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ローコスト住宅のデザインは?ローコストでも建築家がデザインしたような家を建てるポイント!

ローコスト住宅のデザインは?ローコストでも建築家がデザインしたような家を建てるポイント!のイメージ
  • ローコスト住宅のデザインってやっぱり安っぽいの?
  • ローコストでもデザイン住宅は建てられるの?
  • コストをあまりかけられないけど、オシャレな家を建てる方法が知りたい!

こんな風に、ローコスト住宅にもデザイン住宅にも興味がある人も多いのでは?

この記事では、ローコスト住宅のデザインについてまとめています。

ローコスト住宅でも、デザインにこだわった家を実現しましょう!

ローコスト住宅でもデザイン住宅が建てられる?

ローコスト住宅でも、いわゆるデザイン住宅と言われるオシャレな家を建てることはできるのでしょうか?

そもそも「デザイン住宅」とはどのように定義された家のことなのでしょうか。

デザイン住宅とは

デザイン住宅とは、家づくりのコンセプトとしてデザインを重視して設計された家のことを言います。

外観はもちろんのこと、空間作りや間取り構成、インテリアまで家をトータル的にデザインします。

普通の住宅と何が違うのかというと、一般的に家を建てるときにはいくつか優先させるポイントがあると思います。

  • 予算内で建てる
  • 土地重視
  • 耐震性
  • 広さ

など、絶対に外せない条件やゆずれないこだわりがありますよね。

この中にデザインに関することがない場合は一般的な家づくりのながれになります。

特にローコストで家を建てる場合は、デザインにこだわるといったところに予算をかけられないこともあるので、デザインのことが優先条件になることはあまりないでしょう。

一方、条件のひとつに「統一感のあるデザインにこだわった家にしたい」などデザインに関することがあるのなら、デザイン住宅を建てることになります。

また、「デザイナーズ住宅」という家もあります。

デザイン住宅とデザイナーズ住宅の意味にはっきりとした違いはなく、どちらもデザインを家づくりのコンセプトとした家であるということは同じです。

デザイナーズ住宅は、一般的なイメージとして「建築家が個性的なデザインをした家」という意味があります。

デザイン住宅のデメリットとして、デザインを最優先させた家なので住む人の快適性は二の次になってしまうことがありますが、最近のデザイン住宅は快適性や性能とのバランスを考えられたものが主流になってきています。

デザイン住宅なら、家の外観や内装のインテリアにまでこだわりたい人の希望通りの個性的な家を建てることができます。

家のデザインの種類

デザイン住宅は、家のすべてのデザインをトータル的にこだわった家です。

特に外観のデザインは重要です。

外観デザインのテイストはたくさんあるので、代表的なものをご紹介します。

和風

<出典:https://suvaco.jp/room/lGGnFuMljM>

純和風やジャパニーズスタイルともよばれます。

日本の昔ながらのスタイルの家です。

屋根は寄棟・切妻・入母屋などを採用し、瓦をのせます。
玄関は引き戸、外壁は塗り壁や板張りを採用することが多いです。

最近ではこのような純和風の家を新築で建てる人は減りましたが、建てる地域柄によっては景観になじむようにと、和風の家を選ばれることもあります。

和モダン

<出典:http://alfhousing.jp/wa-modern/>

純和風の家は減ってきましたが、近年根強い人気があるのが和モダンスタイルです。

和モダンスタイルの基本は、“シンプル“です。

シンプルですっきりとしたクールなデザインに、あたたかみのある和風のテイストを合わせたスタイルです。

和風のテイストは、外観でいうと瓦や木材、格子や石などで表現されます。

洋風の雰囲気とも相性がよく、和洋折衷の雰囲気を出すこともできます。

北欧の家具などが好きで、それと合わせたい場合でも和モダンならとても相性が良いです。

すっきり見せるポイントは、和の要素をどのくらい入れるかというバランスです。

基本はシンプルモダンにして少しだけ和のテイストを取り入れると、ごちゃごちゃせずにセンスの良い印象をもたせることができます。

ナチュラル

<出典:https://zesttoku.com/gallery/details_10.html>

ナチュラルなテイストの家も今とても人気です。

ナチュラルテイストや、ナチュラルモダン、ナチュラルシンプルなど、さまざまによばれています。

今人気のあるナチュラルな家は、北欧風のテイストを少し取り入れたものが多く、シンプルな白い壁にあたたかみのある茶系の木材や瓦屋根を組み合わせたものが多いです。

シンプルながらもかわいらしさがあり、森の中にあるようなグリーンとよく合う外観になります。

シンプルモダン

<出典:https://hasplus.ehime.jp/works/空を見上げるキュービックの家/>

シンプルモダンの家も今とても人気があります。

特にローコスト住宅でデザインにこだわった家はこのシンプルモダンな家が多いのではないでしょうか。

外壁は白や黒、紺といったモノトーン系の一色で、屋根は片流れ屋根や陸屋根を採用することが多いです。

カクカクしたキューブ型をベースにモダンですっきりとした形の家にします。

無機質な箱型の外観に、玄関ドアや外構で木材のあたたかみを少しプラスすることで、ナチュラルさが足され、されにオシャレさがアップします。

シンプルモダンでは特に、接道面の壁の窓が家の外観を決めるポイントとなるのであえて窓を一つも付けない場合もあります。

ベランダの形状も家のキューブ型になじむようにインナーバルコニーにしたりして、外観のデザイン性をより高めるようにデザインします。

プロバンス(南欧風・フレンチ)

