ローコスト住宅を検討していると、だんだん内装のことも気になってきますよね。
・ローコスト住宅の内装ってやっぱり安っぽいのかな?
・ローコスト住宅でもオシャレな家に住みたい
・DIYなどでコストダウンすることはできるの?
このような想いをお持ちの人も多いと思います。
この記事では、ローコスト住宅の内装についてわかりやすく解説しています。
お金をかけずにオシャレな内装にする方法などもまとめていますので、ローコスト住宅での家づくりをもっと楽しめるための参考にしていただければ幸いです。
ローコスト住宅の内装、決めることがたくさん!
家づくりは「決めること」の連続です。
会社選びや土地探し、銀行選びなどたくさんのことを決めなければなりません。
そして会社を選んで契約したら、そこからはいよいよ“建物”のことを決めていくことになります。
ローコスト住宅は規格住宅であることも多く、ゼロからの注文住宅に比べると決めることは少ないですが、それでもセミオーダーなどの家の場合はそれなりに決めることがたくさんあります。
内装の「決めること」について詳しくまとめてみました。
設備
内装の中でもっともコストがかかるのが住宅設備製品です。
具体的には、システムキッチン・システムバス・トイレなどのことです。
中でもシステムキッチンがもっとも高額なものです。
コストがかかる上に、生活の中でとても重要なものなので時間をかけて選ばなければいけません。
アクセサリ
洗面所のタオルハンガーや、トイレットペーパーホルダーなどの設備のアクセサリを選びます。
会社の得意先メーカーの標準仕様の設備の場合は、アクセサリもセットになっていることが多いです。
アクセサリ一つでもインテリアの邪魔になることもあるので、こだわりのある人はお部屋に合うものを選びましょう。
収納
収納はたくさん必要です。
玄関・LDK・洗面・トイレなどにそれぞれ収納をつけ、それとは別に大きめのウォークインクローゼットを作ることも多いです。
決めることは、収納の棚の数・ハンガーパイプ・枕棚の有無などです。
床材
フローリングや無垢材などの床材の種類・樹種・カラーなどを選びます。
玄関框(かまち)などの細かい部材も選びます。
壁・天井
壁と天井の仕上げ材を、クロスにするか塗り壁にするか決めます。
ハウスメーカーや工務店の場合は、ほとんどがクロスにすることが多いでしょう。
クロスの場合は、各部屋のクロスの色柄を決めます。
塗り壁の場合は塗料の種類を選びます。
また、フチに使う巾木(はばき)や廻縁(まわりぶち)といった部材の色も選びます。
階段
階段は意外と間取りによってデザインが豊富です。
一般的なシンプルな階段の場合、踏板(足をのせる面)・けこみ板(踏板同士につける床に垂直の板)・手すりなどの色を決めます。
スケルトン階段だと踏板や手すりのデザインにこだわることもあります。
ニッチ
ニッチとは、壁をくりぬいたように空間を作り飾り棚や収納として活用できるスペースのことです。
ニッチがほしい場合は早い段階で担当者に伝えて設計に反映してもらいます。
(間取りや電気配線との関係で、思い通りに作れないこともあります。)
一般的には下の面には板を張ります。
アーチ型にくりぬいたニッチも人気があります。
決めることは、ニッチの位置・サイズ・形・板の種類などです。
窓
窓の形や位置は設計段階で決めますが、内装決めの際には窓のパーツ選びをします。
ガラスの種類(透明・型ガラス・すりガラスなど)・窓フレームの色(外と中)・窓枠など、意外と決めることが多いです。
窓枠は、額縁(がくぶち)ともよばれていて、木の板で窓のまわりを囲むものです。
これの色でお部屋の雰囲気ががらりと変わりますし、窓枠なしという選択もできます。
(窓枠なしにすると、コストが上がることが多いです。)
照明器具
照明器具は、ハウスメーカーや工務店では標準仕様として各部屋に付くものがあらかじめ決まっていることも多いです。
多くの場合、標準仕様は一般的なシーリングライトですので、ダウンライトやペンダントライトなどをつけたい箇所は変更してもらいます。
ニッチの中の照明や、足元灯やお庭のライト(外壁に取り付けるもののみ)もすべてこの時に決めなければいけません。
建具
室内の建具は、各部屋のドアや収納の扉などです。
こちらも標準仕様としてほとんどが決まっていることもありますが、色や木目の向きなどを選べます。
ドアのタイプには、引き戸と開き戸があります。
吊り下げタイプの引き戸は、上のレールからドアを吊り下げてスライドさせるドアで、省スペースで掃除もしやすく人気です。
開き戸は、昔からあるドアノブをもって開閉するタイプのドアで、開閉にスペースが必要なので狭い空間ではちょっと不便なこともあります。
設計上の制約が大きいのは引き戸の方なので、間取りによっては開き戸しか選択できないこともあります。
コストが高いのも引き戸なので、上手く使い分けるのがおすすめです。
造作家具
造作家具とは、既製品ではなく大工さんが作る作り付けの家具のことです。
内装材と色味やテイストをあわせられるので、今とても人気があり流行っています。
コストが上がるのであまり大きいものはおすすめできませんが、たとえば階段下スペースを活用したスタディーコーナーなどは、それほどコストもかからないのでおすすめです。
造作を依頼したい場合も早めに伝えて設計に反映してもらい、木材の種類などを決めていきます。
内装に関しての「決めること」は以上が一般的な内容になります。
内装の選び方や決め方は、ハウスメーカー・公務店・建築設計事務所などの会社によってさまざまです。
それぞれの内装はどんな感じなのか、まだ会社を決めていない人は気になりますよね。
そこで次に、ハウスメーカー・工務店・建築設計事務所の内装の特徴について順番に解説していきます。
ご自身の内装のイメージに合っているのはどの会社か、参考にしてみてくださいね。
ハウスメーカーの内装の特徴は?
