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ローコスト住宅の窓の断熱性能は?窓は家の断熱性能においてとても大事!

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ローコスト住宅の窓の断熱性能は?窓は家の断熱性能においてとても大事!のイメージ

ローコスト住宅を建てることを具体的に考えはじめると、「窓」のことも気になりませんか?窓は、部屋の空気を入れ替えるためだけでなく、実は家の中を温めたり、逆に紫外線を遮って暑さを抑えたりする効果もあります。最近の窓は高性能になり、このような断熱性能はとくに強化されています。そこで、窓の役割と、価格が安いローコスト住宅の窓はどうなのか?をここでは検証していきます。

とくに、当ページでは、

  • 窓の種類や性能の違いは?
  • 結露が気になるけど、ローコスト住宅は大丈夫?
  • ローコストハウスメーカーの実際の窓の標準仕様は?

について、詳しく解説していきます。

窓の重要性と断熱性能は?フレームやガラスの種類を知ろう

まずは窓の重要性と窓についての基本的な知識を解説します。
窓は、家にとって大変重要な部分だということを知っていただきたいと思います。

窓の役割とは

窓の役割は、家の中に太陽の光や暖かな熱を取り込んだり、風を通して換気したりすることです。

外の景色を部屋の中から見ることや、外の様子やご近所の人たちとの接点をもつことも、窓がなければできません。

このように窓は、家の中での暮らしに豊かさや快適さを与えてくれるものです。

でも窓の役割はそれだけでありません。

家の中と家の外の熱の移動は、屋根・外壁・床、そして換気によるものとの割合を見ると夏は外の熱のうちおよそ71%が窓から入り、冬は家の中の暖かい熱のうちおよそ48%が窓を通して外に出ていってしまうのです。

気密断熱性の高い家を建てるために、外壁・屋根・床の断熱材とその施工法はもちろん大切ですが、窓選びもとても大切だということがおわかりいただけるかと思います。

窓のパーツを知っておこう

窓の種類や性能を知るために、まず高性能な窓の主なパーツを知っておきましょう。

高性能な窓にはいくつかタイプがあるのですが、ここでは「複層ガラス」を基本に解説していきます。

・フレーム
窓枠のことです。サッシともよばれます。
室内側のフレームと室外側のフレームで構成されています。

・ガラス
高性能な窓だと、最低でも2枚のガラスからなる複層ガラスが採用されています。
「ペアガラス」という名称が有名ですが、これはAGCが商標登録していますのでこの記事では「複層ガラス」と表記しています。
どちらも同じ形状のガラスを指します。

・スペーサー
スペーサーは、複層ガラスやトリプルガラスのガラスとガラスの隙間を埋めています。

スペーサーによって2枚以上のガラスがフレーム内に固定出来るので、とても重要なパーツです。中には乾燥剤が入っています。

この3つのパーツを知っていれば、このあとの各パーツの詳しい種類がわかりやすいと思います。

では、フレームとガラスそれぞれの種類やタイプをみていきましょう。

フレーム(サッシ)の種類と性能

まずはフレームの種類とそれぞれの性能を解説します。

(「フレーム」と「サッシ」は一般的に同じ意味で使われています。この記事ではフレームで統一しています。)

樹脂フレーム

樹脂フレームとは、室内側と室外側のすべてが樹脂でつくられているフレームのことです。

樹脂とは、塩化ビニール樹脂ともよばれている素材で、一般的には私たちが”プラスチック”とよんでいるものです。

樹脂フレームの特徴は高い断熱性があることです。

樹脂フレームは世界的に見ると、寒い国を中心に普及率がとても高いのですが、日本ではまだまだ普及していません。

樹脂フレームのメリット

  • 断熱性が高い
  • デザインが豊富
  • 防音効果がある

樹脂フレームのデメリット

  • 強度が低い
  • 強度を出すためフレームの幅が広いので、ガラス面積が小さくなる
  • フレーム自体が重い
  • アルミに比べて紫外線に弱い
  • コストが高い

フレームの中で一番グレードが高いのが樹脂フレームです。
しかしコストが高いことがネックです。

アルミ樹脂複合フレーム

アルミ樹脂複合フレームとは、室外側がアルミ、室内側が樹脂でつくられているフレームのことです。

アルミは軽くて強度があるので、その特性を活かしたメリットがあります。

アルミ樹脂複合フレームのメリット

  • 樹脂フレームより軽い
  • フレーム幅が狭くても強度があるので、ガラス面積が広い
  • 雨風に強い
  • 紫外線に強い
  • アルミフレームと比べて断熱性が高い
  • 樹脂フレームよりもコストが低い