<出典:http://ainaka.jp/mammy/1816>

プロバンススタイルの家は、地中海に近いスペインなどのプロバンス地方に多い住宅様式をモチーフにした家のことです。

南欧風とよばれたり、フレンチテイストの家も共通した外観であることがあります。

プロバンス地方は日差しが強いので太陽の光を吸収しにくい真っ白の漆喰の壁の家が多く、日本でもプロバンステイストの家にはよく漆喰壁が用いられます。

屋根はオレンジ系や赤茶系の瓦を何色か混ぜて使います。

壁にアイアンのモチーフを付けるのも特徴で、ベランダや出窓の手すりにアイアンを使うとより雰囲気が出ます。

レンガをデザインのポイントとして少し使うのも良く合います。

玄関ドアには無垢材のようなデザインのものがおすすめです。

また、アーチ型をどこかに取り入れるのもプロバンスの雰囲気を出すのにおすすめです。
玄関や門扉をアーチ型にするとよりおしゃれになります。

北欧

<出典:https://www.j-kensetsu.jp/nordic/results_38.html>

北欧雑貨など北欧のデザインが人気なので、家にも北欧テイストをとり入れるのが人気です。

北欧テイストの家の外観は、特に決まりはありませんが森が多く自然を大切にする北欧で多いのは三角屋根の木のぬくもりがあるシンプルな家です。

深いグリーンや深い赤色の板を縦に張ったかわいい三角屋根の家も多く、日本でそれを再現するためには木材ではなく窯業系サイディング材を使うこともあります。

外観にはシックな色のみを使い、内装にビビッドな色を使って北欧らしさを出すのも人気です。

アーリーアメリカン

<出典:https://wd-house.jp/archives/1256>

アーリーアメリカンスタイルの家は、アメリカが独立する以前の開拓時代の様式の家のことです。
アーリーとは“初期”という意味です。

外観の特徴は、外壁に木材を使い、屋根は切妻屋根、ポーチや煙突があることなどです。

質素な時代の家だったため、色使いは控えめで装飾もほとんどありませんが、その素朴さがあたたかみのある懐かしい雰囲気を出してくれます。

日本でアーリーアメリカンスタイルの家を建てる場合は、外壁にはラップサイディングを採用することが多いです。

カリフォルニアスタイル

<出典:https://ud2001.jp/works/work-64style/>

カリフォルニアスタイルは、西海岸スタイルともよばれアメリカ西海岸の家をイメージした家のことです。

カリフォルニアスタイルの家の外観の特徴は、海をイメージさせるような爽やかなリゾートの雰囲気と、何と言っても広いカバードポーチです。

家の形はシンプルな切妻屋根の家ですが、広いカバードポーチにブランコベンチを設置して、楽しい休日がイメージできるような遊びのある家になります。

外壁はラップサイディングがよく採用されます。

インダストリアル

<出典:https://www.clasishome.jp/works/インダストリアルスタイルにこだわった家/>

インダストリアルスタイルも、ここ最近で注目されている人気のインテリアテイストです。

インダストリアルとは元々家電や車などの工業製品のことを指していましたが、インテリアとしての特徴は、木材のあたたかみとは真逆の、無骨でむきだしの素材をとり入れることです。

インテリアとしてよく使われるのは、配管やコンクリート、歯車や足場板などです。
使い古された工業製品などでクールで無骨なインテリアに仕上げます。

どちらかと言うと外観よりも内装にとり入れやすいテイストですが、この写真のように外観にもインダストリアルテイストをとり入れることができます。

錆びた感じを外壁の色で表現したり、アイアンやコンクリートと組み合わせて無骨なイメージを形にしています。

アジアン

<出典:http://apoa.jp/housedesign/ku-2.html>

エキゾチックでリゾートのような雰囲気があるアジアンテイストは、特に男性に根強い人気があります。

内装にとり入れやすいアジアンテイストですが、外観にももちろんとり入れることができます。

アジアンスタイルの特徴は、深い庇や積み上げた石などを使い、自然豊かで日差しがいっぱいのリゾート地にあるような雰囲気を出すことです。

沖縄の昔ながらの住宅に似ています。

また、外構の照明やエキゾチックな観葉植物などでよりアジアンな雰囲気を出すことができます。

ブリティッシュ

<出典:http://www.c-dochome.jp/mind/mind-3>

ブリティッシュスタイルは、古き良き英国の昔ながらの住宅をモチーフにしたスタイルです。

ブリティッシュ様式には種類がいくつかありますが、外観の特徴は漆喰の外壁に石材やレンガを合わせ、急こう配の三角屋根の下の外壁に木材を張ってデザインを作ることです。

素朴でどこか懐かしいブリティッシュスタイルは、特に女性に人気です。

ガーデニングが好きな人にもおすすめで、イングリッシュガーデンとの相性はバッチリです。

代表的な家のテイストをご紹介しました。

お好みのテイストはありましたか?

家のデザインを決める参考にしてくださいね。

ローコストハウスメーカーの家のデザインは?

ローコスト住宅を検討している人の中には、ローコストハウスメーカーで建てようかと思っている人もいらっしゃいますよね。

ローコストハウスメーカーの家のデザインはどんな感じなのか、少し見ておきましょう。

アイフルホーム

<出典:http://www.all-eyefulhomenavi.com/sirius_ehc/ichinoseki/example/>

アイフルホームの実例です。

ツートンのサイディングとブラウンの屋根でシンプルな外観です。

<出典:https://www.siujoyo.jp/report/entry-179.html>

こちらもアイフルホームの家です。

アメリカンスタイルのオシャレな家ですね。

同じ会社の家でも、テイストを変えると全くちがう印象の家になります。

タマホーム

<出典:https://www.tamahome.jp/voice/backnumber/5907/>

こちらはタマホームの家です。

ツートンのサイディングはローコスト住宅の特徴ともいえます。

ベランダが外壁面よりも出ているので、デザイン性というよりは利便性重視のイメージが強くなります。

外構のフェンスと玄関ドアを木製のホワイトのイメージでまとめてあり、すっきりとした外観になっています。

<出典:https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_tamahome/101745_0000_13/jitsurei/jc_0032/>