まずハウスメーカーの内装の特徴からご説明します。
ハウスメーカーの規模の大きさによる安心感から、ローコスト住宅をハウスメーカーで建てる人も多いと思います。
基本は標準仕様
ハウスメーカーの内装は、ほとんどの項目がおおかた標準仕様として決まっています。
居室をひとつ増やしたとしても、追加費用の中に照明器具・テレビ専用コンセントと普通のコンセント・窓1ヶ所・ドア・床材など必要なものが含まれています。
決めることとしては、ドアの種類や色と柄・床フローリングの色・壁と天井のクロスの柄・窓パーツの色・設備のカラーなどです。
標準仕様の中に気に入るものがなく、希望のものをどうしても使いたい部分に関しては標準仕様からの“変更”という扱いになります。
細かい変更もオプション扱い
ハウスメーカーの内装は、標準仕様から変更すればしただけ追加費用が発生します。
残念なことに、安くなる変更というのはほとんどありません。
たとえば、「玄関収納が標準で付いているけど、うちは不要です」と言っても、その分が安くなるということは期待しない方が良いでしょう。
料金を引けないかわりに、別の部分でグレードを上げてくれるなどのサービスをしてくれる会社はあるかもしれません。
女性は特にキッチンのグレードを上げたくなると思いますが、ほしい機能やデザインを思うままに追加すると、びっくりするような金額になることもあります。
ハウスメーカーの標準仕様には、基本的に珪藻土や漆喰などの自然素材を使ったものは採用されていません。
自然素材や無垢材、デザイン性の高い設備や照明器具などに変更すると、割高なオプション費用がかかってしまいます。
ハウスメーカーは、標準仕様になっている材料を大量に仕入れているからローコストなのであって、単独で仕入れる必要があるものを使用すると、仕入れ値に割引がきかずローコストのメリットが減ってしまうのです。
施主支給やDIYには対応不可の場合も
ローコストで内装を仕上げるために、施主支給(お客様が自身で購入した材料を支給すること)やDIYを考えている人もいらっしゃいますよね。
よく住宅紹介のテレビ番組などでも取り上げられていて、人気のあるコストダウン方法です。
しかしハウスメーカーの場合は、そのようなイレギュラーなことには対応してもらえないことがほとんどです。
ハウスメーカーは全国で多数の家を建てており、すべてがマニュアル化された方法と大量発注した材料を用いることでローコスト住宅を実現しています。
ですから、そこから外れるような方法は効率が悪くなり工期が組みにくく、コストも上がってしまうため、対応が難しいのです。
工務店の内装の特徴は?
