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憧れを叶えよう!デザインがおしゃれな家を建てるための住宅ガイド

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憧れを叶えよう!デザインがおしゃれな家を建てるための住宅ガイドのイメージ

デザインがおしゃれな家を見ると自分もあんな家に住みたいと思いませんか。
家を建てる上でデザインというのはとても重要な要素になります。
住宅のデザインというのは外観や間取りのことだけを指すのではなく、暮らしやすさなど住空間全体のことを意味します。

では、デザイン性を重視した家を建てるにはどうすればいいか、今回は下記のポイントでご紹介していきます。

  • 家のデザインのことがわかる
  • いろいろなデザインスタイルがわかる
  • デザイン住宅の設計方法のポイントがわかる
  • どんな住宅会社に頼めばいいかがわかる
  • デザイン住宅のメリット・デメリットがわかる

デザインがおしゃれな家を建てるための基礎知識

デザイン住宅とは

デザイン住宅とは外観や間取り、素材など住まい全体を一つのデザインコンセプトに沿って設計される住宅のことです。

設計する建築家の個性や作風、建主のこだわりを存分にだすことができるのが特徴的で世界に一つだけのオリジナルの家を建てることができます。

家のデザインと聞くと外観の意匠性を思い浮かべるかもしれませんが、外観の他にも間取りや素材なども自分の好みに合わせて家を建てることができます。
外観や間取り、素材などこだわりを持ち、住む人が暮らしやすい空間となるように住空間すべてをトータルでデザインする家づくりを行います。

デザイン住宅はスタイルがいろいろある

デザイン住宅と言っても様々なコンセプトがあり、建てる住宅会社によって強みとする個性が違います。

主に建物のデザインコンセプトは〇〇スタイルと表記していることが多く、デザインにこだわって家を建てたいという方は住宅会社が建てる家のスタイルを参考にするといいでしょう。 ここでは基本的なデザイン住宅のコンセプトスタイルを紹介します。

和風


画像引用元:ミサワホーム

日本では馴染み深い和風建築のデザインスタイルで純和風とも呼ばれています。
職人による木工の意匠性や畳が敷かれる和室、柱を見せる真壁など日本伝統のつくりで建てられるのが和風スタイルになります。
主に木造で建てられ、木の暖かみを感じさせてくれるつくりが特徴です。

和モダン


画像引用元:ミサワホーム

現在の工法や生活スタイルに合わせ和のテイストを入れたスタイルが和モダンです。 外観では和風住宅に見えますが、中身は現代の建築技術と和の伝統を組み合わせて建てられています。
今では和風住宅が建てられる数は少なくなりましたが、それに代わり現代の日本人の生活にぴったりと合う和モダンが人気を集めています。

洋風


画像引用元:重量木骨の家

プロヴァンス風や北欧スタイル、アメリカンスタイルなど洋風住宅でもデザインは多岐にわたります。
上記のデザインスタイルについては後述しますが、主に洋風住宅とは洋風のつくりをした住宅を言います。

壁は大壁といって和風の真壁とは違い柱が壁の中に入って見えないつくりとなっています。 また、壁の内装材はビニールクロスが使用され、屋根は洋瓦やスレート、アスファルトシングルといった素材が使われます。

輸入住宅などは暖炉が設置されていることもあり、日本人の生活スタイルとは少し違うデザインスタイルとなっています。

和洋折衷


画像引用元:住友林業に家

現在の住宅に多いつくりが和洋折衷のスタイルです。
外観は洋風住宅ですが、屋内は日本人の生活スタイルに合わせてつくられており、和室を設けるケースもあります。
室内の壁は大壁が採用され、内装材はビニールクロス、床はフローリングが張られているのが一般的です。

レンガ造り


画像引用元:株式会社アルファ建築空間

名前の通りレンガを積んで建てる住宅スタイルです。
東京駅や横浜の赤レンガ倉庫などのレンガ造りの建物のように独特な外観が特徴的です。
お城のような風格と気品はレンガ造りの建物でしかだせない強い個性と言っても良いでしょう。 室内の設計は現在の生活スタイルに合わせてつくられていて、暖炉が良く似合うデザインスタイルです。

