ども!多摩市出身、バンドマンブロガーのNaNa榎戸(@NaNa_Reptile)です。
先日金曜ロードショーで「平成狸合戦ぽんぽこ」が放送されたことで、Twitterでは多摩ニュータウンが話題になっていました。
地元が話題になるというのは嬉しいですね! しかし、良い話題ばかりではありませんでした。
「多摩は自然破壊してできた街」といったような呟き、「多摩は今やゴーストタウンでたぬきの勝利」など。
しかし、地元に帰ってみると若い人結構いるけどなーっ。 ゴーストタウンって言っても、新しいマンションごりごりに立っているぞ!! ってことで、多摩は本当にゴーストタウンなのか?
調べてみました! その上で、地元の魅力をゴリ押ししたいと思います。
目次
「多摩ニュータウン」とネットの検索窓に打ち込むと、検索候補に「人口」「高齢化」「ゴーストタウン」といったワードが出てきます。
確かに私の子供の頃よりは高齢化が進み、親しんだ商店街には閑古鳥が鳴いてました。
子供の頃、毎年楽しみにしていた七夕祭りも今はやっていないのだとか・・・寂しー!!!
数年前、NHKの番組には見知った商店街の店主が「ゴーストタウン」に関する取材に答えている様が出ていました。
様々なメディアで、「ゴーストタウン」と報道されています。
それでも地元に帰ってみると、巨大な新しいマンションが立ち並んでいたりします。
そこで「多摩市の人口・世帯数の推移」を検索してみました。 するとグラフでは、人口も世帯数も増えていたのです。 では、なぜ「ゴーストタウン」と言われてしまうのか。
多摩はジブリ作品の「耳をすませば」や「平成たぬき合戦ぽんぽこ」の舞台であり、作品をみてもわかりますが山を切り崩して住宅地ができました。
同じ多摩でも坂の上の地域と、駅の側では人口の推移は違うんじゃないかなーと感じます。 多摩ニュータウンができた頃に移り住んだ世代は高齢となり、その子供達は多摩から離れてしまうのでしょう。
確かに私の友達も、多摩から離れた子は多いです。 かくいう我が実家も祖父母と同居することになり、平地の八王子へと引っ越しました。
高齢になると坂が多い地域に住むのは不便ですね。 とはいえ、高齢化は多摩に限ったことではないでしょう。
マイホームの夢を持った世代が一気に人が移り住んだため、高齢となるタイミングが重なり特段一気に高齢化が目立って進んでしまったからこんなにも報道されたのでしょうね。
参照:多摩市の人口・世帯数の推移 1960年~2018年(昭和35年~平成30年 ...
多摩市に観光としても訪れる人は多いのではないでしょうか。
なんせ「サンリオピューロランド」がありますからね!
キティちゃんの聖地だっ!
クリスマスからバレンタイン時期までやっているイルミネーションも雑誌で特集されるほど、豪華で見ものです。
また、日野市ではあるけれど広大な土地に自然たっぷりの「多摩動物園」も近い。
「多摩テック」という遊園地が潰れてしまってから寂れたイメージがありますが、遊べる場所はたくさんありまっせ!!
「平成狸合戦ぽんぽこ」を観ると、多摩からたぬきは追い出されてしまった感がありますが、今でもたぬきはたくさん住んでいます!!
多摩で育った人は、1度はたぬきを見たことがある人が多いのではないでしょうか。
私の友達もたぬきを保護していたりしたっ。
確かに住処は奪ってしまったかもしれません。 けれど東京にしては、多摩は自然が豊かな街でしょう。
「平成狸合戦ぽんぽこ」の最後のシーンのように、多摩には「たぬきが人間に化けて京王線に乗っているから毎日満員電車なんだ」っなんていう都市伝説もあります。笑。
ではでは実際、今の多摩ニュータウンは住みやすいのでしょうか?
渋谷・新宿までは1時間かからないし、乗り換えも多くない! アクセスは良いでしょう。
また駅前は栄えているので、買い物にも困らないです。 緑の広い公園が多く、子育てにもペットを遊ばせるにも良いでしょう。
東京の中でも、比較的住みやすい街と言えます!!
高齢になってからのことを考えると、坂の上はちょっと大変かもしれませんがね。
実は数年前に新たな街「多摩ニュータウン 東山」ができたんですよね。
住所的には多摩市ではなく八王子市ではありますが、多摩エリアに近く「多摩ニュータウン」と名がついています。
東京森都心っていうキャッチフレーズで、2012年頃から開発がされた街です。
「この道の先はなんだろう?」って思っていたら新たな街ができて驚きました。笑 街の名前は何になるんだろうって思っていたら「多摩ニュータウン東山」で、ここも多摩ニュータウンになるのかーって思ったのを覚えています。
何度か訪れたことがあるのですが、里山が切り開かれてできた街という感じです。 坂の上からは富士山が見えて、周りは緑に囲まれていて広々としています。
多摩ニュータウンは空き家問題があり「ゴーストタウン」とまで言われる中で、新しい街ができるのは不思議にも感じました。 歴史ある街ではなく、自分たちが第一世代となれる土地に住みたいという人々もいるのでしょうね。