こちらもタマホームの家です。

薪ストーブがあるようで、煙突と薪置き場がとてもオシャレです。

広いポーチもあり色使いもシックで、ローコストハウスメーカーで建てたとは思えないデザインになっていますね。

アイダ設計

<出典:https://suumo.jp/chumon/housemaker/rn_aida/009179_0000_11/jitsurei/jc_0062/>

こちらはアイダ設計の家の実例です。

ツートンの窯業系サイディングと片流れ屋根を採用しています。

ローコストハウスメーカーの実例を少し見てみてわかるのは、デザインにこだわらなければ一般的な家になり、こだわれば個性的な家が建てられるのだということですね。

オシャレなローコスト住宅メーカーをもっと詳しく知りたい人にはこちらの記事もぜひご覧ください。

タイル外壁について詳しくまとめている記事もあります。

ローコスト住宅の外壁についての基礎知識など、ローコスト住宅の外壁についてわかりやすく解説しています。

家のデザイン性と住み心地と性能

ローコスト住宅でも、家のデザイン性にこだわりたい人は多いはず。

デザインにこだわると、コストの問題と関連して、住み心地や性能とのバランスを考えらければいけないこともあるでしょう。

そのことについて、少し考えてみましょう。

なぜオシャレな家を建てたいのかを考える

まず考えてみてほしいのは、あなたは「なぜオシャレな家を建てたいのか?」ということです。

「せっかく家を建てるなら自分だけのこだわりのデザインの家にしたい」

「オシャレなインテリアに囲まれて過ごしたい」

「オシャレな家に住むのが夢だったから」

いろんな想いがあると思います。

その部分を今一度、はっきり知っておきましょう。

そこにはもしかしたら自分だけの願望しかないかもしれません。

住み心地が何より大切

家のデザイン性よりも大切なのは、住み心地です。

家のデザインを優先する余り、使い勝手が悪い家になってしまうこともあります。

家のデザインにこだわりたい人というのは、家族の中で1人だけであることも多いです。

たとえば夫がデザインにこだわりがある場合、案外妻や子供たちはデザインのことには興味がないパターンもあります。

家は、家族全員が暮らしやすいデザインになっていることが大切です。

デザインを優先するあまり、使い勝手が悪い家になってはいけません。

家族全員が生活しやすく、その上でみんなが気に入ったデザインであることが、“デザインの良い家”なのです。

性能コストを下げてはいけない

一番コストをかけるべきは、性能に関する部分です。

もしデザイン性・性能どちらかのコストを削らなければいけない場合は、決して性能コストを下げてはいけません。

家は安心安全が最重要です。

予算に余裕がない場合は、躯体にもっともコストをかけ、デザインに関する部分は諦めることも必要です。

外装や内装は、後々リフォームすることができます。

後からではどうすることもできない躯体部分の性能は高くしておいてください。

どんな家にしたいかより、どんな暮らしがしたいか

家づくりで大切なことは、性能と住み心地です。

そのためには「どんな家にしたいか」ということよりも「どんな暮らしがしたいか」ということをメインに考えましょう。

そのように考えればおのずとそこから良いデザインが生まれてきます。

家族が楽しく快適にすごすことを一番に考えることが、本当の意味で良いデザインの家を作る近道です。

理想と実生活のバランスをとることが大事

理想のオシャレなデザイン住宅での生活と、実際に始まる新築での暮らしにはギャップがあるはずです。

特に、これから子供が増える可能性がある場合は注意が必要です。

オシャレな家というのは、とにかく部屋に物が表に出ていません。

リビングにはソファとテレビと観葉植物。

キッチンのカウンターにも何も物が置いていなくて、スッキリ片付きゴミ箱すらありません。

写真を撮るにはとてもオシャレで素敵な部屋です。

しかし実際にそこで生活したらどうでしょうか?

きっと不便だと思います。

理想のデザインやインテリアの家と、実生活の過ごしやすさのバランスをとることが大切です。

家のデザイン性とコストのこと

家のデザイン性について、あれこれ考えていると楽しいですよね。

でも結局は、何をするにしてもコストのことがつきまといます…。

ここではデザイン性アップとコストアップについて考えてみましょう。

デザイン性を高くするとコストが上がる

家のデザインを良くするためには、何が必要でしょうか?

たくさんの家を見ていて、パッと目が止まるのはやはりデザインの良い家です。

よくあるいわゆるローコスト住宅とはちがうのです。

何が違うのか?