シンプルモダン


画像引用元:R+house

シンプルモダンは現代的な工法を取り入れながらも無駄なものを排したシンプルなデザインスタイルです。
モダンとは現代的という意味があり、住宅会社によって「シンプルスタイル」と表現しているところもあります。
シンプルで無駄のない設計からスタイリッシュなデザインが好きな方におすすめです。

カントリースタイル


画像引用元:株式会社Sala’s(サラズ)

プロヴァンス風、ナチュラルテイストとも呼ばれアンティークな雰囲気があるデザインスタイルです。
このデザインスタイルの住宅は、漆喰の塗り壁や無垢の床材、植物油を使った自然塗料など自然素材をふんだんに使い暖かい空間を生みます。
リラックスできる空間づくりを大切にし、自然であることを重点にしたデザインスタイルとなっています。

北欧スタイル


画像引用元:スウェーデンハウス株式会社

カントリースタイルに含まれることもありますが、北欧スタイルの特徴は白を基調としたデザインスタイルです。
家具や雑貨などのインテリアにも北欧スタイルがありとても人気があります。
厳しい冬の中で生まれた北欧デザインの住宅は、厳しい寒さに対応するために断熱性や気密性を高めた家づくりを行います。
また、北欧は日照量が少ないことから外観は窓が大きくとられ、木製の素材をふんだんに使われている特徴があります。

アメリカンスタイル


画像引用元:クラシスホーム株式会社

アメリカンスタイルはどっしりとした重厚感のあるデザインが特徴的です。
屋根が大きく、外壁はラップサイディングが使用され、窓枠や柵は装飾が施されたおしゃれな外観となっています。
北米の伝統工法であるツーバイフォー工法は面構造となっているため地震にも強い特徴があります。

平屋?二階建て?どちらで家を建てる?

主に建てられている家は二階建てが多いですが、最近ではバリアフリーや家の安定性を考えて平屋を選ぶ人も増えています。どちらにするかで、家のデザインが変わりますので、まずは二階建てにするのか平屋にするのかを決めましょう。

どちらの建物が合うか判断するには自分の生活スタイルと家族構成を考える必要があります。部屋の広さや数が家族構成に合っているか、建てる家の予算が適切かよく考えて決めていきましょう。

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デザイン住宅を建てる費用はいくら?

デザイン住宅を建てる費用はピンキリです。
設計してくれる住宅会社は自由設計なところも多いので、できるだけ希望の予算に合わせて設計をしてくれます。ただし、家を建ててもらう会社によって金額の掛かり方が違ってきますので注意してください。

例えば建築設計事務所に依頼すると一から設計図を起こすため設計料がかかります。
工務店やハウスメーカーも設計料は発生しますが、工事費用と合算され総額として提示されることが多く割引などもそこで行われます。

建築家に依頼した場合の設計料は建築費用総額の10〜15%程度が相場です。
人気がある建築家や知名度がある建築家の場合は20〜25%程度になることもあります。
しかし、自由設計ですから予算に合わせて家づくりができますので、建築設計事務所が高いとは一概には言えません。

建築設計事務所でも設計料と工事費用の総額を提示してくれますので、デザイン住宅を建てたい方は検討することをおすすめします。

デザインがおしゃれな家を建てるならどんな住宅会社を選べばいい?

家を建てる会社は大きく分けて下記の3つになります。

  • ハウスメーカー
  • 工務店
  • 建築設計事務所+施工店

上記で挙げた住宅会社の特徴はそれぞれ異なりますので、デザイン住宅を建てたい方はよく住宅会社の特徴を知って選びましょう。
デザイン住宅で大事なのが、希望するデザインを取り入れて設計してくれるかです。

ハウスメーカーは自由設計を謳っていますが、いくつかのプランを組み合わせて設計する企画型がスタンダードになります。
自由設計となるとグレードが高い商品になりますので、家の金額が上がる可能性があります。