アルミ樹脂複合フレームのデメリット

  • 樹脂フレームや木製フレームと比べると断熱性が低い
  • アルミフレームと比べてコストが高い

複合フレームはアルミと樹脂それぞれのメリットを活かして、樹脂フレームよりもコストを下げたフレームです。

しかし断熱性も樹脂フレームよりは下がってしまいます。

アルミフレーム

アルミフレームとは、アルミニウム合金でつくられているフレームのことです。
安価なため、高度経済成長期に日本で急速に普及しました。

アルミフレームのメリット

  • コストがいちばん低い
  • 耐久性が高い

アルミフレームのデメリット

  • 熱伝導率がとても高いので断熱性がきわめて低い
  • 結露がひどい

アルミフレームは非常に結露しやすいため今の新築では敬遠されがちです。

しかし価格が安いため、今でも日本でのフレームのシェアはアルミ樹脂複合フレームに次いで2位です。

木製フレーム

木製フレームは、すべてが木でつくられているフレームです。

木製フレームのメリット

  • インテリア性が高い
  • 断熱性・強度が高い
  • 耐久性が高い

木製フレームのデメリット

  • コストが高い
  • メンテナンスが必要

木製フレームは断熱性能が高いですが初期費用とメンテナンス費用が高額なので、現在日本の新築で採用されることは少ないです

ガラスの構成と性能

では次に、ガラスの構成と性能について解説します。

シングルガラス

1枚のガラスで構成される窓ガラスです。

薄いガラス1枚だと断熱性がとても低く冬の結露がひどいです。

最近の新築では採用されることは少ないですが、20〜30年ほど前の住宅の窓のほとんどがシングルガラスです。

複層ガラス

2枚のガラスから構成された窓ガラスのことです。

ガラス同士の空間は中空層とよばれ、その中は空気・ガス・真空のものがあります。

中空層の幅が大きいほど断熱性が高く、一般的には6mmか12mm幅のものが多いです。

シングルガラスに比べて断熱性が非常に高くなりますが、価格も高くなります。

トリプルガラス

3枚のガラスで構成された窓ガラスのことです。

中空層が2つあるので複層ガラスよりも断熱性がさらに高く、寒冷地に向いています。

しかしデメリットもあり、価格が高いこと・窓自体がとても重いことなどがネックです。

Low-Eとは?

最近のローコスト住宅の窓の仕様でも、Low-E(ロウイー)という言葉をよく聞きますよね。

Low-Eとは、「Low Emissivity」の略で「低放射」という意味です。

Low-Eガラスとは、特殊な薄い金属膜をコーティングしたガラスのことで、それにより太陽の放射熱を低減する効果を持っています。

複層ガラスやトリプルガラスの1〜2枚の内側(中空層側)に加工されるのですが、家の中外どちら側にLow-E加工するかで効果が違ってきます。

Low-Eガラスには遮熱タイプと断熱タイプの2種類があります。

遮熱タイプ

家の外側のガラスの中空層面にLow-E加工したものを遮熱タイプといいます。

これにより、太陽の日射熱を一気にカットすることができます。
さらに中空層で熱を弱めるため家の中に届く太陽の熱を減らすことができます。

西日や夏の日差しがきつい窓におすすめです。

断熱タイプ

家の中側のガラスの中空層面にLow-E加工したものを断熱タイプといいます。

外側のガラスは太陽の日射熱を通すため、内側のLow-Eガラスを通る熱が遮熱タイプより多くなります。

また、家の中の熱を外に伝えにくいので冷暖房の熱が外に逃げることを防ぎます。
日当たりの良くない窓や寒冷地にはこのタイプがおすすめです。

ガスが入っているか

複層ガラスやトリプルガラスにはガラス同士の間の中空層という空間があることをお伝えしました。

通常中空層には乾燥剤が入ったスペーサーを取り付け、乾燥空気で満たすことで窓に高い断熱性をもたせています。

この中空層をアルゴンガスというガスで満たすことによってさらに断熱性を高めた高性能な窓もあります。

また、アルゴンガスよりさらに断熱性が高いクリプトンガスを入れた窓もあります。

空気 < アルゴンガス < クリプトンガス < 真空

この順に断熱性が高く、窓のグレードと価格が上がります。

スペーサーの素材は?