外観からデザインの素人が見てわかるのは、使われている素材がちがうということです。

デザインが優れていると感じる家にはたいてい、無垢材が外壁などに使われていたり、外壁に塗り壁やガルバリウム鋼板・ラップサイディングなどが採用されています。

屋根の形にこだわっている家も注目を集めます。

スタイリッシュな片流れ屋根や陸屋根です。

こういった建材を採用するには、コストが上がります。

木材の外壁

外壁に木材を使用すると、外観にカフェのようなオシャレさやロッジのような木のぬくもりを加えることができます。

分譲地に木の外壁の家が建っていると、個性的さとオシャレさで目を引きます。

羽目板・木質系サイディング

<出典:https://www.nihonnokurashi.jp/example/detail/18.html>

板張りは昔は日本で普通に用いられてきた外壁材です。

昔の家は木と土壁で出来ていました。

木材は調湿性や断熱性が高いので外壁材として優秀です。

今では板張りの家は高級感がありちょっとコスト的に手が出しづらいものとなっています。

樹種は、ヒノキ、マツ、スギなどです。

初期費用は樹種によっては案外安く、窯業系サイディングよりも安価で施工することもできます。

しかしハウスメーカーの場合は、標準仕様が窯業系サイディングに限定されているので板張りをすると施工費や施工費などを割高で請求される可能性があります。

コストの面で気を付けなければならないのは、初期費用よりもメンテナンス費用です。

木材は水に弱いので、外壁に使用すると雨ざらしのため色あせや腐食が必ず起こります。

塗装がはがれてきたら再塗装を行います。

頻度は約3~7年に1回が目安です。

費用の目安は数十万円~200万円ほどで、塗料の種類や面積によって幅があります。

35年ほど経つと板の貼り替えが必要になりますので、約100~200万円ほどの費用がかかります。

板張りは経年による木の風合いや色合いの変化が“汚れ”ではなく“味”として楽しめるところがメリットです。

また、木質系サイディングといわれるものと羽目板は基本的には同じものです。

天然の木材をサイディング材(板状の外壁材)に加工したもので、塗装をして施工します。

木を使った外壁材は、防火性の問題で地域の条例によっては採用できないこともありますので、注意が必要です。

塗り壁

オシャレなデザイン住宅の多くで採用されている外壁が、塗り壁です。

サイディング材では出せない風合いとオシャレさがあります。

ほとんどのローコスト住宅で使われる窯業系サイディングとの大きなちがいは、塗り壁には継ぎ目がないことです。

これが非常に家のデザイン性に影響します。

同じコンパクトなキューブ型のシンプルな家でも、継ぎ目のない塗り壁ならとてもデザイン性が高く見えるものです。

ここでは、モルタル・リシン吹付け・漆喰について解説します。

モルタル

<出典:https://k-sou.com/newbuild/6120/>

モルタルとは、セメントと砂を混ぜた素材のことで外壁材のほかに外構の仕上げにもよく使用されます。

外壁に使用するととても味わいのある印象の家になります。

モルタルは左官職人が施工します。

完全手作業なので、塗り方の種類によってクールな印象にすることもあたたかみのある印象にすることもできます。

費用の目安は30坪の家で、約60~100万円です。
塗料には種類があるのでそのグレードによって費用の幅があります。

ハウスメーカーで施工する場合は木材と同様に、標準仕様から外れるので材料費と施工費が割高になることが多いでしょう。

モルタルは、ひび割れしやすい点・左官職人の腕で仕上がりが左右される点なのどのデメリットがありますが、こまめなメンテナンスをすれば味わい深い外壁になります。

リシン吹付け

<出典:https://hiraya.style/wall>

モルタルには、仕上げ方法にはいくつかの種類がありそのうちの一つにリシン吹付けという方法があります。
(モルタルの仕上げ方法は、左官仕上げ・リシン仕上げ・スタッコ仕上げ・吹付けタイル仕上げがあります。)

リシン吹付けは、モルタルの中で比較的安価に施工できて、窯業系サイディングよりもとても風合いのある仕上がりになるのでおすすめです。

モルタルを塗ったあとにスプレーガンを使ってリシン材を吹付けて仕上げます。

リシンとは一般的にアクリルや顔料・砕石配合物を混ぜてつくられた表面化粧材のことです。

表面がザラザラとした質感になるので、ツヤ消しの味のある仕上がりになります。

汚れがつきやすい・ヒビ割れしやすいというデメリットはあります。

モルタル仕上げにしたいけれど左官職人さんを雇うとコストが…、という人はリシン吹付けを検討してみてはいかがでしょうか?

漆喰

<出典:https://www.tsujitosou.jp/column-wall/10696/>

漆喰(しっくい)も人気が高い塗り壁の一つです。

モルタルと比べて、よりレトロでカントリー風な雰囲気がありますよね。

漆喰を外壁に施工する費用の目安は、延床面積30坪の家の場合で約100万円です。

漆喰は、水酸化カルシウムを主成分とした石灰質の素材です。

日本では昔から住宅の接着剤や外壁材として用いられてきました。

主成分である水酸化カルシウムは二酸化炭素を吸収してだんだん硬化します。

防水性や不燃性があるので外壁材として優秀です。

また、調湿性があるので内装材としてもとても人気があり、最近ではDIYで塗る人も多いです。

キズがつきやすい・定期的なメンテナンスが必要・施工費用が高額などのデメリットもあります。

漆喰はコテ塗りが基本で、コテの跡をあえて模様のように残すのが味わいが出て人気ですが、左官職人の腕によっては仕上がりに差が出てしまいます。

サイディング

サイディングとは、板状の外壁材の総称です。

ローコスト住宅でよく用いられるのは、窯業系サイディングです。

サイディングの中で、ラップサイディングやガルバリウム鋼板もデザイン性が高く人気があります。

ここでは、ラップサイディングとガルバリウム鋼板について解説します。

ラップサイディング

<出典:http://www.suruga-style.com/fourbalance/entry-162/>

ラップサイディングとは、細長い板状のサイディングを重ねながら張っていく外壁材です。

ラップサイディングは、“窯業系サイディング”のような素材を指すものではなく、張り方である“工法”のことを指します。

日本で使用されているラップサイディングは窯業系サイディングに分類される素材です。

ラップサイディングは、一般的な窯業系サイディングとはちがい中間の継ぎ目コーキングを施す必要がありません。

アメリカンスタイルの家やカントリースタイルの家にピッタリです。

スタイリッシュでありながらクラシカルな雰囲気も出すことができます。

ネックとなるのは初期費用が高いことです。

一般的な窯業系サイディングの約1.5倍のコストがかかります。

しかし中間コーキングがないことでメンテナンス費用は比較的安くなります。

コーキングの劣化は外壁材の塗膜が剥がれる時期よりもかなり早く起こります。

また、中間コーキングがないことはデザイン性の面でもメリットです。

継ぎ目がないのでおしゃれなデザインがそのまま表現することができます。

ガルバリウム鋼板

<出典:http://houselabo-n.co.jp/works/jupitercube/jupitercube2-4/>

ガルバリウム鋼板も人気のある外壁材です。

サイディングの中では、金属系サイディングに分類されます。

ガルバリウム鋼板は、アルミニウム・亜鉛・シリコンを合成して作られるアルミ亜鉛合金メッキ鋼板です。

カラーバリエーションも豊富なので、上の写真のようにホワイトなら爽やかな優しい雰囲気も出せますし、ブラックやネイビーならクールでスタイリッシュな印象も出せます。

木材と組み合わせるとまたガラリとちがった雰囲気になります。

家のデザイン性にこだわりたい人なら、一度検討したい外壁材ではないでしょうか?

費用の目安は、約150~200万円です。

ガルバリウム鋼板は、材料費よりも施工費が高くなりがちです。

意外とデリケートな建材なので扱いに丁寧さが求められます。

施工自体は板金工事となりますが、施工を依頼した業者が板金業者ではない場合が多く外注という形になるのでその分さらに施工費が高くなってしまいます。

また、メンテナンス費用もかかります。

塗膜が剥がれると再塗装が必要になります。

錆びないようにこまめなお掃除とメンテナンスが必要な外壁材です。

屋根

外壁と同じくらい家のデザイン性を左右するものとして、屋根があります。

屋根の一般的な形状は、切妻屋根・寄棟屋根・片流れ屋根・陸屋根(ろくやね)・方形屋根・入母屋屋根・半切妻屋根などがあります。

ここでは片流れ屋根と陸屋根について解説します。

片流れ屋根

<出典:https://ynagamo.com/blog/finished/himejishikitabaraitei/2016_07_18_23527_片流れ屋根のシンプルな外観%EF%BC%81.html>