地元密着型でフットワークの軽さが安心の工務店。
工務店のローコスト住宅の内装は、どのように決めていくのが一般的なのでしょうか。
標準仕様があるところも
ほとんどの工務店にも、ハウスメーカーのような“標準仕様”というものがあります。
標準仕様というのは、何もハウスメーカーに限定したものではないのですね。
標準仕様とは、構造や外装材、内装材、設備など家に最低限必要なものについてのスタンダードなかたちを決めたものです。
「標準仕様が一切ない」というのは一見すると「とても自由度が高そう」と思われるかもしれませんが、実はあまりおすすめできません。
なぜなら建築の素人であるお客様が、構造から内装にいたるまでの何もかもを選ぶことになるからです。
そんなことは、実際にはほとんど不可能です。
建築の知識がないお客様が一つずつ仕様を決めていくなんて、非効率でしかありません。
ですから、ある程度の大枠については標準仕様がある会社の方が安心なのです。
内装に限っては、標準仕様の有無はお客様のスタンス次第によって、どちらが望ましいかはちがってくると思います。
自由に内装のことを決めていきたいという人は、標準仕様がない方が良いかもしれません。
工務店によっては、内装についても標準仕様があるので会社を選ぶ際は確認することをおすすめします。
自由度はハウスメーカーより高い
工務店でも内装に標準仕様があるところがありますが、変更したい場合の自由度はハウスメーカーより工務店の方が高いことが多いでしょう。
工務店の規模にもよりますが、傾向として規模の小さい会社ほど仕入れの量が多くないので、イレギュラーな材料や設備を使うことに柔軟です。
使いたい材料や実現したいインテリアなどすべてにおいて、ハウスメーカーと比較すると、工務店の自由度の方が高いと言えるでしょう。
大工さんがサービスしてくれることも
工務店は少人数制で設計から施工までをチームワークを活かして行っています。
建築中の現場にお客様がちょくちょく顔を出していると、大工さんと顔見知りになって親しくなれることもあります。
端材でちょっとしたものを作る程度なら、サービスしてくれることもあるかもしれません。
ただし収納棚などの大きな造作家具は、きちんと費用を支払って作ってもらいましょう。
施主支給やDIYへの対応はさまざま
施主支給やDIYをしたい場合は、工務店によって対応はさまざまです。
規模が大きく規格住宅化している会社だと、そのようなことには対応してもらえないこともあります。
(対応してもらえたとしても、“喜んで!”という感じではないかもしれません。)
“コストダウンの工夫にはどんどん協力します!”というスタンスの工務店なら、気持ちよく対応してもらえると思います。
最初の方に、確認しておきましょう。
建築設計事務所の内装の特徴は?
最後に、建築設計事務所の内装についてみてみましょう。
建築設計事務所の特徴は、設計とプランニングを専門としてそれに専念しているところです。
そのため設計料がかかるというデメリットはありますが、一棟一棟に時間をかけてこだわりをしっかり実現してくれるのが最大のメリットです。
標準仕様があるところも
建築設計事務所は、まったくのゼロから設計をはじめるイメージがありますよね。
もちろん、設計はゼロからお客様の希望に沿って行います。
しかし建築設計事務所にも、仕様については“標準”というものがある会社も少なくありません。
だからといって、絶対にその仕様をスタートとして考えなければいけないということはありませんが、今までの建築実績を参考にある程度の仕様の見本を提案してくれるのです。
こだわりがあるとは言っても、0から100まで全部を自分で決めるのは大変ですよね。
ベースの部分は実績に基づいた仕様にしてもらい、そこからカスタマイズしてこだわりを実現する、というスタイルも可能です。
設備も得意先メーカーがある
建築設計事務所にも得意先のメーカーがあり、キッチン・バス・トイレ・窓・玄関ドアなどの住宅設備を仕入れています。
建築設計事務所というと、オーダーメイドや輸入物のキッチンなどを使用するイメージがありますが、ローコストにも配慮している会社はリクシルなどの大手のメーカー製品を扱っていることが多いです。
ハウスメーカーと違う点は、使いたい設備がある場合は柔軟に対応してくれるところです。
自然素材が標準仕様になっていることも
“標準仕様”と聞くと、壁はビニールクロスで床は木目がプリントされたフローリング、というイメージがありますよね。
でも建築設計事務所の場合は、標準仕様が“漆喰壁“や”無垢材の床”などの自然素材となっている会社もありますよ。
ローコスト住宅でも自然素材を使いたい人は、そういった会社を探してみると良いですね。
造作が得意
建築設計事務所の家はとにかくオシャレですよね。
特にハウスメーカーや工務店の家と違うのは、ふんだんに造作家具やオリジナルの木製建具などを採用しているところです。
造作家具には、既製品では出せないスタイリッシュさやあたたかみがあり、サイズが家にピッタリに作れるところが魅力です。
壁付けのテレビボードなどは、床に直接置かなくてもいいのでいつでも隅まで掃除機がかけられて清潔です。
コストとの相談にはなりますが、建築設計事務所は造作家具を付けることに慣れているのでさまざまな提案をしてくれます。
施主支給やDIYに積極的
“ローコスト“に配慮してくれる建築設計事務所なら、施主支給やDIYに積極的に協力してくれることが多いでしょう。
DIYに関しては、会社の方から「漆喰塗りをしてみませんか?」と提案してくれることもありますよ。
そのほかにも、タイル貼りなど簡単にできる作業はDIYで施工費を節約することができます。
施主支給にも柔軟な姿勢で対応してくれる会社が多いので、たとえば「〇〇(雑貨屋)のの設備と家電で揃えたい」などのこだわりも実現できます。
すべての建築設計事務所がそうだとは言えませんので、対応の仕方を確認してみてくださいね。
内装でコストダウンするポイントは?
