家の間取りに満足している方と、不満と感じている方の違いはなんでしょうか。
今回、家の間取りについてアンケートをとり、失敗しない間取りとはどんな間取りかを調べてみました。
・満足できる間取りにしたい
・間取りで失敗したところは何か?
・おすすめの間取りを知りたい
当サイトでは家を建てた方200名に実際にアンケートを取り、「家を建てる際に間取り選定で、重視しておけば良かった。」ことや「家を建てた後にプランに入れてよかった間取り。」などを含めて一挙公開。
調査方法 | インターネット |
---|---|
調査対象 | 家を建てた経験がある方 |
調査対象人数 | 200人 |
調査対象地域 | 全国 |
調査日 | 2019年5月 |
家の間取りはイメージがポイント!
家の間取り満足度アンケート結果
住みやすい生活になるかとても関係してくる間取りですが、実際に家を建ててどれぐらいの人が現在の間取りに満足しているかを当サイトが独自にアンケートをとりました。
アンケート結果を見ると約6割の人が家の間取りに満足していると回答があり、
約4割の人が家を建てた後、間取りに不満を感じているようです。
家の間取りに不満がある人は4割
半数以上の人が家を建てて実際に住みはじめるとイメージが違ったと感じているようです。
次に多かったのが、将来を考えずに間取りをつくってしまった、という回答です。
また、家を建てるハウスメーカーや建築士などの相性が悪かったという回答が1割いる結果となりました。
家の間取りに満足と答えた人は住んだ時のイメージを持っている
家の間取りに満足していると回答した人の約半数の人が、家を建てるときに実際に住んでいるときのイメージをして間取りをつくったという回答が得られました。
次に多かったのが、建築士や住宅会社の担当者とよく相談をして間取りをつくったという回答です。
シミュレーションソフトを使って間取りをつくったという方も1割いました。
家の間取りに満足している人と不満を感じている人の違いは、実際に住んでいるイメージを持って間取りをつくっているかでした。
住みたい間取りのイメージを掴めたら、まずは実物を体感することが重要です。LIFULL HOME’Sでは住宅展示場・モデルハウスで見学可能な住宅のカタログを完全無料で一括請求できます。
家づくりに便利なシミュレーションソフトについては、こちらの記事に詳しくまとめています!
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家の間取りで失敗と感じた間取りランキング
続いて家の間取りで失敗したと感じる部分についてアンケートをとりランキング形式でまとめました。
1位:コンセントの配置や量・・・89人/200人
2位:収納スペースつくり・・・ 60人/200人
3位:窓の数や大きさ・・・39人/200人
4位:室内が熱い、若しくは寒い・・・32人/200人
5位:駐車スペース・・・31人/200人
6位:部屋の広さ ・・・28人/200人
7位:バルコニーやテラスが狭い・・・27人/200人
8位:キッチンやユニットバスなどの設備機器・・・22人/200人
9位:生活導線が悪い・・・21人/200人
9位:明るさで失敗・・・21人/200人
11位:吹き抜けをつくったこと・・・17人/200人
12位:趣味の部屋がない・・・16人/200人
12位:調理の臭いなど部屋に伝わってくる・・・16人/200人
14位:プライバシーの確保がとれていなかった・・・15人/200人
15位:リビングが狭い・・・13人/200人
16位:扉の開き方や向きを間違えた・・・ 12人/200人
17位:寝室が狭い・・・11人/200人
18位:配置する家の方角・・・10人/200人
19位:リビングを広くとりすぎて他の部屋が狭くなった・・・9人/200人
20位:家族や子供とのコミュニケーションが取れなくなった・・・4人/200人
アンケート結果で上位にきたのがコンセントの配置や量と収納スペースづくりでした。
では、どんな声があるかお伝えしていきます。
1位:家の間取りで一番多い失敗!コンセントの配置や量
・コンセントを目立たない位置につけてしまって家電が使いづらい
・テレビの位置を考えずにコンセントをつけたからテレビコードが長くなってしまった
・キッチンの近くにもコンセントをつければ良かった
・コンセントの位置を確認したけれど使いやすい位置か考えなかった
上記の声を見ると実際に生活をして使いやすい位置や使いたい位置を考えずにコンセントを配置してしまったことが失敗の原因のようです。
2位:家の間取りで収納スペースに失敗!