片流れ屋根は、写真のように一方向にのみ傾斜がついているシンプルな形状の屋根です。

ハウスメーカーのローコスト住宅でよく採用されています。

傾斜が一方向だけなので施工が比較的簡単なためコストが安いです。

太陽光パネルが普及してきたので、太陽光が当たる面を広く作れる片流れ屋根もよく採用されます。

雨漏りしやすいというデメリットがあるのでその点にはメンテナンスで注意が必要です。

シンプルモダンスタイルの家にピッタリの片流れ屋根は、ローコストで施工できるところが嬉しいですね。

陸屋根

<出典:https://imamura-k.co.jp/works/simple-life>

陸屋根は、写真のようにフラットな屋根のことです。

キューブ型の家にはこの陸屋根が採用されます。

陸屋根はどんなスタイルの家にもよく合います。

切妻屋根もどんなスタイルにも合いますが、可愛らしい印象になりがちです。

シンプルでモダンな雰囲気を出したいときには、陸屋根にすると一気に印象が変わります。

ローコスト住宅では陸屋根の家はあまり見かけない印象です。

その理由はコストかもしれません。

陸屋根はフラットなので雨対策が重要になってきます。

特に木造住宅では防水や雨水対策の施工費が他の屋根に比べて高額になります。

また、メンテナンス費用も高くなります。

防水効果が約10年ごとに弱くなるので、その都度防水工事をしなければいけません。

メリットもたくさんあるので、コストを含めたデメリットを加味した上で、陸屋根でしか出せないデザインを実現したい場合は、採用してみてはいかがでしょうか。

家のデザイン性と外壁・屋根のコストについて簡単にご説明しました。

なお当サイトには、ローコスト住宅の外観についてまとめた記事もございます。

ローコスト住宅の外壁や屋根についての基本情報やハウスメーカーの実例などをまとめた記事になっていますので、ぜひご覧ください。

デザイン住宅をあつかうローコスト住宅会社5社紹介!

ローコストでデザイン住宅を扱っている会社を5社ご紹介します。

ハウスメーカーほどの規模はなくても、デザイン性重視でローコスト住宅をお考えの人はぜひ参考にしてみてください。

すべての会社が、1,000万円台で家を建てることができます。
(※諸費用は含みません。)

デザインハウス

<出典:https://www.dh-hofu.com/bl_14.html>

デザインハウスは山梨県に拠点を置く工務店です。
オシャレな家をローコストで商品化して販売しています。
工法は基本的に2×4工法ですが、在来工法も選べるようです。

規模がどんどん大きくなっており、デザインハウス甲府を中心に全国30店舗をこえる工務店とネットワークを広げているので、対応エリアも広がっています。

フル装備・付帯工事費の明確化・安心のコミコミ価格に、オシャレなデザインを加えたローコスト住宅を建てることができます。

<公式サイト:https://www.compact-style.jp/groups.html>

ジブンハウス

<出典:https://www.homes.co.jp/iezukuri/mid-10421/>

ジブンハウスは、東京都に本社を置くフランチャイズチェーンです。

ジブンハウスの特徴は、なんとスマホで家が買えることです。

VR(バーチャルリアリティー)を使ってパソコンやスマホで自分がデザインした家をリアルな映像で見ることができます。

購入したい場合はネット上のカートに入れるだけです。
見積もりや土地探しの相談もスマホで完結します。

人件費の大幅な削減によって家の価格はとてもリーズナブル。
さらに嬉しいのは、ローコスト住宅なのにデザインがとても良いことです。

ラインナップは豊富でどれもオシャレでセンスの良い家ばかりです。
耐震性や将来のリフォームのことも安心な設計で、高品質でオシャレな家を安く手に入れることができます。

店舗は加盟店という形で全国に増えつつあります。
実際の施工は地域の工務店が行います。

<公式サイト:https://jibunhouse.jp/>

ゼロキューブ

<出典:https://lifelabel.jp/lineup/zero-cube-tools>

ゼロキューブは、大分県に本社を置く株式会社ベツダイ(BETSUDAI Inc.TOKYO)が開発した規格住宅のブランドです。
セミオーダー型の規格住宅なので、ある程度は仕様の希望を叶えることができます。

フランチャイズチェーンを経営しており、施工は加盟店である工務店が行います。
ゼロキューブで家を建てたい場合は、お近くの加盟店を探して対応可能エリアかどうかを確認する、という流れになります。

延床面積29.8坪の2階建て3LDKタイプをベースに、間取りにさまざまなオプションが用意されています。

たとえば、1回にもう一部屋追加する「+BOX」や、ガレージスペースを追加する「+GARAGE」など10種類以上のプランオプションがあります。
(工務店によって対応可能なオプションに違いがあります。)

家のデザインの特徴はその名の通り、キューブ型=サイコロのような真四角のシンプルな外観です。

洗練されたシンプルさなので、デザイン重視の人におすすめです。

<公式サイト:https://lifelabel.jp/lineup/zero-cube>

フリーダムアーキテクツ

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case605/>

フリーダムアーキテクツ(以下フリーダム)は、ローコストなデザイン住宅を専門とする建築設計事務所です。

ローコスト住宅を手がける会社はハウスメーカーやフランチャイズチェーンが多い中、フリーダムは建築設計事務所です。

一般的な建築設計事務所の年間設計棟数は1~5棟ほどと言われていますが、フリーダムはなんと年間400棟以上の設計をしています。

「お客様本位」「設計主体」という考え方の会社なので、規格住宅は扱っていません。
公式サイトには、“ラインナップ”はなく、“住宅作品”として建築実例がたくさん載っています。
設計はお客様の要望を3DモデルやVRなどを使って丁寧に進めていきます。

フリーダムは土地探しから設計までを担当し、施工は地域の登録ビルダー(工務店)には発注します。登録ビルダーは厳正な審査を通過した会社のみしか登録できないので、施工に関しても安心です。

年間着工棟数の多さを活かして資材の一括仕入れができ、登録ビルダーは営業活動が不要なので経費のコストカットになって、ローコスト住宅が実現しています。

保証体制もしっかりしているので、施工後はノータッチということはなくずっと安心して家づくりを進めることができます。

ただ、施工エリアが全国ではないので主要都市以外で検討されている人は、一度相談してみてください。

<公式サイト:https://www.freedom.co.jp/>

ロビンスジャパン

<出典:https://suumo.jp/chumon/koumuten/rn_archph/140673_0001_12/jitsurei/jc_0013/>

ロビンスジャパンは、千葉県に本社を置く輸入住宅専門のハウスメーカーです。

アメリカンスタイルやカントリースタイル、北欧テイストなど、欧米のテイストがお好きな人におすすめのハウスメーカーです。

規格住宅を基本としていますが、建築家PrestigePLANという注文住宅も扱っています。

“全邸が建築家作品”をコンセプトに、お客様の希望や予算に合わせて丁寧にデザインしてくれます。

モデルハウスを持たず、材料の直接仕入れルートを開拓するなどの工夫でローコストを実現しています。

スタッフ全員が、プランニングから施工管理までを一人でこなせるスペシャリストとして教育し、少数精鋭主義でさらにコストを抑えています。

輸入住宅なので工法は2×4工法です。
制振装置も採用していて、耐震性にも安心できます。

ただ残念なのが、施工エリアが関東に限定されている点です。

<公式サイト:https://www.arch-p.com/>

以上がローコストなデザイン住宅を扱っている会社の紹介です。

1,000万円台でこんなにオシャレな家が建てられるんですね!