ガラス同士の空間を形成しているスペーサーには、アルミ製のものと樹脂製のものがあります。

アルミはとても熱伝導率が高いため断熱性とは真逆の素材なのですが、フレームが樹脂へと移行している今でもスペーサーの素材としてはよく使われています。

樹脂の熱伝導率はアルミのおよそ1,000分の1です。

スペーサーの素材ももちろん樹脂の方が窓としてのグレードが上がります。

窓の結露はナゼ起こるの?ローコスト住宅でも結露しにくい窓がいい!

ローコスト住宅を検討していて窓のことを知りたいと思う人は、窓の結露も心配なポイントかと思います。

ローコスト住宅は、設備や建具のグレードが低いことがあるので心配ですよね。

次にここでは、なぜ結露が起こるのかや、結露しやすい窓・しにくい窓などについて解説します。

なぜ結露が起こるのか

結露と言えば、寒い冬の日の窓がビショビショになっている光景が浮かびますよね。

結露の原因を理解するためには、”飽和水蒸気量”を理解する必要があります。

飽和水蒸気量とは、空気中に含むことができる水蒸気(水)の限界量のことで、この量は空気の温度によって変化します。

空気の温度が高いほど飽和水蒸気量が多く、低くなると少なくなります。

そして結露の一番の原因は”湿度”です。

湿度が高い空気(水を多く含んだ空気)が急激に冷やされて温度が下がり、空気中に含みきれなくなった水蒸気が”水滴=水”として現れる現象が”結露”です。

窓以外でよく見られる結露の例は、氷の入った冷たい飲み物のグラスのまわりに水滴がつくことです。

空気中の水蒸気が冷たいグラスに触れて一気に冷やされることで、水滴となって現れます。

窓は家の中で最も外の冷気が入ってくる場所なので、窓ガラスやフレームが冷えてそこに結露が起こるのです。

結露が起こる条件は、湿度が高いこと・急激に空気の温度が下がること、この2つです。

ですので、たとえ急激に空気が冷やされたとしても湿度が低く乾燥していれば結露は起こりません。

また、湿度が高くても空気の急激な温度低下がなければ結露は起こりません。

結露は“家の病気”とまでいわれる大問題

結露は鬱陶しいものです。

冬、朝起きてカーテンを開けるといつも窓がビショビショ。 雑巾で拭いたりカーテンを乾かしたり…面倒ですよね。

しかし結露は面倒なだけの現象ではありません。

その理由は、結露により窓枠やまわりの木材や床材が濡れることでカビが生えることです。
カビは、アレルギーやさまざまな疾患の原因となりますし、ホコリなどと結びついてダニのエサとなります。

そして最もこわいのが、窓の結露の水が家の躯体の内部にまで染み込むことです。
そうなると目に見えないところで木の腐食が進んだり、シロアリの食害につながったりします。

また、窓以外でも結露は起こります。
クローゼットの中や壁の中などの内部結露です。

内部結露こそが“家の病気”といわれるほど重大な問題なのですが、その原因となる家の中の温度差を生み出す大きな要因である冷たい空気を入れるのが、窓なのです。

結露しやすいのはアルミフレーム

最も結露しやすい窓は、アルミフレームでかつシングルガラスの窓です。

ひと昔前の窓は、冬になると結露で水がしたたり出窓や床に水がたまるのが当たり前でしたよね。

金属は全般的に熱伝導率が高い物質ですが、その中でもアルミニウムは熱伝導率が比較的高い金属です。つまり、すぐに冷えたり熱したりしやすいということです。

アルミ樹脂複合フレームなら結露が軽減できる!

アルミフレームは結露が起きやすいですが、樹脂フレームは熱伝導率が非常に低いため熱を通しにくいです。

室外側がアルミで室内側が樹脂でできた複合フレームなら、結露をかなり少なくすることができます。

結露が起こる条件が揃ってしまうと複合フレームでも結露が起こってしまいますが、アルミフレームとは比べ物にならないほど少ない結露で済みます。

樹脂フレームよりは断熱性が劣りますが、コスト面でのメリットを考えるとアルミ樹脂複合フレームを選ぶ人が多いです。

実は樹脂フレームでも結露は起こる

現在窓フレームの中で最も断熱性能が高いのは樹脂フレームです。

樹脂フレームなら結露の心配は一切要らないと思っている人がいらっしゃるかもしれません。

でも実は樹脂フレームでも結露が起こることがあります。

たしかに樹脂は熱を伝えにくく外の気温が低くても家の中のフレーム部分が同じように冷えることはありません。

しかし結露の条件である“湿度”があまりに高く、その空気が一気に冷やされる環境にある場合は、樹脂フレームでも結露は起こります。

結露対策は窓の性能だけでは完璧とは言えないのです。

結露対策に有効なのは換気!