・たっぷり収納できるようにしたけれど小物を置く場所を考えていなかった
・大きな物を収納できるのはロフトだけ。はしごや階段の上り下りが大変
・クローゼットに洋服が入りきらない。もっと服がかけられる部分を増やせば良かった
・ウォークインクローゼットにしたけれど家具を並べるとわずかに幅が足りなかった
失敗したという声を見るとどれも収納すること、物を使うこと、物を出すことに不満を感じています。また、家具の大きさを測らずに収納スペースを計画してしまい、家具を配置しようとすると入らなかったという声もありました。
3位:家の間取りで窓の数や大きさに失敗!
・道路沿いに大きな窓があるから通りを歩く人の視線が気になる
・西側にアクセントとなる窓を設けたけれど西日がまぶしく夏は暑い
・テレビの近くに窓を設けたら東向きの日差しのせいでテレビがよく見えない
・リビングに開放的な大型の窓を設けたけれどまぶしすぎる
窓の大きさや配置の仕方で失敗したという声がありました。
窓の配置や光の入り方を考慮せずに設けてしまって、結局カーテンを閉めているという声もあります。また、外からの人の視線が入る場所に窓を設けてしまって、プライバシー確保に失敗してしまっているという声もありました。
4位:家の間取りで室内が熱や寒さに失敗!
・広々としたLDKにしたけれどエアコンが隅々まで効かない
・リビング内階段にしたけれどエアコンの風の流れが持って行かれる
・オープンキッチンは料理中の熱が広がってリビングが暑くなってしまった
・南向きの窓を大きくしたけれど日当たりがよくて暑い
吹き抜けや間仕切りの少ない家で断熱性や気密性が悪いとエアコンの効きが悪く夏は暑く、冬は寒い家になってしまいます。
開放的な間取りにしたい場合は、断熱性と気密性が高い設計をすることが大切です。
5位:家の間取りで駐車スペースに失敗!
・駐車する車の大きさを測らずに計画してしまい駐車スペースが狭い
・駐車する車の台数を考えていなかった
・駐車スペースの勾配がきつくて駐車するのが難しい
駐車スペースの失敗は、実際に駐車する車の大きさを測らなかったばっかりに駐車スペースが狭くなってしまったという声が多いようです。また、駐車スペースは雨水が流れていくように勾配をつけるのですが、きつい勾配となり駐車しにくくなっているケースもあります。
6位:家の間取りで部屋の広さに失敗!
・和室が狭くて人が呼べる広さではなかった
・広さを重視して収納できるスペースがなくなってしまった
・寝るだけと思って寝室を狭くしたけど、ダブルベッドを置いたらぎりぎり
・リビングを広くするためにキッチンを狭くしたら圧迫感がでて失敗
部屋の広さを重視して間取りをつくったら、他の部屋が狭くて不便になってしまったという失敗があるようです。家の間取りは限られたスペースに部屋を配置していきますので、部屋に適した広さを設けることが重要です。
7位:家の間取りでバルコニーやテラスの広さに失敗!
・バルコニーが狭くて洗濯物が干しにくい
・人一人分が通れるぐらいのバルコニーでほとんど使わない
・バルコニーの方角を確認せず日が当たらない方向に設けてしまった
・バルコニーに水道を設ければ良かった
バルコニーやテラスで失敗したという声の多くは、奥行や幅が狭く使い勝手が悪いという声でした。使い勝手の悪いバルコニーは、洗濯物が干しにくく、あまりに不便だと使わなくなってしまったという人もいます。
8位:家の間取りで洗面所や水回り設備の配置に失敗!