「内装にこだわりたい気持ちはあるけれど、全部実現しようとするとコスト問題が…。」
というのが現実ですよね。
家づくりにはさまざまなコストダウンの方法がありますが、ここでは“内装”でコストダウンするポイントをまとめてみました。
まずは内装に関するコストダウンの基本をおさえておいて、それからコストをかけずにオシャレにする方法を考えていきましょう!
会社のスタイルにあわせるのが一番安い
一番シンプルで一番効果があるのは、その会社のスタイルに合わせることです。
標準仕様があるのであれば、その仕様から変更しないこと。
選択肢があるものだけ、その中のものを選ぶ。
これがもっとも内装費用を安くする方法です。
こだわりがない人には、一番楽な方法でもあるので一石二鳥ですよね。
でもこだわりがある人は、それでは理想の家づくりとかけ離れたものになってしまいます。
自分の思い描いている内装のイメージに近いものが標準仕様になっている会社を選びましょう。
標準仕様からの変更を極力少なくすることが、コストダウンの最もシンプルで効果的な方法です。
設備のメーカーはおまかせで
キッチンなどの設備のメーカーにこだわらないようにすれば、コストダウンになります。
どんな会社でも得意先のメーカーがあるので、そのメーカーで設備をまとめてもらいましょう。
特にキッチンはもっとも高額な設備なので、会社におまかせするのがコストの面ではおすすめです。
得意先とそうでない仕入れ先では値引き率が10~20%ほど違ってきますので、設備の総額で考えると大きなコストの差になります。
もちろん「キッチンだけはこれがいい」という希望がある場合は、コストをかけて変更するしかありませんが、限られた選択肢の中でできるだけ希望に近いものを見つけられるなら、そちらの方がおすすめです。
水回りは道路から近くにまとめる
水回りを家のあちこちに配置すると、床下の給排水管の必要な長さが増え、施工費もアップしてしまいます。
また、水道管は前面道路から引き込むため、水回りが道路から遠いほど材料費・施工費ともに増えてしまいます。
水回りは前面道路からなるべく近くに、一箇所にまとめることでもっともローコストになります。
2階にトイレなどを作る場合は、1階の水回りの真上に配置するとコストダウンになります。
造作家具は少なく
建築事務所や工務店では、最近は造作家具を付けるのがスタンダードになってきています。
造作家具には、地震対策や省スペース・見た目の良さなどのメリットがたくさんあり、今とても人気です。
ハウスメーカーでも、ふんだんに造作家具を採用するところもあります。
しかし造作家具には、壁付けの棚などの簡単なものでも大工さんの手間代がかかります。
食器棚などの手の込んだものになると、家具職人に発注したものを大工さんが取り付けるという工程になるので、もっとコストがかかります。
ローコスト重視でいくなら家具は既製品を使う方が良いでしょう。
もし家具を新調する場合は、新品の家具の購入費と造作家具を作るコストを比べて、どちらのメリットが多いかで決めるのもおすすめです。
内装工事の種類を少なくする
内装に、漆喰壁・タイル・クロスなどを使うと工事の種類が増えます。
漆喰は左官工事、タイルはタイル工事、クロスはクロス工事といった感じで別々の工種になりそれぞれの職人さんを雇わなければなりません。
工事の種類をできるだけ少なくすることでコストダウンができます。
もっとも安くなるのは、壁も天井もクロス仕上げにすることです。
特にハウスメーカーではクロス工事が標準仕様となっていることがほとんどなので、選択肢の中でクロスの柄を選ぶのが最も安くなります。
漆喰塗りやタイル貼りを検討している場合は、「クロス+タイル」や「天井も漆喰塗り」にしてクロス工事をなくすなど、さまざまなパターンで見積もりを出してもらって決めるという方法もあります。
吹き抜けはローコストにならない
ローコスト住宅で本当によく採用されている「吹き抜け」ですが、吹き抜けは考えようによっては決してローコストではありません。
