千葉県の超ローコスト住宅メーカー8選|住宅事情や土地価格はどんな感じ?1,000万円以下の新築も紹介!

「千葉県で家を建てたいけど、どんな会社がある?」
「なるべく安い会社が知りたい!」
「千葉県の新築は何にお金をかけたらいいんだろう…。」

千葉県で超ローコスト住宅を建てるなら、暴風や地震の対策がしやすい平屋建ての家がおすすめです。

今回ご紹介した住宅メーカーの中では、「デザインハウス成田」と「ヤマト住建」が価格と快適さのバランスがいい住宅メーカーだと思います。

この記事の結論!
  • 千葉県で超ローコスト住宅を建てられるメーカーは8社ある
  • 千葉県内で土地が高いのは「京葉エリア」
  • 人気エリアでも駅から徒歩20分以上で安い土地がある
  • 平屋は暴風と地震に強い

この記事ではデザインハウス成田、楽ちん住宅、バナナ住宅、リベロスクエアハウス、ひら屋iki、ヤマト住建など、千葉県内の建築会社を紹介しながら、家の広さの目安や土地価格、住宅事情まで網羅しています。

知識のない方でも読めるようくわしく解説しましたので、ご家族とシェアしながらお読みいただけると嬉しいです。

目次

千葉の超ローコスト住宅メーカー8選!間取り例や価格も紹介

デザインハウス成田 香取市|平屋(16.40坪~)が税込994万円から建てられる

デザインハウス成田は千葉県香取市にある、地元密着型の超ローコスト住宅メーカーです。

税込995万円、16.40坪の平屋の間取り
引用:デザインハウス成田

こちらが税込995万円、16.40坪の平屋の間取りです。標準仕様の構造、外部仕様ともに一般的な新築と変わりない住宅性能が期待できそうです。例えば窓は「Low-E3ガラス」という断熱・遮熱の加工がされているものを採用しています。

建具や住宅設備は選択できる余地があまりなさそうですが、「とにかく安く新築を建てたい!」という方の要望に応えつつも、家の快適さも損なわれない絶妙なバランスが価格に表れています。

ただ、「耐震性能」についての記載はありませんでした。千葉県内で安く家を建てるなら間違いなく選択肢に入る会社ですが、千葉は温暖な地域である一方、暴風や地震が多い地域でもあることを踏まえた上で、他社とも比較してみてくださいね。

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ヤマト住建 船橋市・柏市|2階建てで税込1,000万円台から建てられる

ヤマト住建は、耐震・断熱性能が高い住宅ながらローコストで建てられるハウスメーカーです。全国展開しており、千葉県には船橋市と柏市に営業所があります。

「エネージュ SGR」のスカイガーデンハウスプランの間取り例
引用:ヤマト住建

省エネ住宅「エネージュ」シリーズは、施主の希望する性能に応じて細かく分けられており、リーズナブルなプランもあります。

上記間取りは「エネージュ SGR」のスカイガーデンハウスプランの間取り例です。25.54坪で本体価格税込1,977万円となっています。

断熱性能はもちろんのこと、耐震性を考えた制振ダンパーが標準で使用されているため、地震の多い千葉県でも安心して家を建てることができます。

今回ご紹介した屋上庭園の他、スキップフロアや二世帯住宅、店舗付住宅など幅広いデザインに対応できるのもヤマト住建の強みです。

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下記の記事では、ヤマト住建の強みや、良い口コミ・悪い口コミをまとめています。ヤマト住建が気になる方は合わせてお読みください。

バナナ住宅 茂原市|平屋(12.72坪~)で建物価格税込690万円から建てられる

バナナ住宅は、千葉県茂原市にある御国建設株式会社が手がける超ローコスト住宅専門店です。後述する楽ちん住宅と同じ会社が運営しています。

税込690万円、12.72坪の平屋プランの間取り
引用:バナナ住宅

こちらは税込690万円、12.72坪の平屋プランの間取りです。付帯工事は別途税込350万円かかりますが、それでも1,040万円です。超ローコスト住宅といえるでしょう。
2階建て(22.18坪)でも税込880万円+税込350万円の計1,230万円で家を建てられます。

お得な価格帯にもかかわらず、標準仕様に制震ダンパーがついているのも安心できる点です。

ただ、詳しい基礎や構造に関しては公式サイトでは分からなかったこと、土地価格がプランに明記されているため、すでに土地を持っている方だと価格が変わってしまう可能性があることが懸念点です。

気になる方は、茂原市の営業所で「耐震性」や「土地代」について聞いてみるとよいでしょう。モデルハウスもあるので、実際に目で確かめるのもいいかもしれません。

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楽ちん住宅 茂原市|平屋(8坪~)が税込553万円から建てられる