結露は家の大敵です。

窓の性能を上げることは大切ですが、それでも結露が起こる場合はほかにも結露対策が必要です。

窓の断熱性が高くても結露が起こる原因として考えられるのは

  • 家の中の湿度が高い
  • 家の中の空気の対流がない
  • 家の中の温度が高すぎる

などです。

家の中の湿度を下げることが有効なので、除湿器やエアコンの除湿、除湿剤などが効果的ですが、最も大事なのは“換気”です。

換気をすると家の中の湿度が下がり、空気に動きができるので結露が起こりにくくなります。

今の新築には24時間換気システムが搭載されていますので、基本的に結露は起こりにくいはずです。

しかしここでローコスト住宅ならではの問題があります。

それは多くのローコスト住宅で採用されるのが第3種換気だということです。

第3種換気はコストが安いというメリットがありますが、各部屋に給気口がありそこから自然に空気を入れるため、寒い日はもろに部屋の中に外の冷気が入ってきます。

つい給気口を閉めてしまいたくなりますよね。
でも結露対策のためにも絶対に換気システムを止めてはいけません。

第1種換気なら部屋の中に外気がそのまま入ってくることがないので、これから新築をする人は窓の性能とセットで換気システムについても結露対策として検討してみてはいかがでしょうか?

ローコスト住宅メーカー別窓の標準仕様は?

では次に、実際のローコスト住宅メーカーでは今現在どのような性能の窓が標準仕様になっているのかをみていきましょう。

ハウスメーカー別窓の標準仕様

おもなローコスト住宅メーカーのうち、公式サイトに窓の仕様についての記載がある会社を調べたところ、次の7社がありました。

  • アイダ設計
  • アイフルホーム
  • アキュラホーム
  • クレバリーホーム
  • タマホーム
  • 富士住建
  • ユニバーサルホーム
この7社の窓について以下の項目を調べました。

■フレーム
・素材

■ガラス
・何枚構成か
・遮熱型か断熱型か
・ガスの有無
・スペーサーの素材
・窓メーカー名
・製品名

そして次のように各項目の最も性能の高いものをチェックし、
高性能な項目が多かったハウスメーカー順にご紹介していきます。

  • フレームの素材:樹脂
  • ガラスの種類:トリプルガラス
  • ガスの有無:クリプトンガス(次いでアルゴンガス)
  • スペーサーの素材:樹脂

(ここではガスの有無よりも、フレームの素材を重視しています。
ガラスについては公式サイトに「ペアガラス」とあるものはそのように表記しています。)

アイフルホーム

フレーム アルミ樹脂複合 樹脂 アルミ樹脂複合
ガラス Low-Eトリプルガラス Low-Eトリプルガラス Low-E複層ガラス
遮熱/断熱 内外Low-Eとの記載があるため、おそらく遮熱タイプ 内外Low-Eとの記載があるため、おそらく遮熱タイプ
ガス アルゴンガス クリプトンガス なし
スペーサー 樹脂 樹脂 アルミ
メーカー リクシル リクシル リクシル
製品名 サーモスX トリプルガラス エルスターX トリプルガラス サーモスX-Ⅱ/サーモスL 複層ガラス

アイフルホームは、リクシルのグループ会社なのでリクシル製の窓をふんだんに使っています。
家のシリーズにより窓のグレードも違いますが、樹脂フレーム+クリプトンガス+樹脂スペーサーの高性能窓が標準仕様のシリーズがあるのは魅力ですね。

タマホーム

フレーム 樹脂
ガラス Low-Eトリプルガラス
遮熱/断熱 断熱タイプ
ガス アルゴンガス
スペーサー
メーカー
製品名

タマホームの窓は、樹脂フレーム+Low-Eトリプルガラスの断熱タイプ+アルゴンガス入りが標準仕様です。 標準で長期優良住宅仕様のシリーズなので断熱性能に安心できます。

富士住建

フレーム 樹脂
ガラス Low-E複層ガラス・防犯エコガラス(1F全窓、2Fテラス窓)
遮熱/断熱
ガス アルゴンガス
スペーサー アルミ
メーカー
製品名

富士住建の窓の仕様は、樹脂フレーム+アルゴンガス入りです。
スペーサーはアルミですが、ローコスト住宅メーカーの中では樹脂フレームが標準なのはグレードが高い方です。