工務店の場合は自由設計で行っていることが多いです。
そのためこちらが希望するデザインも応えてくれるでしょう。
ただし、工務店によって品質や設計力にバラツキがあることに注意しましょう。
地元密着型で行うことが多い工務店は、ハウスメーカーのように品質が安定するシステムがあるわけではありません。
設計も得意、不得意があり、要望に応えられるような設計力がない可能性もあります。
工務店を選ぶ時は、要望に応えられる実績を持っていることが重要です。

建築設計事務所は設計に特化した住宅会社です。
制約がない自由設計ですから、基本的に要望に応えられないということはありません。
住む人のライフスタイルに合わせて設計をしてくれますので、デザインだけでなく暮らしやすい住まいを提供してくれます。
ただし、コストがかかること、家の完成まで時間がかかること、工事は施工店が行うなどデメリットもありますので、希望に合う住宅会社かよく吟味して選びましょう。

今回は各住宅会社の設計に関して説明していますが、もっと詳しく住宅会社について知りたい方は下記の記事を参考にしてください。

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デザインを重視する家を建てる<設計編>

デザインが良い家とは統一性が守られている

空間をデザインするということは空間全体に調和がとれていることが大切です。
いくら自分の好みであっても様式がバラバラでは統一感がなくなり散らかった雰囲気となってしまいます。

デザインを重視した家を建てる時は統一性を守ることに意識しましょう。
北欧スタイルなら北欧風の家具を配置したり、和風なら和紙を使った照明を使ったりなどインテリアも家のスタイルに合わせていくのが基本です。 内装もそれぞれの家のスタイルに合った内装材というものがあります。
各スタイルの基本を知って材料やインテリアを選んでいってください。

窓の配置は外観・内観ともに重要な要素

家の設計は、どうしても間取りや内装など生活に密接することに目がいってしまいます。
見落としがちですが、窓の配置や位置にも注意して設計をしましょう。
実は家を建てて失敗・後悔したという声に「窓」と答える方が多くいます。

窓の重要性は「プライバシーの確保」「採光(日当たりの良し悪し)」「断熱性」「外観の美観」などが関係し、どれも欠かせない要素となっています。いくらデザインや間取りが良くても、プライバシーが確保できていない家で生活するのは嫌ですよね。

また、家に冷気が入る数値は壁よりも断然に窓の方から入ります。
ですから、窓の数や大きさ、窓の断熱性というのが重要になってきます。

窓の種類はたくさんあり、デザインも様々です。
多く普及している窓は引き違い窓ですが、デザインにこだわりたいという方は「上げ下げ窓」や「横すべり窓」「片開き窓」など窓の種類にもこだわってみましょう。

窓の配置は外観から見た時のバランスと部屋に入る日の当たり方に注意しなければいけません。
外観から見る窓の配置は図面でわかりますので、配置がおかしいと感じたら設計士の方に相談をしましょう。

部屋の採光については専門的な分野になってきます。
窓の配置を変えることで部屋が暗くならないか、プライバシーの確保ができているかなどに注意します。

このように外観から見える窓の位置と室内環境のバランスをとって設計士の方に窓の計画を行なってもらいましょう。

ゆとりのある生活空間は収納計画がしっかりされている

家づくりは収納計画も大事な要素です。
しっかり考えられた収納スペースは使い勝手がよく部屋もすっきりとしています。
デザイン住宅を建てるなら、あえて収納する物を見せる計画にしてみたらどうでしょうか。

本が好きな方は大きな造り付けの棚を設けたり、古着など服が好きな方は服屋さんのようなレイアウトにしたりするとおしゃれな収納空間が出来上がります。
クローゼットに物を収めるだけでなく、収納する物をインテリアのように見せる空間づくりをしてみましょう。

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内装のデザインは部屋の用途をよく考えてコーディネートする

壁のクロスや塗り壁、床材などの内装は部屋のイメージをつくる大事な要素。
家づくりの中で内装の計画は一番楽しいと感じる方もいるのではないでしょうか。

内装をデザインしていく上で気を付けることがあります。
それは部屋の用途に合わせてデザインしていくことです。

例えばリビングは家族が生活する中で一番長くいる部屋です。
寝室は就寝など体をゆっくり休める部屋、トイレや洗面所は短い時間で過ごす小空間など部屋の用途をはっきりさせます。