楽ちん住宅は、千葉県茂原市にある御国建設株式会社が手がける超ローコスト平屋専門店です。前述したバナナ住宅と同じ会社が運営しています。

引用:楽ちん住宅

こちらは税込553万円、8坪の平屋の間取りです。バナナ住宅同様、超ローコスト住宅といって差し支えない価格です。

また、楽ちん住宅もバナナ住宅もルームツアー動画をこまめに更新しています。モデルハウスもあるので、実際に住むイメージがつきやすいのはメリットといえます。

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タマホーム 千葉県北西部|平屋で税込1,087万円から建てられる

タマホームは、ローコスト住宅を建てられる大手ハウスメーカーです。全国展開していて、千葉県内は北西部を中心に11店舗営業所があります。

「シフクのいえプレミア」の間取り
引用:タマホーム

こちらは企画住宅「シフクのいえプレミア」の間取りです。16.94坪で税込1,087万円となっています。

この価格には地盤調査費用や屋外給排水工事費用、屋外電気配線工事費用など、いわゆる「諸費用」が含まれています。※地盤改良工事は除く

また、「シフクのいえプレミア」もタマホームの高い耐震技術が使われており耐震等級は最高等級の3です。平屋だけではなく、2階建ても標準仕様で地震に強い家なのです。

CMだけでは分からないタマホームの良さを、カタログやモデルハウスで体感してみてくださいね。

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下記の記事では、タマホームで家を建てるメリットやデメリット、口コミをまとめています。
大手ハウスメーカーであるタマホームの情報を知りたい方は、合わせてお読みください。

リベロスクエアハウス 市川市・松戸市|平屋(11.90坪~)で税込1,205.6万円から建てられる

リベロスクエアハウスは、市川市に本社を構えるローコスト住宅メーカーです。

「STORY」の11.40坪、税込1,205.6万円の間取り例
引用:リベロスクエアハウス

こちらは平屋プラン「STORY」の11.40坪、税込1,205.6万円の間取り例このプランそのまま、規格住宅でも十分ローコストの部類です。
しかし、リベロスクエアハウスの場合は自由設計。コスパの良さと注文住宅の楽しさを感じられるメーカーといえるでしょう。

しかも、この価格には地盤調査費用や屋外給排水工事費用、屋外電気配線工事費用など、タマホームと同じく「諸費用」が含まれています。※地盤改良工事は除く

ローコストながら耐震性能3が標準で、断熱等級5にも対応しているのも嬉しいポイントです。

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ひら屋IKI 柏市|平屋(17坪~)で税込935万円から建てられる

ひら屋IKIは、ケイアイスター不動産のグループ会社Casa roboticsが手がける超ローコスト住宅ブランドです。

引用:ひら屋IKI

ひら屋IKIの17坪の間取り例はこちらです。平屋専門の規格型注文住宅なので、ベースプランにある間取り・オプションから選択して建てます。

フルオーダーメイドの注文住宅より資材や設計などの費用が抑えられるため、コスパの良い平屋を建てることができます。

そのコスパの良さとモデルハウス案内ロボットを使った「無人内覧」の取り組みで、テレビに取材されたこともあるようです。

千葉県内だと、「ひら屋がミレルン!柏展示場」でモデルルームの内覧会が定期開催されています。気になった方は足を運んでみてはいかがでしょうか。

ケイアイスター不動産とは

ケイアイスター不動産はプライム市場上場の不動産会社です。本社の埼玉県本庄市をはじめとして、関東中心に全国の営業所を抱えています。
ひら屋ikiで実現された無人内覧は、ケイアイスター不動産が得意とする「リアル×テクノロジー」の技術があってこそ。ローコスト住宅の「はなまるハウス」も事業の一つです。

アキュラホーム 松戸市他|平屋で税込1,000万円台から建てられる

アキュラホームは、全国展開している完全自由設計のローコスト住宅メーカーです。展示場は流山おおたかの森、成田、千葉ニュータウンなど千葉県内8ヶ所、支店は松戸市にあります。

28.5坪の平屋の間取り
引用:スーモ

こちらは、28.5坪の平屋の間取りです。高断熱・高気密に加えて、実物大耐震実験で証明された耐震性能3以上の住宅性能は、価格以上の価値があります。

完全自由設計なので、こだわりの強い方でも柔軟に対応してくれそうです。ちなみに今回取り上げた間取りは、RoomClip主催の第4回「全国理想の住まいコンテスト」(2023年9月18日投票締め切り)の注文住宅部門で最優秀賞を獲得した家のもの。