・間取りで水回り機器の配置に失敗
・客室の横を洗面所にしてしまって使いにくい
・水回り設備のグレードを高くしたけれど使わない機能だった
・家の間取りで音の伝わり方に失敗!
水回り設備は、家を建てる中で高額なものとなっています。
注文住宅で家を建てるときは、この設備の費用は抑えて建物本体に費用を掛けるのが基本です。間取りをつくるときに水回りの配置に失敗すると、水の音が近くの部屋に伝わるという声もあります。
9位:家の間取りで生活導線に失敗!
・洗面室と脱衣室を分けておけば良かった
・リビング階段は、階段を通るたびにリビングを通るから片付いていないと恥ずかしい
・洗面所が2階にあるから手を洗うときにわざわざ2階に行かないといけなくて不便
生活導線によって快適な暮らしが実現するかが決まると言っても過言ではありません。
生活がしやすい間取りにするためにも、図面上でどう動くか書いて確かめることが大切になります。
10位:家の間取りで明るさに失敗!
・玄関に光が入らなくて昼でも暗い
・大開口の窓をリビングに設けたけれど日差しが入りすぎて眩しい
・間仕切りを後からつくると北側の部屋が暗くなりそう
光の入り方は時間や季節によって違います。
光を入れるために窓を設けても光が入りすぎて眩しくなることや、外からの視線が入りプライバシーの確保ができなくなることもあります。
このように、失敗ランキングトップ10は、コンセントの数や配置の失敗、収納スペースの失敗、部屋や駐車場の広さ設定の失敗など、毎日の生活に直結する失敗が目立っています。住んでから変えたいと思っても、実際には難しいことも多々…。先輩の失敗を参考に、間取りを考えてみましょう。
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ランキング外での間取りの失敗は?
11位以降は、憧れの設備を入れたことで思わぬ失敗に繋がったというパターンが目立ちます。
吹き抜けや広いリビングは憧れる人も多いと思いますが、よく考えて間取りをつくらないと後悔することも。失敗例を見ながら、家族で必要かどうかを今一度話し合ってみましょう。
先に、先輩オススメの間取りが知りたいという方は、家を建てるおすすめの間取りランキングへどうぞ!
11位:吹き抜けに失敗!
日が差し込みやすく開放的になる吹き抜けですが、建物の設計をしっかりしていないとエアコンなどの空調設備の効率が悪くなります。
また、日の入り方も考慮しないと返って生活環境が悪くなってしまう間取りになってしまいます。
12位:趣味の部屋を設けなかったことに失敗!
一人で落ち着ける部屋を設けなくて失敗したという声もありました。
しかし、生活には仕事や趣味を楽しむ部屋が必要です。
家の間取りを考えるときは、生活の中にプライベートの時間を過ごせる部屋を考えることが大切になります。
13位:臭いが部屋に伝わってくる失敗!
オープンキッチンにしたけれど調理の臭いが伝わる、キッチンの近くに階段があり2階の部屋に臭いが伝わる、など家の間取りに失敗すると部屋に臭いが伝わってしまいます。
家の間取りをつくるときは、臭いの伝わり方や臭いが広がる範囲を考慮して計画しましょう。
14位:プライバシーの確保に失敗!
隣家の窓と同じ位置にあることや外からの人の視線は見落としがちですので、
間取りをつくるときは視線の位置を確認することが大切です。
人の視線が入る窓は、曇りガラスなど家の中が見えないように対策をしましょう。
15位:リビングの広さに失敗!
十分な広さだと思って間取りをつくっても家具を配置すると狭かったという声があります。
家の間取りをつくるときは、家具の配置や大きさも考慮して計画することが大切です。
LDKは間仕切りを設けずに1つの空間としてつくれますが、無理にLDKにしてしまうと狭いリビングになってしまいます。
16位:扉の開き方や向きを間違えて失敗!
扉の位置や開きの向きに失敗したという声があります。
向かい合う扉がぶつかってしまうことや天井の照明にぶつかってしまう事例があるようです。
また、扉を開けると照明スイッチが隠れてしまうという声もありました。
17位:寝室の広さに失敗!
