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ようやく楽しみにしていた家が完成。
「でも、住みはじめたら使い勝手が悪くて後悔」なんてことも。
家を建てることはそう何度もできることではありません。
ですから家づくりに後悔なんて残したくないですよね。
今回は家を建てた経験者から家づくりの失敗・後悔についてアンケートをとりコメントやアドバイスをもらいました。
今回の記事は上記のポイントでご紹介していきます。
目次
家は一生に一度の買い物ですから簡単に買い替えるなんてことはできません。
しかし、初めて家を建てるのだから何に気を付ければいいか分かりませんよね。
今回当サイトで家を建てた経験者100名の方に独自アンケートをとり「家を建てて失敗・後悔したこと」についてお聞きしました。
アンケートの設問内容は下記になります。
実施方法 | インターネットによる択一選択式・記述式 |
---|---|
対象者 | 家を建てた経験のある方100名 |
実施時期 | 2020年1月 |
■以下が実際のアンケートの設問となります。
1:家を建てて失敗・後悔したところはなんですか?
① 土地探し・土地の環境・立地など土地について
② ハウスメーカー・工務店など会社選び
③ 間取り
④ 住宅設備
⑤ 資金計画・建築費用・住宅ローン・税金など費用面
⑥ その他
2:⑥その他と回答された方は具体的にどこに失敗・後悔しましたか?
3:設問1と2で回答したところの失敗・後悔したことについて具体的に教えてください。
4:家を建てることでどのようなところに気を付けていけばいいかアドバイスをください。
① 土地探し・土地の環境・立地など土地について:16人
② ハウスメーカー・工務店など会社選び:12人
③ 間取り:38人
④ 住宅設備:15人
⑤ 資金計画・建築費用・住宅ローン・税金など費用面:12人
⑥ その他:7人
家を建てて後悔したことについて一番多かったのが間取りです。
では、間取りでどんなことに後悔してしまったのかコメントをもらいましたのでご紹介していきます。
間取りというと、どうしても部屋の広さやデザインなどに目が行きがちです。 しかし間取りづくりで大切なのは動線がしっかりと計画されているかになります。
洗濯物のしやすさや家事のしやすさなど生活動線がしっかりと計画されていると家事効率が上がります。
「設計図を見ているだけでは立体的に想像しづらい」という回答もありましたので、3Dで間取りを見ることや模型を使うなどして、できるだけそこで生活するイメージを深めていきましょう。
その他にも間取りで後悔したというコメントが多かったのが【部屋数が少ない】【収納が少ない・使い勝手が悪い】【窓の位置や数に後悔】の3つです。
それぞれコメントを見ていきましょう。
【部屋数が少ない】
出産など家族が増えるのを想定していなかったり、来客者のことを考えず間取り設計してしまったりすることに原因があるようです。
将来の家族構成も意識して実際に住むイメージで間取りづくりすることが大切です。
【収納が少ない・使い勝手が悪い】
間取りの失敗でもトップに上がるほど多い収納の悩みですが、今回のアンケートでも収納について後悔している人からのコメントが多くありました。
季節物など普段使わない物の収納スペースは確保できているけれど、日常的に使う物は収納スペースが小さくて入りきれていないというケースもあります。
収納を考える時は、普段使う物と使わない物を分けて設計すると効率よく使い勝手がいい収納スペースができます。
【窓の位置や数、大きさに後悔】
窓の配置や数、大きさに後悔している方も多く「家が寒い」「日が入らなくて暗い」という反応がありました。
寒さや明るさは体感ですから、実際に家が完成するまではわからないところ。
間取りづくりの段階ではイメージするしかないのですが、家づくりの専門でない方にはとても難しい注文です。
ではどうすればいいかというと、モデルルームやショールームで家の断熱性や窓からの日の入りを体感することが対策になります。
窓は壁よりも冷気が通りやすいので断熱性が求められます。
窓メーカーのショールームでは、窓の種類や大きさでどれくらい部屋の暖かさに影響するか体験することができるのでおすすめです。
ここまで間取りのことをお伝えしましたが、下記の記事でも独自アンケートをとってランキング形式で間取りのことをご紹介していますので良ければご参考ください。
家の間取りに満足している方と、不満と感じている方の違いはなんでしょうか。今回、家の間取りについてアンケートをとり、失敗しない間取りとはどんな間取りかを調べてみました。
土地の環境に後悔したという方が結構いました。
坂道が多いなどの周辺環境や近隣住民で変な人がいるなど、土地環境の良し悪しはこれから生活していく上でとても重要なポイントです。
土地選びの時は家を建てる場所の周辺環境を自分で入念にチェックすることが大切なようです。
また、後から建物が建って環境が悪くなったというケースもあるようです。
周辺環境はまったく変わらないというわけではありませんので、これから何が建つのかというのは予想がつきにくいのが現状です。 不動産屋さんもすべてを知っているわけではありませんので、最寄りのスーパーがなくなることやパチンコ店ができるなど周辺環境が変わる可能性は多くあります。
建築基準法では日照権に関わる法律が定められていて、日照権を保護するためにいろいろな規制があります。