建築事例でもハンモックや囲炉裏、吹き抜け、ペット用設備など一風変わった「理想」を叶えた例がいくつも見られます。

どこまでどんな「理想」を叶えたいのか確かめるためにも、まずはカタログからご覧になってみてはいかがでしょうか。

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千葉の土地価格!一番安いエリアは大多喜町、高いのは浦安市

超ローコストで住宅を建てるには建物価格だけではなく、土地価格も重要です。
トータルコストを抑えるには、住むエリアを選ぶ必要があるのです。

ここでは、千葉県内の平均土地価格を市区町村別に一覧でまとめつつ、住宅事情についても解説します。

さて、千葉県内の平均土地価格は以下の通りです。

順位市区町村地価平均坪単価平均
1位浦安市43万7346円/m²144万5772円/坪
2位市川市37万8726円/m²125万1989円/坪
3位船橋市24万6882円/m²81万6141円/坪
4位習志野市22万0586円/m²72万9212円/坪
5位松戸市20万0771円/m²66万3708円/坪
6位柏市18万1378円/m²59万9597円/坪
7位流山市17万9190円/m²59万2364円/坪
8位千葉市17万3707円/m²57万4239円/坪
千葉市中央区24万6043円/m²81万3368円/坪
千葉市美浜区19万6675円/m²65万0165円/坪
千葉市稲毛区16万7354円/m²55万3237円/坪
千葉市花見川区14万1564円/m²46万7983円/坪
千葉市若葉区9万5246円/m²31万4864円/坪
千葉市緑区8万3427円/m²27万5792円/坪
9位八千代市12万3656円/m²40万8781円/坪
10位鎌ケ谷市10万2950円/m²34万0330円/坪
11位我孫子市10万1828円/m²33万6623円/坪
12位四街道市7万2930円/m²24万1090円/坪
13位成田市6万9421円/m²22万9492円/坪
14位佐倉市6万5474円/m²21万6444円/坪
15位野田市6万2202円/m²20万5628円/坪
16位白井市6万1146円/m²20万2136円/坪
17位市原市5万7650円/m²19万0581円/坪
18位印西市5万4985円/m²18万1768円/坪
19位君津市4万6706円/m²15万4402円/坪
20位袖ケ浦市4万5788円/m²15万1368円/坪
21位酒々井町4万4685円/m²14万7721円/坪
22位富里市4万1312円/m²13万6570円/坪
23位木更津市4万1094円/m²13万5849円/坪
24位茂原市3万9850円/m²13万1735円/坪
25位銚子市3万9812円/m²13万1611円/坪
26位旭市3万8300円/m²12万6611円/坪
27位大網白里市3万8122円/m²12万6023円/坪
28位八街市3万8042円/m²12万5761円/坪
29位香取市3万5733円/m²11万8126円/坪
30位東金市3万5637円/m²11万7809円/坪
31位館山市3万3883円/m²11万2011円/坪
32位匝瑳市3万3200円/m²10万9752円/坪
33位栄町3万2550円/m²10万7603円/坪
34位勝浦市2万8600円/m²9万4545円/坪
35位鴨川市2万8100円/m²9万2892円/坪
36位一宮町2万1966円/m²7万2617円/坪
37位多古町1万9050円/m²6万2975円/坪
38位御宿町1万8600円/m²6万1487円/坪
39位芝山町1万8175円/m²6万0082円/坪
40位いすみ市1万7460円/m²5万7719円/坪
41位富津市1万7295円/m²5万7175円/坪
42位横芝光町1万6700円/m²5万5206円/坪
43位東庄町1万5766円/m²5万2121円/坪
44位山武市1万5231円/m²5万0351円/坪
45位鋸南町1万5098円/m²4万9910円/坪
46位南房総市1万4151円/m²4万6780円/坪
47位長生村1万3700円/m²4万5289円/坪
48位睦沢町1万2125円/m²4万0082円/坪
49位白子町1万2033円/m²3万9779円/坪
50位長南町1万1850円/m²3万9173円/坪
51位長柄町1万0275円/m²3万3966円/坪
52位九十九里町1万0000円/m²3万3057円/坪
53位神崎町9537円/m²3万1528円/坪
54位大多喜町8286円/m²2万7391円/坪
※鋸南町、南房総市、睦沢町、長柄町、神崎町、大多喜町は2023年の基準地価。その他の地域は、2024年公示地価を表示しています。
参考:国土交通省