リビングで求められるのは、長くいたいと思える部屋ですので、内装が奇抜で落ち着きがないのでは用途に合っていません。また、飽きてしまうデザインも禁物です。

飽きがなく落ち着ける空間というものは、シンプルで統一感があります。
アクセントをつけたいという方は、一面の壁だけ違うクロスの柄にするなどワンポイントで行うといいでしょう。

照明器具はおしゃれ空間になるデザインのポイント

照明器具はおしゃれな住空間を演出する大事な設備です。
一般的なシーリングライトを使うのではなく、ペンダントライトやスポットライトなどを使って上手く光を演出してみましょう。

現在はLEDが一般的となり調光・調色機能が付く照明も販売されています。
調光・調色機能は部屋の明るさや明かりの色を切り替えることができる機能です。
部屋の雰囲気を変えたい時などその日の気分によって明かりを調整できます。

電球タイプの照明器具を選ぶ時は、電球色に気を配りましょう。
明かりの色は「電球色(オレンジっぽい色)」「昼白色(太陽の光に近い色)」「昼光色(青みのある白)」がありますので、部屋の用途や空間イメージに合う照明を選ぶことが大事です。

照明計画をデザインしてくれる設計士の方もいますので、どんな部屋をイメージしているかを伝えておしゃれな空間を照明器具で演出しましょう。

家具は家のデザインと調和がとれるものを選ぶ

配置する家具が部屋の雰囲気に合っていなかったら、せっかくのおしゃれなデザインも台無しになってしまいます。空間をデザインする時と同じで、家具のデザインも空間と調和を持たせることが大切です。

家具選びは建てる家のデザインスタイルに合わせるのが基本です。
家のスタイルと家具のデザインが合わないと、どこかちぐはぐな印象になります。
住空間全体をデザインするように家具を選びましょう。

家のスタイルが決まっていない場合やどうしても置きたい家具がある場合は、家具のデザインを元に建物をデザインしていくのも一つの方法です。
好きな家具のデザインに合わせて住宅のデザインを決めていくと統一感のあるデザインとなってきます。

生活がしやすい設計であることを忘れない

家をデザインしていく中で、装飾ばかり気をとられてしまい生活しにくい空間になってしまったら本末転倒です。
住宅で大切なのは暮らしやすさです。

デザイン性ばかり追求するのではなく、暮らしやすくなるように生活動線や維持管理などのメンテナンス性、断熱性など意識して設計しましょう。
建物のデザインというのは装飾性のことだけを言うのではなく、実用性と快適性も含まれます。
家のデザイン=「装飾」「実用」「快適」の3つを意識して家づくりを行いましょう。

数年後にあるメンテナンスも考えたデザインにすること

家が完成すれば新しい生活が始まり数十年と長く住み続けていきます。
そして住み続けていく年数と共に家も劣化してきますので、点検や修理が必要になります。
家は家電製品のように簡単に買い替えることもできませんし、修理業者に任せればすぐ直るというものではありません。

メンテナンス性の悪い住宅とは、ある箇所を修理するのに広範囲の解体・復旧が必要になったり、使っている建材の耐用年数が短かったりする家のことです。
また、修理するのに一手間二手間かかるようなら修理費用も高くなります。

メンテナンス性が優れる住宅は維持管理がしやすく、修理も部分的に行えば直る構造になっています。住宅性能表示制度にある長期優良住宅は、維持管理(清掃、点検、補修、更新)を容易に行うための措置がされていることを基準としています。

このようにメンテナンスがしやすい家にするために、ある一定の基準を設けて建てる住宅性能表示制度を利用するのも一つの方法です。

デザインの良い家を建てる時の注意点

伝わることが重要!デザイン重視の家は担当者との打ち合わせに注意

建てたい家のイメージを言葉で伝えるというのは中々難しいもの。
中々伝わらないということで「設計士との相性が問題だ」というのは少し早まった考えです。そもそも住宅設計の時に言葉だけで伝えるのは難しい話で、とらえ方も人それぞれだったりします。