寝室は寝るだけだから狭くてもいいと思って間取りをつくったが、家具を配置した後ダブルベッドを置くとぎりぎりだった、という声があります。
寝室の広さを考えるときは、配置するテレビや家具、ベッドを考慮して間取りをつくることが大切なようです。
18位:配置する家の方角に失敗!
風水を気にして家を配置する方角を決めているという人もいます。
風水の良い点として、風通しや光が入り明るい方角に家を配置するという考え方があります。
家を配置するときは太陽の動きや光の入り方を考慮することが大切です。
他にも、土地の中央に家を配置したけれど庭が中途半端な広さになってしまったという声もあります。
19位:リビングを広くとりすぎて他の部屋が狭くなる失敗!
リビングは家族が集まる大切な部屋ですが、広くとりすぎて他の部屋が狭くなってしまう失敗もあるようです。
家の間取りをつくるときは、配置する部屋に適した広さを確保することが重要です。
20位:家族や子供とのコミュニケーションが取れなくなる失敗!
家族や子供とのコミュニケーションが取れなくなったという声もありました。
子供とコミュニケーションが取れるようにリビング階段にして必ずリビングを通るように計画したという声もあり、家族とのコミュニケーションが取れる間取りでは生活導線が大きく関係してきます。
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家を建てるおすすめの間取りランキング
続いておすすめの家の間取りについてアンケートをとりランキング形式でまとめました。
1位:対面キッチン・・・85人/200人
2位:ウォークインクローゼット・・・69人/200人
3位:生活導線がいい間取り・・・ 68人/200人
4位:畳コーナー ・・・63人/200人
5位:パントリー・・・61人/200人
6位:ウォークイン玄関収納・・・ 52人/200人
7位:子供が遊べるほどの庭・・・ 42人/200人
8位:ウッドデッキ・・・ 34人/200人
9位:オープンLDK・・・33人/200人
10位:将来間仕切りできる子供部屋・・・30人/200人
11位:ファミリークローゼット・・・24人/200人
12位:リビング階段・・・22人/200人
13位:独立した洗面室(洗面室と脱衣室を分けた間取り)・・・21人/200人
14位:書斎コーナー・・・20人/200人
15位:吹き抜けリビング・・・13人/200人
16位:ロフト・・・12人/200人
17位:2階リビング・・・11人/200人
18位:大きなテラス・・・10人/200人
19位:スキップフロア・・・4人/200人
アンケートの上位に対面キッチンやウォークインクローゼットがきました。
では、どんな声があるかご紹介していきます。
1位:対面キッチン
キッチン正面に壁がないからリビングが見わたせて子供の様子を見ることができるおすすめ間取りの中で一番多く回答がありました。
料理中でも家族と会話を楽しむことができて家族のコミュニケーションが良くとれるのが対面キッチンです。
キッチンの隣にダイニングを設けて配膳を楽にする工夫をしたという方もいます。
2位:ウォークインクローゼット
布団やスーツケースなどかさばるものも、たっぷり収納できるのがウォークインクローゼット。収納家具をあまり置きたくないという方も、ウォークインクローゼットに置くことで収納スペースを減らすことなく家具を減らすことができます。
浴室やリビング近くにウォークインクローゼットを設けることで、寝室に行かなくても着替えができる間取りの工夫をされている方もいます。
3位:生活導線がいい間取り
生活導線がいいと家の暮らしやすさも良くなります。
洗濯物など洗面室からテラス、リビング、ウォークインクローゼットとスムーズな生活導線にすることで家事がしやすい間取りになります。
4位:畳コーナー
リビングの隣に畳コーナーを設けることでちょっとした休憩スペースや子供の遊び場にすることができます。また、畳を小上がりにすると収納スペースを設けることができて便利という声もありました。
5位:パントリー
食料品からキッチン用品まですっきりと収納できるパントリーもおすすめ間取りとして声があります。玄関とキッチンの間にパントリーを設けて重たいお米や水などの出し入れがしやすい間取りにした方もいます。
6位:ウォークイン玄関収納
ウォークイン玄関収納は、玄関を入ってすぐに広い収納スペースがあるためベビーカーや三輪車、バーベキューセットなど楽に出し入れすることができます。
レインコートなども濡れたまま干すことができるので便利という声があります。
7位:子供が遊べるほどの庭