この表だけだと千葉のどのあたりの地価が高いかが分かりづらいため、公示地価を地図で表示した図も引用しました。

令和6年地価公示市区町村別平均価格図【住宅地】
引用:千葉県

これらによると、浦安市や市川市などが属する京葉エリア(千葉ベイエリア)が地価が高いことが分かります。

浦安市は全国から観光客が訪れる「東京ディズニーリゾート」で有名ですが、近年開発が進んでいる東京都江東区にほど近く、通勤通学でも便利な地域です。

同エリアの船橋市なら「西船橋駅」周辺が人気です。東京メトロ東西線を含めた3社5路線が乗り入れ、東京駅まで約30分と大変利便性が高いです。京成線を利用する方には「船橋駅」周辺を選ぶ方も多いようです。
また、習志野市では「津田沼駅」周辺の人気が高いです。

京葉エリア周辺の東葛エリアも、葛飾区に接する松戸市や、大型商業施設が点在する柏市・流山市などが人気が高いようです。いずれも都心まで1時間弱で出られる上に、特に柏市の「柏駅」は地元住民からも「千葉の渋谷」と親しまれるほど駅周辺施設が充実した駅です。

また、流山市は2021年に待機児童ゼロを達成した、子育てがしやすい市でもあります。

参考:日本経済新聞

特筆すべきは、浦安市以外のエリアは駅周辺の地価が高いこと。駅から徒歩20分ほど離れると、約20坪で1,000万円以内の土地も存在します。鉄道だけではなく、他の交通機関の利便性も考慮できるなら、お得な土地が見つかりやすいのが千葉県の特徴といえるでしょう。

千葉県の持ち家世帯はどのくらいの広さの家に住んでるの?

千葉県の住居における延床面積の平均は持ち家で110.6㎡(約33.45坪)と、家族4人の誘導居住面積水準とほぼ同じ程度です。

参考:千葉県

誘導居住面積水準とは?

厚生労働省が定めた、家族それぞれのライフスタイルに配慮した家の広さの基準のことです。
最低居住面積水準が家の「基本的機能」を最低限確保するための基準である一方、こちらはプライバシーの確保もできる快適な住まいを基準として作られているため、実際の家づくりでも参考にできる指標です。

今回は「一般型誘導居住面積水準」の計算式を元に、夫婦2人+6歳以上10歳未満の子ども2人と想定して試算しました。

参考:住生活基本計画(全国計画)における誘導居住面積水準及び最低居住面積水準(令和3年3月)

また、千葉県の子育て世帯の家の広さのデータでも、誘導居住面積水準以上の家が44.8%と約4割の方がゆったりした広さの家に住んでいることが分かります。

最低居住水準以上誘導居住水準未満の家は51.3%と、約96%の方がそれなりの広さの家に住んでいます。極端に狭い家に住んでいる方は多くないようです。

参考:千葉県

2022年度フラット35利用者の調査でも、千葉県の住宅面積の中央値は「107.2㎡(約33坪)」となっています。
※参考:「土地付き注文住宅」の集計表

千葉県は子どもと一緒に住める、ちょうどよい家を建てる方が多いエリアといえそうです。

千葉県の土地付き注文住宅の平均建築費用は約3,217万円、土地取得は約1,434万円

前項から引き続き、フラット35利用者の2022年度調査を参考にしながら、千葉県の注文住宅の平均価格について解説します。

まずは、「土地付き注文住宅」のデータとすでに土地を持っている場合の「注文住宅」のデータを、以下の通りまとめました。

平均建築費用平均土地取得費総数
土地付き注文住宅3,216.8万円1,434.4万円1,125件
注文住宅3,739.1万円3.8万円420件
引用:住宅金融支援機構「2022年度フラット35利用者調査」

「土地付き注文住宅」の方が建築費用が低いのは、土地込みによる建築会社からの値引きと住宅ローンの額が高くなるのを抑えたい施主の心理が理由でしょう。

前述の「住宅面積」も参考にすると、千葉県は平均的に、延床面積約33坪の家を諸経費込み約3,200万円で建てていることが分かります。

広さと価格が分かったなら、ぜひ間取りも決めてみましょう。以下のようなサービスを利用しながら、ご家族と理想の間取りについて話し合ってみてはいかがでしょうか。

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千葉でローコスト住宅を建てるなら平屋がおすすめな理由

結論、千葉県は暴風や地震が多い地域なので、新築で家を建てるなら平屋がおすすめです。

理由は以下の2つです。

千葉県で平屋がおすすめな2つの理由
  • 暴風の当たる面が小さくて被害を抑えられる
  • 屋根が軽くて建物が低いので地震に強い

ここでは、千葉県で気をつけるべき災害関連の情報をふまえつつ、平屋がおすすめな2つの理由についてくわしく解説していきます。

千葉は温暖な地域である一方、暴風や地震が多い地域でもある

千葉県はほとんどが省エネ地域区分における6地域です。全国的にも温暖な地域なので、断熱性や気密性に関しては標準的な住宅性能で問題ないでしょう。

省エネ地域区分とは

地域によって気候が違うので、必要な断熱性能も変わります。断熱性能の基準を定めるため、日本全国を8地域に分けたのが「省エネ(基準)地域区分」です。小さい数字であればあるほど暖かな地域です。
千葉県は印西市、富里市、栄町、神崎町が5地域、館山市、勝浦市が7地域、それ以外のエリアを6地域としています。

