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新築で家を建てる時は、近隣の方に挨拶回りをしなければいけません。
新築の工事中は、近隣の方に迷惑をおかけすることになるので、トラブルにならないように配慮することが大切です。
そこで迷うのが、挨拶へ伺うタイミングや手土産にする粗品、何を伝えるかなど新築時での挨拶の仕方です。
新築時での挨拶は、近所と良い関係でお付き合いしていくための第一歩。失礼がないようにしっかりと基本を押さえていきましょう。
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目次
まずは、家を建てる時の挨拶回りの基礎知識を解説します。
新築時の挨拶回りのタイミングは、家を建てる時の工事の騒音や埃などで近隣に迷惑をかけることから、工事の着手前と引っ越し時の2回が妥当です。
これから住んでいく場所だからこそ、近隣への配慮は大切にしましょう。
工事着手前の挨拶は住宅会社と一緒に回るケースが多く、挨拶回りの時は挨拶文と粗品を持って回るのが一般的です。
粗品は住宅会社側で用意している場合もありますが、もし用意されていない場合はご自分で用意する必要があります。
挨拶は工事・引っ越しでご迷惑をお掛けしたことへのお詫びと簡単な自己紹介、これからお付き合いしていくお願いなどを伝えるといいでしょう。
挨拶する日は引っ越し当日に行うのが基本ですが、もし遅れるようならば遅くても引っ越し後1週間以内には挨拶回りを行いましょう。
挨拶回りを疎かにしてしまうと近所の不満やトラブルに発展してしまうことがあります。
基本的に住宅会社も挨拶回りを行いますが、今後も近所と良好な関係を築いていくためにも施主も一緒に挨拶を行うのが大切です。
また、家を建て替える場合は解体工事を行うことになります。
この場合は着工前と引っ越し時に加えて、解体工事着手前にも挨拶を行うことです。
解体工事は近隣に騒音や振動、埃などでクレームになりやすいため、必ず解体工事がある旨を挨拶で伝えましょう。
挨拶する時は訪問する時間帯にも気を付けましょう。
相手が忙しい時間帯に訪問してしまうと迷惑となりますので、訪問しても迷惑にならない時間を選ぶべきです。
一般的に挨拶する時間帯は午前10時頃から夕食時間前の午後6時頃までがいいでしょう。
ただし、昼食の時間帯に訪問するのは迷惑となってしまいますので、お昼の12時〜午後1時頃は訪問を避けた方がいいです。
また、土日と祝日の日に挨拶を行う場合は平日に訪問する時間帯と異なりますので注意してください。
土日祝日は基本的にどの家庭も休みの日となるため、午前中はゆっくり過ごすお宅が多いです。そのため午前中の時間帯に訪問するのは避けた方がいいでしょう。
土日祝日に訪問する場合は昼間または夕方頃が挨拶するタイミングとしておすすめです。
近隣の挨拶回りはどのお宅も必ず在宅しているというわけではありません。
時間帯がずれて中々会えないこともありますので、このような場合は無理に訪問する必要はありません。
ただし、留守だったから挨拶をしないというわけではなく、ちゃんと留守のお宅にも相応の対処をしておくことが大切です。
では、下記にて留守だった場合の対処方法をお伝えします。
挨拶回りで不在だった場合、日を改めたり時間をずらしたりして再訪問するのもいいですが、何度も伺うのは大変です。
このような時はあらかじめ挨拶文を用意し、留守のお宅にはポストに挨拶文と粗品を入れるか、ドアノブにかけるので良いでしょう。挨拶文を入れておくことで日を改めて伺う必要はありません。
挨拶文はこれから工事を行う旨とご迷惑をお掛けするお詫びの言葉をお伝えし、「工事会社の名前と連絡先」「工事会社の担当者の名前」「何かあった時の連絡先」を記載します。
上棟式に近隣の方を招待することもありますが、近年では上棟式を行わないケースも多くなっています。また、上棟式を行うにしても大工の棟梁や家族だけで行うケースもあり、上棟式のタイミングで挨拶することはほとんどありません。
もし、上棟式に近隣の方をお招きする場合は、上棟式を行う旨と招待する言葉をお伝えするといいでしょう。ここでの挨拶は上棟式を招待する目的のため「○○月○○日に上棟式を行いますので、良ければいらしてください」などお伝えするだけで十分です。
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次に挨拶回りをする範囲について解説します。
結論を言うと、両隣・向かい3軒・真裏3軒に挨拶しましょう。