家全体に明るさと開放感が得られるのがメリットですが、デメリットも多いのが吹き抜けです。
冷暖房の効率が悪く光熱費が高くなるので、ランニングコストまで含めたトータルコストを考える上ではローコストではありません。
2階の面積が減るため、延床面積が減り一見初期費用が安く感じられますが、坪単価は割高になります。
同じ施工面積なら、延床面積をより多くしておく方が将来的に使い勝手が良いかもしれません。
そして一番のデメリットは、冬に寒いことです。
吹き抜けの採用は、目先のコストのことよりもそのほかのメリットとデメリットについてよく検討して決めることをおすすめします。
以上が、内装に関することでコストダウンする方法です。
つづいて、内装よりもコストをかけるべきものについて解説します。
内装より構造にコストをかける
内装に凝ってしまうと、その分コストが膨らみます。
限られた予算で家づくりをする場合、コストの配分を考えなくてはいけません。
家のことについてあまり知識がないと、内装に一番コストをかけてしまう人が多いのが現実です。
その一番の理由は、キッチンにこだわる人が多いためです。
キッチンはこだわってしまうと100万円、200万円とあっという間に高額になります。
そのほかにもお風呂やトイレにいろいろな機能をつけたり、無垢の床材・漆喰塗りの壁・造作家具…とこだわりを盛り込むと、内装だけでコストが膨らんでしまうのは想像がつきますよね。
でもこれは、実はとても恐いことなのです。
なぜなら、内装は言ってしまえば取り換えが効く“家具”のようなものなのにそこにだけコストをつぎ込み、本当に大事な家の土台と骨格にコストをかけていないということだからです。
家というのは、土台と骨組みつまり“構造体”が命です。
使う木材と工法、施工がしっかりしていない家は、いくら外装と内装に多くのコストをかけていても、長持ちはせず災害時には壊れてしまうことだってあり得ます。
構造体はあとから変えられない
念願の新築を建てるとなると、どうしてもいつも目に付くところ、よく使うところにこだわってしまうのは、当然です。
その結果、内装コストが上がっていくケースが多いのですが、ローコストの場合予算が限られているので、構造体のことにまで頭が回らなくなります。
ですが構造体に安い建材を使い適切な施工をしていない家は、安心安全な家とは言えません。
でも家は建ってしまうと、構造体は見ることすらできません。
あとから不安になっても、もう手遅れなのです。
構造体を点検・補修しようとすると、仕上げ材を取り除く必要があるので、現実的にはほぼ不可能です。
コストをかけるなら、完成後にどうすることもできない構造体にかけるべきなのです。
内装はいつでも変えられる!
内装や外装といった完成後も目に見えているところは、あとから補修やリフォームをすることができます。
新築のときに気に入った内装をそろえたくなりますが、グッと我慢して構造体の方にコストをかけ、内装はのちのち資金を貯めて少しずつ変えていくという方法もあります。
まずは構造体にどれだけのコストが必要か決めてから、そのほかのコスト配分を考えることをおすすめします。
そうすれば、建てたあとから不安になることを防げます。
必ず「こうしておいて良かった」と思える日が来ますので、構造のしっかりした家を建ててください。
内装をローコストでオシャレに見せるコツ!
構造体にコストをかけて、内装はとことんコストダウン…。
「ということは、ローコストでオシャレな家は建てられないってこと?」
「ありきたりな規格住宅になるのか…」
「何年後かに内装リフォームなんて、実際は資金なんて貯められなさそう」
と、理想の家づくりとのギャップにがっかりしてしまいますよね。
でもそれでは、せっかくの家づくりの楽しさがありません!
ローコストでも内装をオシャレに見せる方法はあります!
そのポイントをお伝えします。
部分的にコストをかける
せっかくの家づくり。
新しい家には、ウキウキした楽しみがほしいですよね!
