですが、それでは間に合いません。

多くの場合、賃貸選びでの失敗は、住み始める前の確認で避けることができるので、この記事のポイントを基に賃貸選びを進めるといいでしょう。

将来の生活や仕事がどうなるかわかりにくい今の時代、「マイホームより賃貸を」という人が多くなっているのを感じます。

住む場所を変えたり、グレードを上げ下げしたり、何かと自由度の高い賃貸ですが、きちんと選ぶ際のポイントを押さえて選ぶようにしましょう。

あなたの賃貸選びが成功することを祈っております。

【著者】めんおう
地方育ちで読書と旅行とロードバイクが好きなライターです。
ブロガー、元上場ラーメン企業戦士で元防衛省通訳。
得意分野は働き方、転職、英語、節約など。
ブログ、Twitterでは、「書くことを」で生きていく生き方を全力で発信しています。人生、明るく、楽しく、軽やかじゃなきゃ。
ブログ:めんおうブログ(https://www.zinseitanosiku.com/
Twitter:https://twitter.com/mennousan

※インスタ、Facebookはやっていないので掲載しておりません。

 
こちらの記事もよく読まれています
ページのトップへ