挨拶する範囲は一般的に両隣と向かい3軒、真裏3軒の住宅です。
近隣にアパートやマンションがある場合は、基本的に挨拶しなくても大丈夫でしょう。
住宅会社でもこのような集合住宅までは挨拶を行わないこともあり、挨拶を行うにしてもポストに工事を行う旨の挨拶文を入れておくぐらいです。
もし、気になるようでしたら住宅会社に挨拶文だけでもポストに入れてもらうようにしてもらいましょう。
家を建てる場所によっては町内会に挨拶をした方がいいこともあります。
必ず挨拶しなければいけないというわけではありませんが、お住まいになる地域で自治体がある場合は自治会長や班長に挨拶をしておくことで印象が良くなります。
繋がりが強い地域では今後の付き合いのためにも挨拶回りをしておく方がいいでしょう。
挨拶回りで渡す時の粗品は受け取った相手が負担を感じない消耗品がおすすめです。
高価なものは避けて、残らないものがベスト。
粗品の金額は500円〜1000円程度が一般的です。
粗品にタオルを選ぶことが多いですが、粗品にするタオルもなるべく柄のないシンプルなものにします。
渡すものの詳細は下記で詳しくお伝えしますが、粗品は渡す相手の年齢も考慮する必要があります。
お菓子を選ぶ場合は「日持ちがするもの」「高齢者のためにお煎餅など硬い食べ物は避ける」など気を配ることが大切です。
最近では高級ティッシュやトイレットペーパー、お米、緑茶、クオカードなど粗品のバリエーションも増えています。
挨拶回りに持っていくおすすめの粗品を下記の表にまとめましたのでご参考ください。
おすすめの粗品 |
---|
洗濯洗剤 |
石鹸 |
タオル |
ラップ・スポンジ・保存袋などのキッチン用品 |
入浴剤 |
高級ティッシュ |
地域のゴミ袋 |
お菓子の詰め合わせ |
クオカード |
洗剤やラップなどの生活必需品は粗品として喜ばれやすくおすすめです。
中には手作りのものを考えている方もいるかもしれませんが、新築時ではまだそこまでの人間関係ができていません。
不快感を与えてしまう可能性もあるので、この段階では避けておきましょう。
挨拶回りで渡す手土産は熨斗(のし)をつけるのが基本です。 包装の上から熨斗をかけるのが一般的、手土産につける熨斗はそこまで豪華にする必要はありません。
熨斗の表書きは
上記3つが熨斗の基本です。
挨拶回りの粗品や熨斗は工務店など住宅会社が用意してくれるのがほとんどです。
しかし、住宅会社によっては粗品や熨斗を用意していないところもあります。
このような時は自分で用意しなければいけませんので、挨拶回りを行う前に自分で用意するのか住宅会社に確認をとりましょう。
また、住宅会社と同行して挨拶を行う場合は、どんな段取りで進めるのかを事前に打ち合わせしておくと本番も余裕を持って挨拶することができます。
挨拶回りは必ず世帯主が行くこと、夫婦で住む場合は2人で訪問するのが一般的です。
また、家族全員で挨拶に伺うのも近隣の方に良い印象を与えることができます。
子供がいることで共通の話題などコミュニケーションがとりやすくなることもあります。
さらに近隣の方に子供の顔を覚えてもらうことで、何か子供にトラブルがあった時に協力してもらいやすくなります。
ここでは家を建てる時の挨拶の例を「工事着工前の挨拶の例」「不在時の挨拶文の例」「引っ越し時の挨拶の例」の3つのシチュエーションで挙げていきます。
【工事着工前の挨拶の例】 | |
---|---|
住宅会社 | こんにちは、〇〇会社(住宅会社)の〇〇(担当者の名前)と申します。 このたび、お近くで住宅の新築をすることになり、実際に住まわれる〇〇さんとご一緒にご挨拶にあがりました。 |
※ここでインターホン越しではなく、直接会えるようにします。 | |
世帯主 | このたび新築を建てさせていただきます〇〇(自分の名前)と申します。 工事でご迷惑をお掛けしますが、どうぞよろしくお願いします。 |
住宅会社 | お忙しいところ申し訳ございませんが、〜(工事の概要や工程、連絡先など簡単に伝える)となります。 工事期間中は騒音や工事車両などでご迷惑をお掛けしますが、よろしくお願いします。 こちらつまらないものですが・・・(粗品を渡す) |
※粗品を渡すのが住宅会社側か世帯主側か事前に打ち合わせをして決めておくこと。 |
工事着工前の挨拶は基本的に住宅会社が中心となって行います。
訪問する家の事情によって異なってきますが、挨拶はインターホン越しで済ませるのではなく、家から出てきてもらい顔を合わせて挨拶できることがベストです。
工事の概要や期間などの内容は住宅会社が伝えますので、世帯主が挨拶する時はあまり長くしないようにしましょう。