内装のコストを隅から隅までおさえた家にしてしまっては、その楽しみが半減してしまいます。
そうならないために、内装の一部分にだけはコストをかけてこだわりを実現しておくことをおすすめします。
どれだけコストをかけられるかは、予算によってちがいますが、10万円ほどコストをあげるだけでも実現できることは増えます。
「キッチンには絶対に食洗器がほしい!」
「子供たちのスタディーコーナーがほしい」
「天井に飾り梁をつけたい」
など、あとから追加にしにくく、新築時がより施工費が割安なものから実現しておくのがおすすめです。
逆に、
「洗面の壁をタイル張りにしたい」
「リビングの壁を前面漆喰塗りにしたい」
などは、完成後にDIYでもできますので予算が厳しい場合は一旦先送りにするのも一つの方法です。
テイストを決める
内装をオシャレにするための鉄則は、“インテリアのテイストを決めて統一する“ことです。
内装のテイストは
・和モダン
・ナチュラル
・カントリー
・シンプルモダン
・アメリカン
・インダストリアル
・アジアン
などがあります。
間取りや仕様を決めていく段階で、どんなテイストの内装の家にするかをしっかり決めておきましょう。
手持ちの家具を使う場合は、その家具のテイストにあわせるのもおすすめです。
ただし、内装をオシャレにしたい場合は、手持ちの家具よりも好きなテイストの家具を新調する方が良い場合もあります。
「こんな感じのテイストの内装にしたい」
ということがわかる写真などがあれば、打合せの担当者に見てもらっておきましょう。
イメージを共有できると、こちらの要望を理解してもらいやすくスムーズに進みます。
目指すテイストを軸に仕様を選ぶと、統一感のあるすっきりとした内装になりますよ。
色使いのバランスを考える
内装のテイストを決めたら、それに合わせて仕様の色決めをします。
具体的には、壁・天井・床・カウンター・梁などの色です。
色を決める際に、配色のバランスを考えて選ぶだけで全然違った印象になります。
標準仕様のまま選択できる色の中から選ぶ場合も、配色のバランスを考えて選ぶのとそうでないのとではオシャレさが変わってくるので、しっかり全体のバランスをみて選びましょう。
ベースカラー―・アソートカラー・アクセントカラーの3つの色で構成するのが、カラーコーディネートの基本です。
それぞれの色の割合の目安は、7:2.5:0.5と言われています。
ベースカラー
インテリアのベースになる色のことです。
配色の約70%をこのベースカラーが占めますので、一番お部屋の印象を決める色になります。
内装のベースカラーは、壁・床・天井の色になります。
この部分は取り換えるために一番コストがかかるので、慎重に決めましょう。
ベースカラーの選び方のポイントは
・内装のテイストに合っていること
・飽きがこない色であること
・ほかの色と合わせやすいこと
です。
一般的に、壁や天井は白系にします。
テイストに合わせて、アイボリーやうすいベージュを選ぶのもおすすめです。
床は、壁と同色系の明るいブラウンにするとナチュラルで家具と合わせやすい配色になります。
アソートカラー
ベースカラーの次に25%ほどを占める色を、アソートカラーといいます。
アソートカラーは、リビングでいうと大きめの家具やカーテンなどの色になります。
色選びのポイントは、好きなテイストとベースカラーに合っている色を選ぶことです。
家具は、床よりも濃いブラウン系にすると全体がひきしまって見えます。
飾り梁をつける場合は、アソートカラーとして家具と同じ色を選ぶとお部屋がまとまってスッキリと見えます。
窓のサイズが大きい場合、カーテンの色が占める割合が大きくなるのでカーテンの色選びも重要です。
アソートカラーだからといって、家具とカーテンの色をそろえる必要はありません。
カーテンには好きな色を選びたいですよね。
ただし、同じ空間にある色は3色にとどめておくことが、部屋をすっきりとまとめるコツですので、そのことだけ覚えておいてくださいね。
アクセントカラー
アクセントカラーは、配色の5%ほどを占める色です。
とても割合が少ない色ですが、ベースカラーやアソートカラーに同化しないハッキリした色を少し置くことで、お部屋をひきしめて印象を変える効果があります。
具体的には、クッションカバーや小さめのラグなどのファブリック系や花瓶などをアクセントカラーとして置きます。
3つの色の中で一番コストをかけずに変更できるのがこのアクセントカラーですので、季節に応じて色を変えるのもおすすめです。
このような知識があるとないとでは、同じ標準仕様の中で選んでもお部屋のまとまりが違ってきますので、参考にしてみてください。
一箇所だけちがうテイストにする
統一感をもたせることがオシャレに見せるための基本ですが、一箇所だけをちがうテイストにすることで、よりオシャレさを引き立てることができます。
テイストを変えても自然なスペースの代表は、トイレです。
トイレは完全な個室なので、テイストを変えてもドアをしめておけば普段は全体のインテリアのじゃまをしません。
小さな空間なので、ちがった雰囲気の冒険がしやすいですよね。
ひとつながりの広めのLDKでも、一角だけクロスの色を変えるなどしてちがった雰囲気にすると部屋全体の雰囲気も見る角度によってちがい、さらにおしゃれさがアップします。
統一感の中に“遊び”を入れてみるのも楽しいのでおすすめですよ。
オシャレをキープできる設計を
家が完成して新しい生活をはじめると、部屋の中はあっという間に物でいっぱいになりますよね。
特にお子さんがいる場合や夫婦共働きの場合は、平日のリビングはもうグチャグチャ…なんてよくあることです。
でもそれではせっかくオシャレな内装にしたのにもったいないですよね。
いろんな物が出しっぱなしでは、“統一感のあるスッキリとした“お部屋には絶対になりません。
そんな風にならないためには、間取りを考えるときに“片付けやすい間取り”を心がけるようにしましょう。
収納作りのポイントは
・新居に置く物をリストアップする
・その物のそれぞれの収納場所を確保した間取りにする
・収納場所はその物をよく置くところから近くに作る
・ワンアクションで片付けられる収納にする
ことです。
クロス選びのポイント
ローコスト住宅では壁の内装材にビニールクロスを選ぶことが多いと思いますので、ここではクロス選びのポイントをご紹介します。
一般的なビニールクロスでも、充分オシャレなお部屋になりますよ!