広い庭は子供の遊び場や休日のバーベキュースペースに適しています。
ガーデニングや四季の植物を植栽することで、リビングからの景観も良くなります。
8位:ウッドデッキ
リビングの延長線上に設けることで、リビングが実際よりも広く感じることができます。
ウッドデッキにテーブルや椅子を置いてお茶を楽しむことや子供がビニールプールで遊ぶなど楽しい空間になります。
9位:オープンLDK
間仕切りがないため広く開放的な間取りになります。
和室もつなげるとさらに広くなり、子供が楽しそうに走り回ることができるという声もあります。オープンLDKは空間を広くなるだけじゃなく、1部屋だから掃除がしやすいという声もありました。
10位:将来間仕切りできる子供部屋
子供の成長に合わせて部屋が分けられるように、後から間仕切りがつくれるような間取りも多く採用されています。まだ子供がいない方も将来子供ができたときのことを想定して間取り計画しているようです。
おすすめの間取りトップ10は、やはり人気の設備ばかり。
対面キッチンやオープンLDK、ウッドデッキなど、できるだけ空間を広く使える工夫をしている人が多くいるのが特徴的でした。ぜひ参考にしてみてくださいね。
実物を見たい方は、見学可能なモデルハウスの資料請求が簡単便利です。
ランキング外でのおすすめの間取りは?
11位以降は、ちょっと贅沢できるなら加えておきたい設備と言えます。
独立洗面室や書斎、2階リビングなどがあると、家族それぞれのプライベートな空間を保つことができるのでおすすめです。
先に、先輩が間取りをつくるときに優先した部屋を知りたいという方は、家族時間を増やすリビングは家の間取りの優先度が高い!へどうぞ!
11位:ファミリークローゼット
家族共有で使うファミリークローゼットは洗濯物も一緒に収納できて楽という声があります。洗面室と浴室の近くに設けることで入浴後の着替えも便利という声もありました。
12位:リビング階段
リビング階段は、2階に上がるときに必ずリビングを通るので子供とのコミュニケーションを密にとれます。子供がどんな友達と遊んでいるか、いつ帰ってきたのかもわかるので家の間取りに取り入れている方も多いです。
13位:独立した洗面室
洗面室が独立していることで誰かが入浴していて洗面室に入れない、ということがありません。また、来客が洗面室で手を洗うときに洗濯機まわりを見られる心配もなくなるという声もあります。
1階だけでなく2階にも洗面室を設けたという方もいて、洗面室が使えないというストレスが軽減されるようです。
14位:書斎コーナー
リビングの省スペースに書斎を設けることで、家族と一緒にいれて孤立感がなくなるという声がありました。家族が過ごすリビング近くに書斎があると子供の様子を見ることができてコミュニケーションもとれる間取りです。
15位:吹き抜けリビング
リビングの吹き抜けがあるとオープンな空間となり明るく開放的な間取りとなります。
高気密・高断熱の家にするとエアコンの効きが良く過ごしやすい空間となります。
リビングに吹き抜けがつくれないという場合は、階段付近の一部を吹き抜けすることで開放的なリビングにすることができます。
16位:ロフト
家の間取りにロフトを設ける方も多くめったに使わない物などの保管場所として役立つという声がありました。ロフトに窓や換気を設けることで布団やシーズン外の服も収納できます。
17位:2階リビング
2階リビングは、高い位置にあるためリビングから眺める景観も良くなり、光も入るので明るい空間になる間取りです。
風通しも良く冬も夏も快適、外からの視線も気にならないので1階リビングよりもプライバシーの確保がしやすい間取りとなっています。
18位:大きなテラス
テラスが大きいと洗濯物が干しやすい間取りになります。
洗濯などの家事だけでなく、床にデッキを敷いてあげると、ちょっとした庭となり子供の遊び場やバーベキューなどの楽しい空間となります。
19位:スキップフロア
スキップフロアは、1階と2階の間に部屋を設けた間取りです。
1階から数段の階段を上がって部屋があるので、1階や2階にもアクセスがしやすく便利という声があります。
中2階から1階を見下ろしたり、リビングにいる家族に呼びかけることができて、おもしろい間取りとなっています。
番外編:メーターモジュールの間取り
一般的な家は、柱を立てる間隔が910mm間隔となっています。
メーターモジュールは、柱を立てる間隔が1,000mmですので、廊下や階段などが910mm間隔で柱が立つ家よりも広くなります。
90mmの差ですが、家全体で計算すると使える空間は広くなり、メーターモジュールで建てる家も多くなっています。
家族時間を増やすリビングは家の間取りの優先度が高い!