大規模ハウスメーカーでは出せないデザイン性の良さがメリットと言えます。

建築家に注文したような!ローコスト住宅のデザイン性アップのコツ

デザイン住宅をローコストで建てられる会社のご紹介をしましたが、施工エリア外であったりどうしても大規模なハウスメーカーで建てたいなど、デザインにあまり力をいれていない会社で建築することになる場合もありますよね。

「それでもやっぱりありきたりな家はイヤ!」

「自分たちのアイデアで少しでもオシャレな家にしたい!」

そんな人のために、自分たちで建築家にお願いしたようなステキな家を建てるポイントをまとめてみました。

家の外観デザインは間取りより先に決める!

ハウスメーカーなどのデザインを重視していない会社は、外観デザインを決めるのは間取りを決めたあとになることがほとんどです。

外観のデザインにこだわりたい場合は、そのタイミングでは遅すぎます!

外観にこだわる場合は、必ずその分コストが上がります。

間取りや設備を選んだあとでは、もう予算は残り少なくなっているので本当に選びたいデザインが選べないこともあります。

会社選びと並行して自分が建てたい家のデザインを決めておき、契約する前にそのことを担当者に伝えておきましょう。

そうすれば、その分のコストも考えて予算配分ができます。

外観のテイストをしっかり決めておくことで、内装のデザインも決まってくるので、統一感のあるオシャレな家ができます。

使いたい建材や設備がある場合は、あとで思い出して後悔することがないようによく下調べをしておきましょう。

アプリやネット検索を活用しよう!

まずは「こんな外観がいいな」「このテイストが好き」という、インスピレーションを得ることから家づくりははじまります。

そのために、できるだけたくさんの建築実例を見ておきましょう。

オシャレだと思う会社のカタログを集めるのもとても参考になります。

今は昔とちがって、インターネットで情報を集めることもできます。

建築実例を検索して、たくさんオシャレな家を見て目を肥えさせておきましょう。

インテリア専門のアプリもたくさんあります。

手軽にいろんな建築実例やアイデアを見つけることができますよ!

ここでは、人気のインテリアアプリを3つご紹介しますので、活用してみてくださいね。

・RoomClip(ルームクリップ)

<出典:https://roomclip.jp/help>

ユーザーが実際の部屋やインテリアの写真を投稿して共有することができる無料アプリです。
200万枚以上の写真を参考にできます。
キーワードで検索することができ、気に入った写真は自分のフォルダで保存できます。
一般の人からプロの人までたくさんの人のインテリアを参考にできるので、たくさんのアイデアをもらうことができますよ。

・Pinterest(ピンタレスト)

<出典:https://www.pinterest.jp/>

“アイデア”をみつけることができる無料アプリです。
検索ワードを入れると、インターネット上にあるすべての写真から関連性のあるものをみつけてくれます。
気に入った写真はピンをつけて保存でき、自動で関連性のある写真をピックアップしてくれます。
全世界のネット上の写真が見られるのでアイデアがほしいときには最適です。
知りたいものが漠然としているときにおすすめのアプリです。

・Houzz(ハウズ)

<出典:https://isuta.jp/category/iphone/2015/06/431476>

インテリアの写真共有・検索・相談ができる無料アプリです。
アイデアを検索して保存するのはもちろん、気になることがあればお住まいの地域の専門家や業者を探すこともできます。
レビューや過去の実例も見ることができるので会社探しのツールとしても便利ですね。
すぐに知りたいことがあるときは、ユーザーコミュニティに質問もできます。
リアルな回答をもらえると、とても参考になりますよ!

統一感をもたせる

いろいろなアイデアやテイストを見て、自分がどんな家のデザインが好きかわかってきたら、次は建てたい家のテイストを決めましょう。

今はたくさんのテイストの家があって、どれもステキで目移りしてしまう人もいるかもしれません。

“デザインの良い家”とは、“すっきりとした統一感のある家”です。

あれもこれもと、自分が好きな物を詰め込んでしまうと統一感がなくなり、オシャレというよりちょっとうるさい印象になってしまいます。

デザイン性を高くするためには、“引き算”が必要なこともあります。

やってみたいことがたくさんある時は、一度優先順位をつけて下位のものを引いてみると、理想に近づくこともあります。

統一感を出すためには、外観だけではなく、外構・内装・設備すべてのバランスがとれている必要があります。

候補の会社にプランを出してもらう前に、家の細部にわたって具体的にイメージしておき、予算内でできることをおおかた選んでおくと良いでしょう。

また、完璧な統一感の中に一つ崩しを入れたポイントがあるのもデザイン性を良くしてくれます。

接道面の外観から間取りを考える

前面道路から見える家の外観のみが、その家の外観といえます。

よほど広い土地に建っていない限り、サイドや裏の外観がほかの人から見えることはないですよね。

ハウスメーカーで打合せを始める時、普通は間取りから考えます。

しかし間取りから決めてしまうと、窓の位置や形が間取りに合わせたものになります。

ベランダの位置も間取りに合わせて決まります。

すると、どんな家になるでしょうか?