玄関のクロス選びのポイント
玄関はよく「家の顔」といわれます。
その家の第一印象は、玄関で決まります。
来客がまず目にするのは玄関なので、広くて明るく清潔感のある雰囲気を心がけましょう。
明るく見せるためには、ホワイト系の色が効果的です。
日当たりが良くない玄関や狭い玄関なら、壁紙を明るい白にすると少ない光を最大限に引き出して広く見せてくれます。
玄関が廊下と続いている間取りが多いと思いますので、同じクロスにすることでつながりができ、より玄関を広く感じることができます。
白以外の色の特徴として、暖色系(赤やオレンジ系などのあたたかみのある色)は空間を狭く感じさせます。
逆に寒色系(ブルー系の涼しげな色)は空間を広く感じさせる効果があります。
玄関にはホワイト系のクロスが無難ですが、少し色味を入れたい場合は参考にしてみてください。
“広く見せる“という点では、柄の入ったクロスは難易度が高いと言えます。
特に大きめの柄が入っていると、より狭く感じてしまうことがあるので慎重に選びましょう。
また、玄関は人や物の出入りが多いので、クロスに手垢やキズがつきやすいです。
拭き掃除がしやすい素材を選ぶこともポイントです。
壁と天井のクロス選びのポイント
壁と天井の色は、基本的には同じものにする方がすっきりとして広く見えます。
特に見切り材がない場合は同じものにする方が良いでしょう。
リビングは、飽きのこないシンプルですっきりした雰囲気の方が好まれますので、玄関同様ホワイト系の落ち着いた色がおすすめです。
二階の寝室や子供部屋の場合は、壁と天井の色に変化をつけたり柄物を選んだりと、少し冒険をしてみても面白いですね。
天井と壁の色を変える場合は、天井は明るい色にすると部屋がより広く感じられます
逆に天井に暗めの色を選ぶと、落ち着いた雰囲気になりますので寝室におすすめです。
アクセントクロス選びのポイント
せっかく好きなクロスを選べるのなら、アクセントクロスも採用してみたいですよね。
アクセントクロスは、一面だけ色や柄を変えることでお部屋の雰囲気を変えることができるのがメリットです。
しかし選び方を失敗すると安っぽくなってしまったり、部屋が暗く狭く感じられてしまったり、となかなか難しいと感じる人も多いかもしれません。
ポイントは、その部屋の目的に合った色にすることです。
色にはそれぞれ心理的な効果があります。
たとえば、赤やオレンジは暖かさを感じ食欲増進や活力を感じる効果があるので、リビングに向いています。
ブルーなどの寒色系は、心が落ち着いてリラックスできるので寝室や書斎に向いています。
ほかの色にもそれぞれ心理的な効果があるので、ぜひ取り入れてみてください。
アクセントクロスをとり入れやすいのは、トイレや寝室や書斎などの個室です。
その空間だけ雰囲気を変えることができますし、面積も小さいので追加費用がかかるクロスでも採用しやすいと思います。
LDKにも、明るめのグレー・グリーン・ブルー・イエローなどのパステル系のアクセントクロスを選ぶと、飽きのこない優しい雰囲気が出ます。
失敗しないコツは、たくさんの実例をみてリアルな仕上がりを想像することです。
サンプルの色味だけで判断するのは、やめておく方が良いでしょう。
実際は面積が広いためサンプルとは全然ちがった印象になることが多いので、注意しましょう。
ビニールクロス以外の機能性クロス
壁紙はビニールクロス以外にもさまざまなものがあります。
織物や紙でできたクロスや、珪藻土や天然木を使った自然素材のクロスもあります。
コストは上がりますが、寝室などの長く過ごすお部屋のクロスにこだわってみるのもおすすめです。
また、さまざまな機能を持つクロスもあります。
消臭効果・防カビ効果・抗菌効果・表面強化したもの・高耐久性のもの・吸放湿効果・防汚効果・マイナスイオン効果・防火効果などの機能性壁紙は、コストアップはしますが場所によっては上手に使い分けるのも良い方法です。
たとえば玄関には、消臭効果や衝撃に強いクロスがおすすめです。
長い目で見てコストをかけるべきと思えるものを選んでおくと、生活がより快適なものになると思います。
安い建材を使う
安い建材を使うと、コストダウンしながらもオシャレな内装にすることができます。
今はDIYが人気になり、足場板などのローコストな材料が手に入りやすくなりました。
内装材にそういった安くてオシャレな材料を採用してみるのもおすすめです。
いわゆる“普通の家”とはまったく違ったオリジナリティあふれる家になりますよ!
