利用者数1,000万人を誇るイエウールは何が凄いのか？|他社と比較して徹底検証！

不動産一括査定のジャンルで高い人気を誇るイエウール。利用者数が1,000万人を超え、多くの不動産を売却したい人たちから支持されています。

売却を検討している方、特にイエウールに興味を持っている方の不動産一括査定サイトに関するニーズは以下のようなものがあげられます。

• 利用者数が多く信頼されている不動産一括査定サイトを利用しようと考えている
• イエウールがなぜ利用者数日本一になっているのかを知りたい
• 他社と比較し、イエウールがなぜ評価されているのかが気になる

この記事では、比較的短期間で利用者数1,000万人を越すことができたイエウールの人気の秘密とその理由を考察していきます。多くの人が利用する理由がわかれば安心して査定できるはず。

売却予定のあなたがイエウールのことをよく知り、納得のいく査定ができれば幸いです。

イエウールの利用者数は日本一

イエウールは、数ある不動産査定サイトの中でも一番利用者数の多いサイトとなっています。利用者数を他社と比較すると以下のようになります。

査定サイト名	利用者数
イエウール	約1,000万人
HOME4U	約700万人
リビンマッチ	約440万人
イエイ	約400万人
すまいValue	不明

株式会社東京商工リサーチが行った調査でも、2018年7月時点における月間査定依頼ユーザー数もイエウールが1位となっています。

査定サイト名	月間ユーザー数
イエウール	10,366件
すまいValue	10,000件
スマイスター	6,000件
イエイ	4,000件
HOME4U	3,000件

全体の利用者数では、不動産一括査定サイトの中でも一番の老舗であるHOME4Uに300万人の差をつけています。ユーザーは運営歴に関係なく、他のサイトよりイエウールを利用する傾向があると言えます。
短期間で多くの支持を得ているところを見ると、営業力や経営力もまた高い会社であることがうかがえます。

しかしイエウールはそれだけではありません。過去には利用者満足度98%を獲得していました。それほどユーザーにとって利点があるのでしょう。

現在の公式ホームページには利用者満足度の表示はありませんが、依然イエウールが数ある不動産一括査定サイトの中で、利用者数日本一を維持し続けています。

利用者数だけじゃない！イエウールは提携会社数もエリアカバー率もNo1

イエウールが日本一なのは利用者数だけではありません。
提携会社数やそれにともなったエリアカバー率も全国でナンバーワンとなっています。

査定サイト名	提携会社数
イエウール	約1,500社
リビンマッチ	約1,400社
HOME4U	約1,300社
イエイ	約1,000社
すまいValue	6社のみ(大手に特化)

公式ホームページには2019年5月現在15,00社と掲載されていますが、一部の調査では、イエウールの提携不動産会社は1,900社を超えると言われています。もしかすると、提携不動産会社の質を高めるため一部の業者を登録抹消したのかもしれません。

どちらにせよ提携会社の数はどの不動産一括査定サイトよりも多くなっています。

査定、比較できる不動産会社が多いということは、物件の売却を予定しているユーザーの選択肢が増え、より良い条件での売却ができます。

イエウールは、ただ単に提携会社数が多いだけではありません。大手不動産会社の数でもイエウールが一番多いという結果でした。

査定サイト名	大手不動産会社提携数
イエウール	35社
イエイ	26社
スマイスター	22社
ソクうーる	20社
HOME4U	18社

また、前述の株式会社東京商工リサーチによる調査によると、査定依頼に対応できる市区町村の数もイエウールが一番多いという結果になっています。

査定サイト名	対応できる市区町村の数
イエウール	1,805
スマイスター	1,720
イエイ	1,718
マンションナビ	1,716
オウチーノ	1,710
すまいValue	1,705
HOME4U	1,698

エリアカバー率が高いと、地方の物件も売れる可能性が高いです。他のサイトで査定できなかった物件も査定額がつくことがあるので、地方だからという理由で不動産売却をあきらめていた人はイエウールを一度試してみることをおすすめします。

イエウールの利用者数が多いわけ

イエウールが多くの利用者に支持される理由の一つに高い査定額へのこだわりがあります。独自に行ったイエウールのアンケート結果でも、他社より高い査定額が提示されたという声や、希望額で売却ができたという口コミが多く見られました。

口コミの詳しい内容は、以下の記事を参照してください。

また、査定できる不動産の種類も豊富で、個人の一戸建てやマンションだけではなく投資用物件や店舗、倉庫など、投資家や企業の方でも利用できるサービスとなっています。

イエウールの利用者数が大きく伸びた要因は、査定額の高さだけではありません。

運営会社である株式会社SpeeeはIT事業を生業としているため、ネット広告に力を入れ、簡単でスピーディーに査定申し込みが完了する動線を作りました。イエウールのサイトも不動産売却専用に作られているため非常にわかりやすいです。

運営歴を他のサイトと比較すると、イエウールがいかに短期間で利用者数において日本のトップにまで上り詰めたかがよくわかります。

一括査定サイト名	運営開始年
HOME4U	2001年
イエイ	2006年
リビンマッチ	2006年
イエウール	2014年
すまいValue	2016年

HOME4Uと比べると、13年もあとにサービスをスタートしたにもかかわらず、わずか数年で他のサービスを追い抜いてしまったことになります。

ネット上のサービスはネット上でアピールしそのまま自社の査定に結び付ける。そのような無駄のない集客が、より多くのユーザーを獲得できた原因のひとつではないかと私は考えています。

イエウールを利用する際の注意点

イエウールは利用者数が一番多く人気の不動産一括査定サイトですが、だからと言って万能かというとそうでもありません。どのようなサービスも必ずデメリットがあります。

よく言われているイエウールのデメリットのひとつに、迷惑な営業電話がかかってくるというものがあります。査定を申し込むうえでなかなか避けては通れないのが電話対応です。机上査定という方法やメールのみでお願いすることもできますが、独自調査ではやはり電話がかかってきたという口コミもありました。

一部の不動産会社はしつこく電話をかけてくるようです。マナーの悪い業者は毅然とした態度で断り、良い対応の会社とのみ仲介契約を結ぶようにしましょう。

また、フリーダイヤルの電話相談窓口がないこともデメリットのひとつでしょう。イエウールでは相談に関してはお問い合わせフォームという形式を採用しています。最近では電話の対応も行っているようですが、フリーダイヤルではありませんし、大々的に相談窓口を設けているわけではなさそうです。

それらのデメリットを理解したうえで査定を申し込むことで、よりスムーズな取引を行うことができるでしょう。

イエウールは現在最も人気のある不動産一括サイト

イエウールの強みは何といっても査定額の高さです。エリアカバー率、提携不動産会社数も他社を圧倒するほどの実力もあるため、できるだけ高く売りたいという人におすすめできるサービスとなっています。

ただ、サポート面で改善の余地があるのは確かですし、しつこい電話がかかってくることもあるようです。強みだけでなく弱みも理解しておくことで、安心してイエウールを利用することができるでしょう。