建築基準法で定める規制が守られていれば好きに建築することができますが、新築を建てるケースでは日の当たり方で近隣とトラブルになるケースは多くあります。
当然のことですが、南側の土地が更地で建物が建つまでは南側から日がよく入りますが、建物が建つと日の当たり方は変わります。
新しく建てられた建物が法律上問題ない限りこれは正当なことですので、新築を建てる時はたとえ隣が更地だったとしても今後何かしら建物が建つことを想定して設計することが重要です。
土地については下記の記事でも詳しくご紹介していますので良ければご参考ください。
「家を建てよう!」と思ったとき、家そのものと同じぐらい大切になってくるのが「家をどこに建てるのか?」という悩み。「このへんのエリアがいいなあ」・・・
「家を建てよう!」と思ったとき、家そのものと同じぐらい大切になってくるのが「家をどこに建てるのか?」という悩み。「このへんのエリアがいいなあ」・・・
【コンセントの位置や数に失敗】
コンセントは多くつければいいというものではありません。
使うことをしっかりイメージされていないと、せっかく設置したコンセントも家具の裏に隠れてしまったり、延長コードを使って伸ばしたりなど使い勝手が悪くなります。
コンセントの計画は、間取り図にコンセントマークと数を書いてあげることで実際に使っているイメージがつきやすくなり計画がしやすいです。
「要望通り建てられていない」「アフタフォローがしっかりされていない」という声や「建ててもらった会社が倒産してしまう」など住宅会社選びで後悔されています。
さらに工事の遅延があった方もいるようです。
住宅会社を選ぶ時は相性と信用が大切です。
いくら良い家を建てるからといって資金不足の会社ではすぐに倒産してしまうかもしれません。会社の信用情報は有料ですが帝国データバンクで調べることができますので、住宅会社を選ぶ時は情報をしっかりと調べて選ぶことをおすすめします。
ハウスメーカーや工務店など家を建ててくれる会社については下記の記事でご紹介していますので良ければご参考ください。
工務店と聞くと地元の会社とイメージしませんか。最近はハウスメーカーでも工務店と名前がつく会社もあります。では、ハウスメーカーと工務店の違いとはなんでしょうか。・・・
「できる限り費用を抑えてマイホームを建てたい」「家づくりにこだわって注文住宅にしたいけど、高額な予算はかけられない」とお考えではありませんか?・・・
住宅ローンはいくら借りられるかよりもちゃんと完済できるかが大事です。
思っているよりもローン返済が大変でもっとお金を貯めておけば良かったと後悔されている方も多くいます。
無理なくローンを返済していくには資金計画と貯蓄が大切、建てる家の予算もどこまでならだせるか範囲を決めておくことも重要になります。
下記では予算オーバーしてしまった方のコメントです。
【予算オーバーしてしまいローン返済に後悔】
家の設計では打ち合わせをしていくと妥協できない部分がでてきて予算をオーバーすることが多くあります。
想定している金額よりも増えることをふまえて資金計画を立てることが大切となります。
また、家を建てるには税金もかかることも忘れないことです。
家を建てるには諸々のお金がかかりますので、どんな費用が発生するのか把握しておきましょう。
下記の記事で家を建てる時にかかる費用について解説していますので良ければご参考ください。
家や土地の費用は建てる地域によって違いもあり、相場というものが見えにくいところです。また、土地や家本体の費用だけでなく他の諸費用というものも・・・
家を建てるためにはいったいいくら貯金があればいいのでしょうか?家づくりにおいて「これが正解!」という絶対解はありません。それだけに、貯金の悩みは根深いですね。・・・
今回のアンケートで「その他」を選んだ方の回答で多かったのが外構関係でした。
外構工事は家本体工事に含まれず付帯工事として扱われているケースが多く、家本体にお金をかけて外構工事にはあまりお金をかけないという方もいます。
駐車スペースや庭の手入れなど外構工事で大切なのが将来のことを考えた設計です。
現在必要でないものでも後々必要になることもあり、手入れなどのメンテナンスも考慮して柔軟に対応できる設計にするといいでしょう。
家を建てた経験者からこれから家を建てる方に向けてアドバイスをもらいました。
「間取り」「資金計画」「土地」「住宅会社選び」をポイントにしていただいたアドバイスをご紹介していきます。
間取り決めは将来性を考えて設計することが大事です。
ライフスタイルの変化や家族構成の変化も想定して計画しましょう。
「後悔した」という声が多かったコンセントも家具の配置を考えて計画するといいというアドバイスをもらっています。
収納する量を把握し普段使う物と使わない物を分けて収納することで使い勝手がいい収納スペースをつくることできます。
基本的に普段の生活で使うものは出し入れがしやすい1階などの場所につくり、季節物など頻繁に出し入れしない物は二階や屋根裏に収納スペースをつくります。 スペースが確保できるのなら納戸を設けると収納がしやすい間取りになります。
家の間取りに満足している方と、不満と感じている方の違いはなんでしょうか。今回、家の間取りについてアンケートをとり、失敗しない間取りとはどんな間取りかを調べてみました。
家を建てることで大切なのは資金計画を具体的に立てることです。
ここで資金計画を失敗してしまうと、これからの生活もローン返済に追われて大変なものになってしまいます。