ただし、この方法はハウスメーカーでは難しいかもしれません。
このような方法をとると、かえってコストアップになってしまうことが予想されます。
安い建材を使ってみたいという人は、工務店や建築設計事務所に依頼する方が良いでしょう。
ここでは、ローコストでオシャレな材料のひとつである、OSB合板をご紹介します。
OSB合板
OSB合板とは、うすく削った木片を平行にそろえて高温圧縮して固めた合板です。
(OSBは、Oriented Standard Boardの略です。)
細かい木材まで無駄なく使って作れるのでコストが安く、構造用面材としても使用できるほどの強度もあり、見た目もとてもオシャレなのがメリットです。
塗装が可能なので、色味を自分好みに変えることもできます。
OSB合板を使った内装の実例をご紹介します。
<出典:神戸の注文住宅・リフォーム>
この実例では、OSB合板をキッチンの腰壁と背面の壁に使用しています。
クロスとはちがい、強度があるのであとから好きなところに棚をビス止めすることも可能です。
男前になってしまいがちなOSB合板でも、使い方を工夫すればこんなにナチュラルな雰囲気にもできますよ!
DIYであとから棚をつける
収納棚は、各部屋に必要ですよね。
LDKには家具を置くとしても、洗面所・トイレなどにも絶対に収納が必要です。
標準仕様に収納が含まれていない場合、コストをかけて棚を付けてもらわないといけません。
でも、安く発注した棚というのはやっぱり少し安っぽくなってしまいます。
だからといって無垢材のオシャレな棚をお願いすると、今度はとてもコストが上がってしまう…。
そんな時は、DIYであとから棚をつけるという方法があります。
棚をつける程度のDIYなら、初心者の人にもできるのでぜひチャレンジしてみてください。
集成材なら、ホームセンターで手ごろな価格で売っています。
DIYならではの綺麗すぎない仕上がりが、かえって味わい深く見えてインテリアによく溶け込んでくれます。
また、壁に付ける棚用のレールが市販されているので、可動棚を付けるのもおすすめです。
棚の高さを簡単に替えられるので、オシャレな上に便利ですよ。
棚を付けたい場所には、設計段階で下地の合板を貼ってもらう必要があるので、忘れずに頼んでおきましょう。
以上が、ローコストで内装をオシャレにする方法の解説です。
この記事では、ハウスメーカーのことも考慮していますのでなるべく“標準仕様”を意識してまとめました。
家の内装インテリアは、家具やファブリックや小物などを組み合わせてどれだけでも発想が広がります。
「ローコスト住宅だからオシャレな家にはならない…。」なんて、諦めないでインテリアを楽しんでもらえたらと思います。
ローコスト住宅はなぜ安い?
ローコスト住宅はどうしてそんなに安いのか?
今一度しっかり知っておきたいという人には、こちらの記事がおすすめです。
ローコストハウスメーカーの仕組みを中心に安さの理由を詳しくまとめていますので、ぜひご覧ください。
ローコスト住宅のデメリットと注意点
ローコスト住宅のメリットとデメリットについて、「前に勉強したけど、どうだったっけ?」「そういえばまだしっかり知らないかも」という人には、以下の記事がおすすめです。
デメリットに応じてその注意点もまとめていますので、参考になると思います。
ローコスト住宅で失敗しないためのポイント
ローコスト住宅の家づくりには、不安も付きものですよね。
でも誰しもが、家づくりには絶対に失敗したくないはずです。
失敗しないためのアドバイスをまとめた記事もありますので、ぜひ参考にしてください。
また、ローコスト住宅の危険性や手抜き工事についてまとめている記事もあります。
ローコスト住宅の“負の部分”もしっかり知って、あなたの家づくりのために役立ててください。
まとめ
いかがでしたか?
この記事では、ローコスト住宅の内装について詳しく解説しました。
ローコスト住宅の内装はたとえ標準仕様の中で選んだとしても、インテリアの基本知識と「オシャレにしたい!」という思いがあれば、とてもオシャレなものになります。
そして大事なのは、内装よりも構造にコストをかけることです。
構造がしっかりした安全な家を建て、内装や外装に工夫をこらしてインテリアも楽しめる素敵な家づくりをしてくださいね。
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