接道面の壁に、ベランダや窓がデザインとは関係なく付けられます。

これではデザイン住宅とは程遠いものになってしまいますよね。

デザインを重視したい場合は、接道面の外観を考慮しながら間取りを決めるようにしましょう。

南玄関の場合、よくあるのが日光をとり入れるために大きな掃き出し窓を付ける間取りです。

道路から家の中が丸見えになってしまうので、外構を工夫するなどして目隠しをする必要があります。

その目隠しが家の外観を決める重要なポイントとなりますので、外構に予算を多くとる必要が出てきます。

外観から間取りを考えることで全体の予算配分が早い段階でわかるというメリットもあります。

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case381/>

この実例のように北玄関や西玄関の場合は、日光はほかの面からとり入れるので接道面に大きな窓が付くことはありません。

窓の少ないシンプルな外観にすることができます。

屋根の形で印象が変わる

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case404/>

家の外観は屋根の形でかなり印象が変わります。

シンプルな、切妻屋根・陸屋根・片流れ屋根もとてもオシャレですが、2種類の屋根を組み合わせるという方法もあります。

写真の屋根は、片流れ屋根と陸屋根を組み合わせています。

片流れ屋根の2つの傾斜を組み合わせるのもおすすめです。
左右非対称にすることで、モダンなイメージがより出ます。

屋根の裏の軒(のき)にこだわるのもおすすめです。

あえて軒を広くして木目調にすると印象がガラリと変わります。

コストはあがりますが、予算的に叶いそうであれば検討してみてください。

玄関にもこだわる

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case471/>

家の外観の印象を決める要素は、屋根や外壁が占める割合が大きいですが、玄関のデザインも家の印象に大きく影響します。

この実例では、外壁はホワイトのラップサイディングで窓も一つだけととてもシンプルですが、ポーチの形や玄関ドア・玄関まわりにこだわることで、外壁のシンプルさと玄関の木のあたたかみがお互いを引き立てあっています。

シンプルなデザイン住宅では、玄関まわりだけは木目調のものや本物の木材を使用されることが多いです。

玄関ドアを開けたとき家の中が通りから丸見えになる場合は、壁を建てるなどして隠す方法もあります。

その壁もデザインの一部として生かせば、また印象を変えることができます。

バルコニーの位置もデザインの一部

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case465/>

バルコニー(ベランダ)をどこに付けるかも、家のデザインに大きく関わります。

特に南玄関の家の場合、バルコニーを正面にもってくることが多いです。

いかにも“ベランダ”という感じで正面に飛び出していると、どうしても不格好になってしまいます。

洗濯物を干すと生活感が丸見えでさらに“デザイン住宅”とは程通り感じになってしまいます。

上の実例では、正面やサイドに飛び出したバルコニーはありません。
この家の正面やサイドにバルコニーが飛び出ていたらどうでしょうか?
この家のデザインの良さをじゃましていたはずです。

バルコニーは裏側に付けたり、サイドにインナーバルコニー(建物の壁面より内側に作るバルコニーのこと)を作るなど、外から見えないようにするだけでも家の形に影響を与えることがないので、オシャレさをじゃましません。

また、バルコニーをデザインとして作ることもできます。
下の実例をご覧ください。

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case590/>

この実例では、広いバルコニーをあえて正面に張り出して作ることで家の外観に立体感を与え、上端にラインを付けることでこの家のデザインの一番のアクセントになっています。

バルコニーの壁を高くしてあるので洗濯物が通りから見えることもなく、プライバシーの面でも安心です。

家のデザインを優先するなら、バルコニーは正面には作らない・作るならデザインの一部として設計する、このどちらかがおすすめです。

外壁選びが悩みどころ

ローコスト住宅でデザインにこだわりたい場合、外壁材選びが非常に悩ましい問題です。

初期費用とメンテナンス費用を出せる経済的余裕があるなら、塗り壁やガルバリウム鋼板にしたいところですよね。

でも予算的に厳しいことも多いはずです。

その場合は、窯業系サイディングを採用することになります。

窯業系サイディングでも安っぽくならないように

どうしても安っぽくなってしまう窯業系サイディング。

やはりサイディング材の継ぎ目が安っぽさの感じさせる要因です。

それは重々わかっていても、コストの問題でどうしても窯業系サイディングしか使えない、という人も多いと思います。

でもオシャレさを諦めたくはありませんよね!

下の実例をご覧ください。

<出典:http://unique-architectures.com/uncategorized/2009-07-17/■窯業系サイディング・・・葛飾の家/>

とてもオシャレなこの家。

よく見ると外壁は窯業系サイディングです。

シンプルでとても素敵ですよね。

ポイントは、陸屋根のキューブ型の家であることです。

切妻屋根や片流れ屋根に窯業系サイディングを組み合わせると、どうしてもよくあるローコスト住宅の外観になりがちです。

玄関やインナーバルコニーの部分が四角く切り取られた感じになっていてセンスの良さや、さりげない植栽のおかげでサイディングの継ぎ目にあまり視線がいかない効果があります。

また、思い切ってグリーン系やブルー系の窯業系サイディングを使ってみるのも斬新かもしれません。

よく選ばれるのは、ホワイト・ブラック・ブラウンですので異彩を放つ存在になると思います。

デザイン住宅とはあまり相性の良くない窯業系サイディングですが、だからこそ工夫を凝らして素晴らしいデザインの家になった時、唯一無二のすてきな家になると思います。

ツートンはオシャレと安っぽさが紙一重

外壁に窯業系サイディングを使っている家は、二色を組み合わせるツートンにしているものをよく見かけます。

でも窯業系サイディングのツートンは、ハウスメーカーのローコスト住宅や建売住宅で本当によく見かけるのもあってか、ありきたりでどうしても安っぽく見えてしまいます。

ツートン自体は上手に組み合わせればオシャレになります。

たとえば素材の違う壁、ガルバリウム鋼板とモルタルを組み合わせるととてもオシャレな家になります。

窯業系サイディングのツートンも、上手く組み合わせるとオシャレになります。

<出典:https://www.shigematsugroup.co.jp/works/広々バルコニーのグリーンなお家/>

この実例では、正面の壁をホワイトに、奥の壁を深いグリーンにしています。

とてもすっきりしていてオシャレですよね。

この家のポイントは、2つの箱から出来ているような形だということと、片流れ屋根と陸屋根を組み合わせていることです。

バルコニーのウッドフェンスやシンプルで少ない窓もポイントです。

このように、窯業系サイディングのツートンでオシャレにしたい場合は、一面の壁をツートンにするのではなく、箱を組み合わせたような家の形にして箱ごとに色を分けるとセンスが光る素敵な外観になります。

前後に箱を組み合わせる場合、手前の箱に明るい色を、奥の箱に暗めの色を選ぶのがおすすめです。

デザイン性の決め手はじつは“窓“

ここまでさまざまなポイントをお伝えしてきましたが、今までの実例写真を見ていて家のデザインを決める一番のものは何だったでしょうか?