続いて家の間取りをつくるときに優先した部屋についてアンケートをとりランキング形式でまとめました。
1位:リビング・・・130人/200人
2位:キッチン・・・22人/200人
3位:寝室・・・13人/200人
4位:収納スペース・・・ 10人/200人
5位:子供部屋・・・8人/200人
6位:和室・・・ 5人/200人
7位:書斎・・・ 3人/200人
7位:玄関・・・ 3人/200人
8位:浴室・・・ 2人/200人
9位:洗面所・・・1人/200人
9位:広い階段・・・1人/200人
9位:テラス、若しくはバルコニー ・・・1人/200人
9位:廊下・・・1人/200人
リビングは長く過ごす部屋であり家族と一緒にいる空間です。
だからこそ、やはり一番手をかけたいという人が多い結果となりました。
リビングの間取りを考えるときは、光の入り方や動線等考慮しながら、たくさん人が集まっても快適に過ごせる空間づくりを目指しましょう。
家を建てる!間取り計画で注意した部屋ランキング
家の間取りについてどの部屋に注意して計画すればいいかアンケートをとりランキング形式でまとめました。
1位:リビング・・・89人/200人
2位:収納スペース・・・ 52人/200人
3位:キッチン(台所)・・・26人/200人
4位:子供部屋・・・8人/200人
5位:浴室・・・ 7人/200人
6位:玄関・・・ 5人/200人
7位:テラス、若しくはバルコニー ・・・4人/200人
8位:洗面所・・・3人/200人
8位:寝室・・・ 3人/200人
10位:廊下・・・2人/200人
11位:書斎・・・1人/200人
やはり、一番多く答えたのがリビングでした。
間取りをつくるときに多くの方がリビングに注意して計画をされているようです。
次に多かったのが収納スペースでした。
アンケート結果を見ると家族時間をテーマにしリビングやキッチン、収納スペースを意識して間取りをつくっている方が多いようです。
いい家を建てるための秘訣を解説している記事もありますので、合わせて読んでみてください。
まとめ
ここまで家の間取りについて、アンケートの結果を元にお伝えしてきました。
家の間取りづくりで不満と感じている人は4割もいます。
その違いは、実際に住んだときのイメージができているか、いないかでした。
また、間取りづくりで意識しているのは、家族時間が増えることでした。
今回のアンケートの結果を元に、ぜひ家を建てるときの間取りづくりに役立てていただけたら幸いです。
二級建築士・インテリアコーディネーター監修者コメント
河野由美子
間取りを決める際には、広さや明るさのチェックに加えて、実際の生活がどうなるか平面図を使ってシミュレーションするのがおすすめです。家事をする時、来客がある時、子供の世話をする時などシーン別にイメージしながらチェックすると問題点がつかみやすくなります。 二級建築士・インテリアコーディネーター:河野由美子の詳細
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