はじめまして!在宅ワーカーの主婦N子といいます。
夫・3歳双子・猫とわちゃわちゃ暮らしています。
我が家はちょっと変わっていて、木造戸建ての2階部分に賃貸契約で暮らし中。1階には2部屋ありそれぞれ入居者がいます。
夫の転勤のため、住宅補助の適用条件を満たしつつペット可(猫)を探したところ、ピッタリだったのが今の家でした。
5年前、まだ子どもがいなかった私たち夫婦は、
- 駅から5分
- 広くて家賃が安め
- ペット可
- オシャレなカフェがある
- 街の雰囲気がいいかんじ♪
などと、ちょっとミーハーな理由で下見もそこそそこ即決。
しかし実際住んでみると、たくさんの気になるポイントが…!
この記事は、とくに戸建ての賃貸が気になっている人や、戸建てに住むってどんな感じか知りたい人はぜひ読んでみてください。

【著者】主婦N子
フリーランサー・Webライターとしてがんばるアラフォーです。
双子の子育てと家計のやりくりにヘロヘロな日々。
賃貸で戸建てに住むのはおすすめしない。その理由6つ
「賃貸で戸建てに住む」ってあまりピンないかもしれませんが、大家さんが持ち家や空き家をリノベーションして、賃貸するケースってわりと多いようです。
たしかに室内は綺麗になっていますが、わたしはあまりおすすめできません。
寒すぎる
「木造は寒い」と聞いたことはありましたが、10月ごろから寒いなんて知りませんでした。マンション住まいだったせい?年のせい?理由はわかりませんが冬はとにかく寒い!
我が家は窓がやたら多く、通風は完璧ですが冬場は北風が吹き抜けていきます。

きっちり窓を閉めているはずなのに、どこからか隙間風が…!外気温が4〜5度だとすると、室内は8〜9度くらい。
大人だけならともかく、子どもはすぐ風邪を引いてしまうので暖房代もばかになりません。
・春・秋 10,000円〜13,000円
・夏・冬 30,000円〜35,000円
オール電化でもないのに、これくらいになります。やっぱり夏・冬は高いです。
音が筒抜けで聞こえホーダイ

窓を開けていると、近隣の方の生活音が筒抜けです。シャワーの音、調理の音、掃除機をかける音など。
1階部分には2世帯が入居しているのですが、レンジのチーンの音、電話の声(通話相手の声まで聞こえる)変な話、夜静かになると、いびきの音まで聞こえます…!
まさかここまで聞こえるとは。逆にいうと我が家の音も外に丸聞こえなんですよね。
「静かに!」「お風呂入るよ!」「テレビはもう終わり!」「早くしてよ!」とか、連日の私の怒号に、ご近所から鬼母だと思われているに違いないでしょう。
子どもができたらストレスだらけ
木造戸建ては音もめちゃくちゃ響きます。特に双子がスタスタ歩くようになってから、毎日気を遣いまくりです。
逆の立場で考えると、どう考えても下の方・近隣の方はうるさいでしょうね。3歳になった今ではジャンプ、追いかけごっこ、ケンカと大騒ぎ。夜になったら迷惑にならないよう、早く寝かさなければ、というストレスも凄いです。
とはいうものの、音を完全に発生しないようにするのは、小さな子供がいる場合は本当に難しいのが現状。
・カーペットを使う
・プレイマットやジョイントマットを使う
・ジャンプするときはお布団を使う
など。

かなり神経を遣っていますが、子どもの数や年齢によって、親の対応にも限界があると思います。
ついにきた!近隣からのクレーム

そんな中、子どもたちにご飯を食べさせていたら、「ドンドン」という音と「うるせえな!」と聞こえた気がしました。
平日の日中だし空耳かな?と思っていたのですが、子どもたちが音を立てると、階下のお部屋から壁をドンドン、咳払い、さらに中年男性の声でハッキリと文句が聞こえてきました。
これが連日続き、子どもたちに注意したり別の部屋に移動したりしましたが、だんだん私もノイローゼ気味に……。
たまりかねて夫から大家さんに相談してもらいました。大家さん(80歳くらい)は寛大で、「小さな子どもだから許してあげなよ」とすぐ注意を入れてくれました。
それ以来、文句は言われてないですが、その件があってからご近所さんとの関係はイマイチ…。
ちなみに文句の主は、下に住む女性の彼氏だったらしく、それがバレてしまい契約上色々あったようです……。下の方、本当にごめんなさい!
騒音問題からご近所トラブルに発展するってほんとなんだ、と実感しました。
草むしりが必須
我が家は2階部分に住んでいるので関係ないものの、1階の方はお庭があるので放置していると草がボーボーに。
もちろん大家さんが定期的にお手入れに来られていますが、わたしが知る限り半年に一回程度です。
少し生えてくるとお庭の景観を損ないますし、気になるのではないでしょうか。
自転車・ベビーカー置き場問題

3世帯が一つの住宅に住むとなると、自転車やベビーカーの置き場が少なくて困ります。置き場はあるにはあるけど、屋根がないので我が家は自転車用のカバーを購入しました。
急いでいるとき、カバーをつけたり外したりするのは結構手間がかかるんですよね。
ベビーカーを使っているのは我が家だけ。しかも双子用で大きい。子どもがいない階下の方にとっては、邪魔で迷惑だろうと思います。
こういうとき、似た家族構成のファミリーがご近所さんだと、助け合えるので素直にうらやましいですね。
戸建ての賃貸はメリットもある
ここまで悪いところばかり紹介してきましたが、メリットもあるんですよ。
購入前のシミュレーションに最適
将来的に戸建ての購入を考えているなら、住み心地を一度試してみるのにおすすめです。間取りや収納についてだけでなく、気密性や断熱性がどれほど必要かチェックすることができます。
マンションとはまったく違うものなので、比較しておいて損はないですね。
ペット可物件もある
いくつかチラシで戸建ての賃貸物件を見ましたが、築年数が経っているものはペット可が多かったです。しかも複数飼育OKのものもありました。
古いマンションでも立地がよいものは、ペット飼育不可ではないでしょうか?
大切なワンちゃん・猫ちゃんと一緒に住める物件を探している人は、戸建てに目を向けるのも一つの手段です。
キッチンが広々している

・広い
・自然光が入る
・火力抜群の三口ガスコンロ
・ワークトップが広い
・収納がたっぷり
・独立型で子どもの侵入を防げる
お料理好きの奥さまにはピッタリの環境が整っています。
わたしは…残念ながら料理好きではないのですが、スペースが広いのはお料理していてストレスフリー。60〜80平米ほどのマンションでは、ここまでキッチンが広くない気がします。
契約前に下調べは念入りに
色々書きましたが、戸建ての賃貸を考える人は、家賃や家の広さだけでなく、次のことを見学の際に確認しておくのがおすすめです。
- 窓の大きさや数
- 断熱材が使われているか
- サッシや窓ガラスの素材
- 音の響き方
- 周囲の生活音
- ご近所さんの生活スタイル
- 自転車やベビーカーの置き場所
案外、戸建ての魅力を知ってしまうと、意外とマンションより断然住みやすい!と感じる人もいるかもしれませんよ。
最後まで読んで頂きましてありがとうございました!

【著者】主婦N子
フリーランサー・Webライターとしてがんばるアラフォーです。
双子の子育てと家計のやりくりにヘロヘロな日々。