資金計画のやり方をしっかりと学んで家づくりの計画を立てましょう。
「今の年収で家を建てるなら、いくらぐらいが妥当なんだろう…」なんて、普通判断しにくいものですよね。しかし、もしローンの借入額に無理があれば・・・
家を建てるのに最も重要なのが資金計画です。資金計画がしっかりとしていないと、せっかく家を建てても数十年後資金不足となり家を手放さなければならない事態になる可能性もあります。
資金計画と一緒に行っておきたいのが貯蓄の習慣です。
建てる家の予算を決めてもその額をオーバーしてしまうことはよくあります。
予算オーバーしても補えるようにするには普段から貯蓄習慣を身につけておくことが大事。
貯蓄習慣はいきなり身につけられるというものでもありませんので、普段から貯蓄習慣を身につけられるように心がけましょう。
土地選びは周辺の環境をリサーチすることが重要です。
これから住んでいく土地ですから立地条件や近隣住民のことなど住み心地がいい場所を選びたいものです。
また、最近多い災害の影響についても考慮することが大切。
災害については土地情報を調べることができるハザードマップの閲覧をおすすめします。
ハザードマップは各自治体で作成され役所やホームページで確認することができます。
家は完成して終わりではありません。
これから始まる生活があり、年数が経てばメンテナンスも必要になりますからもう一度住宅会社と関わることになります。
一般的に点検やメンテナンスは建ててもらった会社に行ってもらいますので、簡単に倒産してしまっては困ってしまいます。
住宅会社を選ぶ時は経営が持続可能な会社か調べることが重要です。
有料ですが帝国データバンクは会社の信用度を評価していますので、会社選びの時に利用することをおすすめします。
また、会社まわりは1社2社程度で済ませるのではなく、なるべく多めに見ておくことも大事です。見積もりをとるにも複数の会社にとる相見積もりをして比較しましょう。
せっかく建てたのに後悔が残る家だと建て直したいという気持ちになります。
いっそ売却して新しく家を建てようなんてことも考えてしまうかもしれません。
まず、家の売却についてですが、住宅ローンを借りて家を建てている場合は借りた住宅ローンを弁済できない限り買い手がつきません。ローンを利用して建てた場合、物件に抵当権が付いていますので、抵当権を抹消しなければ買い手もつかない可能性が高いでしょう。
抵当権を抹消するには借りている住宅ローンを弁済しなければいけません。
しかし、新築とはいえ売却する時は中古物件として扱われますので値もがくんと落ちる可能性があります。そのため借りている住宅ローンを完済するには、売却金に加えてローン残金分のお金を貯蓄しなければいけないということになります。
ここで物件が売却できて住宅ローンが無事完済できれば、新たに資金を貯めて再度ローンを借入し家を建てることができます。つまり家を売却して新しく家を建てるということは無理な話ではないということです。しかし、時間やお金がかかるため失敗しない家づくりをしていくことが大切です。
マンションや土地などの不動産の売却は、人生の中で、そう何度も経験できるわけではありません。しかも、長い人生の中でも1度くらいしか経験する機会が無いにも関わらず・・・
家づくりは妥協しないことが大切です。
予算オーバーしてしまう時にどこを削ればいいか探してしまうかもしれませんが、本当に必要な箇所なら金額が上がったとしても取り入れる方がいいでしょう。
どうしても節約しなければいけないという時は、後から導入できるか検討してみましょう。 キッチンなど住宅設備は後からでも交換は可能です。10年後、20年後に行うリフォームまでにお金を貯めておいて後から導入するといった方法で対策をしましょう。
また、建築中にDIYを取り入れることもできます。
材料も自分で負担すれば費用の節約ができますし、思い出づくりにもなります。
家を建てるにはある程度の知識が必要になります。例えば家の構造や土地の条件、資金計画の立て方など、どれも家を建てるために知っておかなければいけない大切な知識です。
ここまで家を建てて失敗・後悔したことについてお伝えしてきました。
今回の記事は家を建てた経験者からいただいたコメントですので、これから家を建てる方は参考にしていただけたらと思います。
家を建てることは一生に一度の買い物ですので後悔のないようにしましょう。
「3回建てないと理想の家はできない」と言われるほど、難しい家づくり。
ただし、それは前のお話。今はインターネットが普及し、ハウスメーカーや工務店の口コミや住み心地が分かるようになりました。
家づくりで失敗しないために、間取りやデザイン、資金計画などを相談する「ハウスメーカー選び」が最も重要です。
ハウスメーカー選びの段階で情報収集を怠ると、
「こんなはずじゃなかった!」「別のハウスメーカーと契約するべきだった」と後悔する可能性が高くなります。
そんな悩みを抱えている方に向けて、おすすめの無料サービスを紹介します。
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家を建てたい地域やイメージ、希望の価格などを入力し、気になる会社にチェックをするだけで、その会社のカタログが自宅に届けられるというものです。
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