参考:国土交通省

ただ、千葉県は暴風の発生しやすい地域です。特に、2019年の台風15号の被害は記憶に新しいですよね。

その際の暴風や大雨による住家被害は、南部を中心に県全体で82,000棟にも及びました。

参考:千葉県

また、地震の発生しやすい地域でもあります。太平洋プレートとフィリピン海プレートの境界が動いて発生したと思われる、2021年の地震は千葉県北西部が震源地でした。

参考:気象庁

2024年3月にも、千葉県の東方沖を中心とする地域で地震活動が活発になっている報道がされています。千葉県内で家を建てるなら耐震等級3(最高等級)の認定が可能な住宅か、同程度の耐震性は必要になるかもしれません。

平屋は2階建てより暴風にも地震にも強い

予算の都合上、耐震性や暴風に対する耐久性を確保することが難しい場合は、平屋建てにすることを特におすすめします。

千葉県で平屋がおすすめな2つの理由
  • 暴風の当たる面が小さくて被害を抑えられる
  • 屋根が軽くて建物が低いので地震に強い

理由は上記の通り、2つあります。

1つ目は、平屋は2階建て以上の住宅と比べて、暴風を受ける面が小さいので風圧の影響を受けづらいこと。

例えば、大きなダンボール箱を持って風の日に外に出たとしましょう。箱が風を受けて持ちづらくなるのが簡単に想像がつくのではないでしょうか。一方で、小さな箱ではほとんど意識することなく持ち運べると思います。
こういった現象が住宅でも起きるのです。

また、カーポートなど外構設備も暴風に強い構造にできれば、さらに安心ですね。

2つ目は建物の高さが低く、屋根が軽いため、平屋の方が地震の被害が抑えられること。

地震は建物の重量が大きければ大きいほど揺れます。平屋は上に屋根しかないので、建物自体が軽いです。さらに高さが低いため、重心も低く、揺れづらい構造になっています。

また、直下型地震で建物が潰れてしまう危険も少ないのが平屋です。2階建て以上の住宅が上の階を支えているのに比べて、平屋は1階だけなのでリスクを最小限に抑えることができます。

もちろん、耐震・制震対策をした住宅であれば階数は関係ありません。ただ、耐震性を高める構造はお金がかかるのが一般的です。

平屋であるだけで暴風や地震に強いことを頭の片隅におきつつ、間取りやハウスメーカーを検討してみてはいかがでしょうか。

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その他にも、平屋にはさまざまなメリットとデメリットがあります。下記の記事でまとめていますので、合わせてお読みください。

【まとめ】千葉で超ローコスト住宅は建てられる!でも浦安市、市川市、船橋市など人気エリアは工夫が必要

この記事では、超ローコスト住宅メーカー8社と千葉県内の家の広さの目安や土地価格、住宅事情にいたるまでをご紹介しました。

この記事の結論!
  • 千葉県で超ローコスト住宅を建てられるメーカーは8社ある
  • 千葉県内で土地が高いのは「京葉エリア」
  • 人気エリアでも駅から徒歩20分以上で安い土地がある
  • 平屋は暴風と地震に強い

繰り返しになりますが、超ローコストで住宅を建てるには建物価格だけではなく、土地価格も重要です。
浦安市、市川市、船橋市など千葉県北西部を中心に、駅周辺の土地は地価が高いです。

「京葉エリア」や「東葛エリア」に家を建てるなら、徒歩20分以上の土地を狙うとトータルコストを抑えることができそうです。

また、千葉県は暴風や地震が多い土地です。「デザインハウス成田」や「ヤマト住建」など、安いだけでなく耐震性にも優れたメーカーを複数比較すると良い家づくりができると思います。

カタログの請求でもいいですが、すでに理想の間取りがあるならプロのコーディネーターに相談してみると話が分かりやすい場合も多いです。

せっかくですから、ご家族とどんな家がいいか話し合いながら、一度家づくりについて考えてみてくださいね。

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