上手くイメージを伝えるには、絵や写真を見せることをおすすめします。
絵も上手いに越したことはないですが、ラフスケッチでも十分に伝えることができます。
写真や雑誌の切り抜き、インターネットの画像など見せるのも伝わりやすく、伝えたいイメージに足りていない部分があれば簡単に言葉で補足してあげれば大丈夫です。

デザインコンセプトが決まっているのなら、ノートに写真や絵などを貼り一冊の資料集にして設計士の方に渡すのもおすすめです。

住宅会社には得意・不得意があることを知ろう

建築設計事務所やハウスメーカーも建てる家の個性や特徴はそれぞれ違います。
建ててもらう住宅会社を選ぶ時は、住宅会社の得意、不得意を見極めましょう。

アメリカンスタイルを得意とする住宅会社に和風建築を依頼しても希望する家を建てることができない可能性があります。アメリカンスタイルの家を建てたいならアメリカンスタイルを強みとする会社、和風建築なら和風の家を強みとする会社に依頼することです。

住宅会社の強みを調べる方法は、会社に資料請求をして確認する方法もありますが、中でもインターネットの建築事例を確認することがおすすめです。建築事例は実際に建てた家を掲載していますので、どんな家を建てるか知ることができます。

さらに建築事例の量で住宅会社の実績が分かりますので、ぜひ建築事例を閲覧していただきたいです。

高そうと思ってもとりあえず相談する

デザイン住宅というと高そうなイメージを持たれるかもしれません。
しかし、いろんな住宅会社がデザイン住宅を求めやすい価格で提供しています。
自由設計の会社なら予算に合わせて設計してくれますので、計画のはじめのうちに高いから諦めようとは思わず相談だけでもしてみてはいかがでしょうか。

概算の段階ならラフプランや見積もりも無料で行っている住宅会社もあります。
まずは概算見積もりをつくってもらってからデザイン住宅を建てることが可能かどうか判断しましょう。

見積もりをつくってもらうコツは、要望を伝えることに重点が置かれてしまいますが、掛けられる予算をしっかり伝えることが一番重要です。

家の金額はオプションの追加や設備のグレードを上げるなど高くなっていく傾向ですので、決めている予算よりも1〜2割程度低く伝えるのがポイントです。

デザインの良い家を建てるメリット・デメリット

デザイン住宅のメリット

メリット①:変形の土地でも対応力が高い

工務店や建築設計事務所など自由に設計できる会社なら設計に苦労しそうな変形の土地や狭小の土地にも対応が可能です。

ハウスメーカーのように企画型の設計だと、土地に合わない可能性がありますので土地選びには注意しなければいけません。さらに無理して建てようとなると日が当たらないなどの住環境が悪くなる可能性もあります。

その点、自由設計の場合は土地に合わせて設計することが可能です。
条件が厳しい土地はいくらか安い金額となっている傾向にあるので、土地費用を抑えるかわりに建築費に掛けてデザイン住宅を建てるということもできます。

メリット②:世界に一つだけ!自分好みの家を建てることができる

自由設計で建てるデザイン住宅の最大のメリットは、なんといっても世界に一つだけしかない家を建てられることです。

家にこだわりのある方や自分の好みや個性を前面にだしたい方にはデザイン住宅はぴったりといえます。

車が好きな方は整備もできるガレージハウスを建てるなど趣味を住宅設計に取り込めるのもデザイン住宅のメリットです。

メリット③:設計次第で維持管理とメンテナンス性が優れた家になる

自由に住宅設計ができる強みは、重点したいところの性能を最大に高めることができることです。

ある程度の仕様が決まっていると、点検口の位置や配管経路なども固定されます。
しかし、自由設計なら点検やメンテナンスする方法が固定化されず、自分の使いやすいやり方でつくり住空間をデザインしていけます。