ユニバーサルホーム

フレーム 樹脂
ガラス Low-E複層ガラス
遮熱/断熱 遮熱タイプ
ガス なし
スペーサー
メーカー YKKAP
製品名

ユニバーサルホームの窓は、樹脂フレームが標準仕様です。
遮熱タイプと記載されていますが、窓の位置によっては断熱タイプも選択できるのかは気になるところです。

アイダ設計

フレーム アルミ樹脂複合 樹脂
ガラス
遮熱/断熱
ガス
スペーサー
メーカー
製品名

アイダ設計の窓は、シリーズによっては樹脂フレームが標準仕様となっています。
フレーム以外の項目は記載がありません。

アキュラホーム

フレーム アルミ樹脂複合
ガラス Low-E複層ガラス
遮熱/断熱 遮熱型/断熱型
ガス アルゴンガス
スペーサー
メーカー
製品名

アキュラホームの窓は、アルミ樹脂複合フレームが標準仕様です。
樹脂フレームに比べると断熱性が落ちますが、ガラスの遮熱タイプか断熱タイプかを選択できるところと、アルゴンガス入りであるところが魅力です。

クレバリーホーム

フレーム アルミ樹脂複合
ガラス Low-E複層ガラス
遮熱/断熱
ガス アルゴンガス
スペーサー
メーカー
製品名

クレバリーホームの窓は、アルミ樹脂複合フレームでアルゴンガス入りが標準仕様です。
その他の項目は記載がありません。

(公式サイトに記載がない項目は“―”と表記しています。情報は2019年9月時点のものです。
家のシリーズにより仕様が変わること、該当シリーズでも窓の位置により窓の仕様が変更となる場合があるので、詳細は直接お問い合わせください。)

今のローコスト住宅メーカーはアルミフレームを使っていない

ご覧いただいてわかる通り、今のローコスト住宅メーカーは標準仕様でアルミフレームやシングルガラスは採用していません。

ローコスト住宅の窓の性能が悪かったのはひと昔前のことのようです。

日本の窓の性能は、世界基準から見ると先進国の中では最低レベルです。

今後ローコスト住宅でも樹脂フレームやトリプルガラスが標準になっていけば、日本の窓の性能の底上げにつながるでしょう。

ローコスト住宅の品質についてさらに全般的に詳しく知りたい方には、こちらの記事がおすすめです。

ローコストハウスメーカーの品質についてもまとめていますので、ご興味のある方はぜひご覧ください。

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複層ガラスやトリプルガラスには寿命がある!

断熱性に優れた高性能な複層ガラスやトリプルガラスですが、その性能は残念ながらずっと続くものではありません。

約10~15年で寿命が来てしまうのです。

ガラスの内部に結露が発生したら寿命の目安

複層ガラスやトリプルガラスのガラス同士の空間である中空層に結露が発生することを、窓の内部結露といいます。

窓の内部結露が起こると、それが窓の断熱性能の寿命の目安です。

中空層は通常、乾燥した空気やガスで満たされているので湿気のない状態です。
その中に結露が発生するということは、湿気が入ってしまっているということです。

その原因としては、スペーサーに中に入っている乾燥剤の経年劣化による効果の低下や、コーキングの劣化によって中空層に水が浸入してしまうことなどが考えられます。

高性能な窓はいずれ交換が必要

窓の内部結露が発生すると、その水滴を拭くことは不可能です。
いつも窓が曇っているのでストレスになりますし、カビの発生も起こります。

ひどくなると水滴どころではなく、ガラスの中に水が溜まってしまうこともあります。

このような状態になると、本来の窓の断熱性能が失われてしまいますのでメンテナンスの必要が出てきます。

基本的に修理はできないので、窓自体の交換となります。

複層ガラスやトリプルガラスの寿命は10~15年といわれていますが、
それより早く内部結露を起こすこともあります。

その場合、メーカー保証期間内であることがありますので必ず確認をしてください。
6~10年のメーカー保証が付いていることが多いです。

10年で窓を交換するなんて痛い出費ですが、その頃にはもっと高性能な窓が開発されているはずなので、さらに窓のグレードを上げるのも良いですね。

ローコスト住宅のメンテナンスについては、こちらの記事もおすすめです。
ローコスト住宅を50年間維持するためのトータルメンテナンスコストなどについて詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。

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まとめ

いかがでしたか?

窓がいかに家の性能にとって大切か、おわかりいただけたでしょうか?

高品質なローコスト住宅を建てるためには、窓にもこだわることが大切です。

家づくりは選ぶこと・決めることがたくさんあって大変ですが、すみずみまで妥協せずに良いものを選んで後悔のない家づくりをしてくださいね。

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