挨拶するポイントは
となります。
これからお付き合いしていくことから、あまり堅苦しい言葉を使う必要はありませんが、長い挨拶は迷惑となりますので避けましょう。
もし、住宅会社と挨拶しない場合は「いつから工事が始まるのか」「工事へのお詫びの言葉」を伝えましょう。
この時に住宅会社と食い違いがないように事前に挨拶で何を伝えるのか確認をとるといいですが、近隣とのトラブルや今後起きるかもしれないクレームの対応のためにも工事着工前の挨拶は住宅会社と一緒に行うことをおすすめします。
訪問した家が留守の場合は挨拶の代わりとなる手紙をポストに入れておきましょう。
どんな挨拶文がいいか例文を下記に記しますのでご参考ください。
このたびは、お隣に(また近所に)家を建てることになりました〇〇(自分の名前)です。
本日地鎮祭を行いまして、〇〇月〇○日より着工、〇○月〇○日に完成を予定しています。
工事の期間中、騒音や工事車両など何かとご不便をお掛けすることもあるかもしれませんが、ご理解いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。
工事に先立ちましてご挨拶に伺いましたが、ご不在でしたので失礼ではありますが、書中にてご挨拶に代えさせていただき、完成後に改めてご挨拶に伺いたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。令和〇〇年〇〇月〇〇日
施主 ○○ 〇〇
住宅会社と一緒に挨拶に回る場合、住宅会社でも工事案内用に書面を用意している可能性があります。このような時も内容に食い違いが出ないように事前に確認をしておくことが大切です。
工事着工前の挨拶はあまりに日が経ってしまうと挨拶する意味もなくなります。
地鎮祭の挨拶回りは無理に行うよりも住宅会社にお願いして、引っ越し時など別の機会に挨拶を行う方がいいでしょう。
はじめまして。
本日〜(住所)に引っ越して参りました〇〇(自分の名前)と申します。
工事の時は何かとご迷惑をお掛けしてしまい、申し訳ございませんでした。
これからお世話になります。
どうぞよろしくお願いいたします。
※手土産がある場合は下記のような言葉を加える こちら心ばかりの品ではございますが、よろしければお受け取りください。
引っ越し時の挨拶は自己紹介の場でもありますので、夫婦2人や家族全員で挨拶を行うといいでしょう。
ここでもインターホン越しで挨拶を済ませるのではなく、直接顔を合わせて挨拶できることが大切です。しかし、引っ越し時は住宅会社の担当者はいませんので、ご自分で誘導していかなければなりません。
無理に家から出てもらう必要はありませんが、自然と訪問した方が家から出てこられるような言葉掛けが大事になります。
突然お伺いして申し訳ございません。
本日引っ越して参りました〇〇と申します。
これからお世話になりますので、近隣の方に挨拶回りをしております。
上記のように挨拶回りをしている状況を伝えてから相手の応答を待つことで家から出てきてもらえることがあります。もし、それでも家から出てきてくれない場合は手土産を渡す旨を伝えるのもいいかもしれません。
引っ越し時の挨拶で伺った家が不在の場合は、上記の引っ越し時の挨拶文に加えて、何度か伺った旨と書面での挨拶になってしまったお詫びを伝える手紙をポストに入れておきましょう。
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家を新築するということは、近隣の方に大なり小なり迷惑をかけるということですから、しっかりと挨拶をする気づかいが大切です。ここで挨拶をしておかないと印象を悪くしてしまい良好な関係を築けない恐れだってあります。
「あそこで家を建てているけれど一向に挨拶に来ない」と不満の声も実際にあります。
家を建てることは工事中の騒音や埃、工事車両など近隣の方に我慢してもらうことも多いですから、良好な近所とのお付き合いができるように挨拶は必ずしておきましょう。
ここまで家を建てる時の挨拶についてお伝えしてきました。
家を建てることでもいろいろ気を使って大変かもしれませんが、一番大切なのは家を建てた後の生活です。
これから住み続けていく場所だからこそ、良好な近所付き合いをしていきたいです。
そのためには新築時での挨拶回りが重要となってきますので、今回ご紹介した挨拶回りの内容をご参考にしていただけたら嬉しく思います。
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