お気づきになりましたか?

それは“窓”です。

人がオシャレだと感じる家は、窓にこだわっていると言っても過言ではありません。

窓は間取りに合わせて形や大きさや位置を決めるのが普通かもしれませんが、そうやって窓のことを決めると外観パースを見て、「あれ?何かちがう…」と思ってしまうかもしれません。

家のデザインを良くしたいと思うなら、少なくとも接道面の窓だけは外観の面から考えてこだわることをおすすめします。

実例を見ながら解説します。

<出典:https://www.mokkotsu.com/contents/dream/gaikan/>

この実例では、正面の壁に窓が1つもありません。

“窓にこだわる”というのは、こういうことなのです。

正面の壁に特別にこだわってたくさん窓を付けるのではありません。

窓の配置デザインは“引き算”が大切です。

<出典:https://www.freedom.co.jp/architects/case431/>

上の実例は、窓が2つだけです。

玄関とバルコニーが建物の内側にあり、四角い空間が作られているのでほぼ真四角の2つの窓とバランスが良くすっきりした中に可愛らしさもある外観になっています。

<出典:https://www.hashimotohome.com/case/exterior.html>

3つめの実例は、窯業系サイディングのツートンの家です。

とてもオシャレでかわいい家ですよね。

この家のデザインのポイントは窓といえます。

ブラウンの窓枠のカントリー風の窓を4つ付けたことで、シンプルでありながら欧風の優しい雰囲気のあるデザインになっています。

もしブラウンの窓枠がなかったら、全然違ったデザインになっていたでしょう。

このように、窓一つで家のデザインは良くも悪くもなるのです。

どんなに外壁や屋根にこだわっても、何の計画もなく間取り次第の窓を付けた途端、全くオシャレじゃない家になってしまうこともあります。

逆に言えば、窓にこだわって家を建てておけば、外壁材などに少しくらい気に入らないところがあってもあとから外構や植栽で満足できるオシャレな家にしていくことができますよ。

ただ、南玄関の場合は日当たりの関係でどうしても接道面に大きな窓を付ける必要があると思います。

その場合は、何らかの目隠しをすることをおすすめします。

デザインの良いもので目隠しをすれば、それがアクセントにもなります。

窓から家の中が外から見えてしまうと、プライバシーの問題はもちろん、生活感が外観の一部になってしまうので、家のデザインを損ねてしまいます。

外構プランも決めておく

どんな家でも、土地が決まった段階で建物と同時に外構についても決めておく必要があります。

しかし一般的に外構プランは家の設計プランが決定してから考える人が多いようです。

しかしアプローチやガレージなどは家の間取りととても関係してくるので、後回しにすると家づくりの失敗の一因となります。

特に家のデザインにこだわる場合は、玄関まわりやアプローチ、カーポートなどの外構プランも含めて外観の印象となるので、必ず建物と同時に考えておきましょう。

外構業者を建築会社とは別に探さなければいけない場合は、土地探しと並行して候補を絞っておくと後々焦ることがなくてスムーズです。

ローコスト住宅でもオシャレなデザイン住宅が建てられる!

デザイン住宅を専門としていないローコスト住宅会社に依頼する場合、担当者はコストや間取りを中心に打合せを進めていきます。

建てたい家のデザインのイメージは最初の段階から伝えておきましょう。

伝え方も重要です。

まだ形のないものなので、頭の中にあるイメージを担当者と共有する必要があります。

デザイン設計のプロが相手ではない場合、漠然としたイメージを少ない言葉で説明しても10のうち理解してもらえるのは5以下かもしれません。

建てたい家のイメージに近い家の写真や、置きたい家具・使いたい建材などの素材(カタログや画像など)を集め、担当者に見てもらいましょう。

そうすることで、担当者は家のデザインにかかるコストをはじめから把握することができるので、あとで予算オーバーになることを防げます。

家は何十年と長く住むものなので、飽きの来ないデザインを心がけましょう。

10年後、20年後の生活スタイルのことを考えて決めましょう。

このように、デザイン住宅専門の会社でなくても、ローコストでオシャレな家を建てることができます。

自分たちが主動で進めるのは大変さもありますが、一生に一度の家づくりなので楽しい思い出にもなると思います。

ローコスト住宅の坪単価と予算

この記事ではローコスト住宅のデザインに特化して解説してきました。

ローコスト住宅にかかるお金のことについてしっかり知っておきたいという人には、以下の記事がおすすめです。

ローコスト住宅に必要な予算や、実際の総費用の実例についてまとめています。

ローコスト住宅はなぜ安いの?

ローコスト住宅の安さの仕組みについてまとめた記事もございます。

ハウスメーカーのコストダウン方法を中心に安く家が建つ理由を詳しくまとめています。

ローコスト住宅のメリット・デメリットと注意点

ローコスト住宅のメリットとデメリットをもう一度きちんと知っておきたい人には、以下の2つの記事がおすすめです。

ローコスト住宅のデメリットとそれに対する注意点や、ローコスト住宅の「コミコミ価格」「品質」「トータルコスト」という誰もが気になる3つのポイントについて解説しています。

ローコスト住宅で失敗しないためのポイントは?

ローコスト住宅の家づくりには安さゆえの不安がつきものですよね。

でもローコストとはいえ一生をかけての大きな買い物には変わりありません。

絶対に失敗だけは避けたいものです。

ローコスト住宅での家づくりを成功させるためのアドバイスをまとめた記事もありますので、ぜひご覧ください。

家づくりのアドバイス・手抜き工事への対策・口コミ体験談をまとめていますので、とても参考にしていただけると思います。

まとめ

いかがでしたか?

この記事ではローコスト住宅のデザインについて詳しく解説しました。

どのような会社で建てることになっても、自分たちの想いと工夫でオシャレな家を建てることはできます。

もちろんデザインのことをおまかせできる会社の方が、楽ではあります。

自分たちに合ったストレスのない方法を考えて、それに合った会社選びをしてくださいね。

まず住宅展示場に行くのはNG?!家づくりの成功には「メーカーの比較が絶対条件だった!

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ちょっとまって!それはもしかしたら「失敗する家づくり」の第一歩かもしれません。

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