制約されているとデザインもある程度は妥協しなければいけませんが、自由度の高いデザイン住宅は制約に縛られにくいメリットがあります。

メリット④:建築設計事務所は厳正な現場管理ができる

建築設計事務所でデザイン住宅を建てる場合、工事は施工店や工務店が行います。
工事は施工店が行うということで、建築設計事務所は現場管理をしてくれないのかと思うかもしれませんが、設計通り行われているかしっかり現場を見てくれます。

建築設計事務所が現場を見てくれるメリットは大きく、監理する側と施工する側できっちりと立場が分かれていますので、手抜き工事やいい加減な施工を抑止することができます。

デザイン住宅のデメリット

デメリット①:建築設計事務所は設計料金がかかる

前述しましたが、設計事務所に依頼すると設計料がかかり建築総費用額の10〜15%ほどがかかります。設計料は知名度や人気度も関係してきますので、依頼する建築家の設計費用と家の予算が見合っているかよく確認しましょう。

設計料の他にデザイン料を設定していることもあり、金額は言い値となっている傾向です。 建築費用の明細にデザイン料の記載がない場合は、事前に設計料とデザイン料が別なのか確認しましょう。

デメリット②:気に入った家のデザインは設計士との相性が大切

デザイン住宅は施主と設計士の個性が合わさって完成していきます。
ですからお互いの相性が悪くては良い家づくりはできません。
計画する設計士の方もこだわりがありますので、意見の食い違いで話が終わってしまうこともあります。

その間に設計料がかかっていることもあるため、最初の無料相談の段階で設計士の方との相性がいいか見極めていくことが必要です。
「この人のデザインなら任せられる」と思える設計士に会うためにも事前に作品集や建築事例を見ておきましょう。

「要望やイメージを汲み取り、実用的に落とし込んでくれること」「アイディアを提案してくれて要望に一工夫加えてくれること」など施主に寄り添って家づくりしてくれる設計士を選ぶことが大切です。

デメリット③:打ち合わせに時間がかかる

自由設計で家を建てる場合は、ある程度の時間がかかることを覚悟しておきましょう。 デザイン住宅はゼロから家をつくり上げていきますので、何度も打ち合わせを行い住む人にとって本当に暮らしやすい家になるまで突きつめていく必要があります。

材料一つにもこだわって決めていき、住む人の家族構成や好み、装飾など一つ一つ組み合わせていくことでデザイン住宅は建てられていきます。
時間的余裕がない方は、あまりデザイン住宅は適さないかもしれません。

コツコツと時間をかけながら理想を積み上げていくことが重要ですので、設計段階も楽しんで作業を行えることが大事になります。

後悔は後からくる!将来や生活するイメージを持って計画すること

家というのは完成して終わりではありません。
完成してからは新しい生活が始まりますので、暮らしやすさというのは家にとって最も重要なことです。

家づくりの時は楽しめても、いざ完成したらいろいろ不便なことがあって後悔したという声も多くあります。後悔は建ててからきますので注意してください。

家を建てることに失敗や後悔をしないためには、将来のことや実際に生活しているイメージを持って家づくりすることが大切です。家の設計の他にも住宅ローンなどの資金計画も同じことが言えます。

数年後に家族が増えたり、自分が年をとった時のことをイメージしたりして計画を立てることが大事です。

下記の記事は家を建てた方を対象に「家づくりに失敗・後悔したこと」についてアンケートをとりました。家づくりの経験者のコメントを掲載していますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

家づくりに後悔!これから家を建てる人のために経験者の体験談を紹介!

ようやく楽しみにしていた家が完成。「でも、住みはじめたら使い勝手が悪くて後悔」なんてことも。家を建てることはそう何度もできることではありません。・・・

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まとめ

ここまでおしゃれなデザインの家を建てるポイントについてご紹介してきました。
デザイン住宅を建てるには、まず自分がどんな家に住みたいかをはっきりさせることが大事ですので、いろいろな住宅雑誌や建築資料を見て研究しましょう。

デザイン住宅の魅力は家の装飾やライフスタイルに合った間取りなど住む人のためだけにデザインされていることです。
今回の記事でおしゃれなデザインの家を建てる参考になりましたら嬉しく思います。

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