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家を建てる!でも、いつの季節に建て始めればいいの?

家を建てるのにベストな時期っていったいいつ?

いよいよマイホームを建てることに。でも、いつの季節に建て始めればよいのでしょう。

  • 家を建てるとき、実際どのくらいの時間がかかる?
  • 季節によってどんな影響がある?
  • 家を建てるのに最適な季節は本当にある?

このページは、そのような疑問をもっている方向けに、家を建てるときに実際にどのくらい時間がかかるのか、着工の季節によってどんな影響があるのか、また家を建てるのに最適な季節が本当にあるのかどうかを解説しています。

まずは完成までどのくらいかかるか知ろう

家の完成まではおよそ1年かかります

家を建てようと決めたら、完成までには長い時間がかかります。
およそ家の完成までは一年から一年半はかかるとみて間違いはないでしょう。

また、着工から完成までは一概に工事中といってもさまざまな段階があり、その間には季節の移り変わりもあります。

一昔前は「基礎工事は強度が低下するので寒い時期にはやらない」とか「雨の多い時期を避けるため雨の少ない時期に屋根と外壁まで完成させる」のが通例でしたが、現在では、建築技術の進歩により実際には季節はほとんど影響がないという考え方もあります。

では、まず家を建てると決めてから完成までのおおよそのスケジュールを把握してから考えることにしましょう。

家を建てると決めてから着工までのスケジュール例

あらかじめスケジュールを立てておくとスムーズ
家づくりを開始してからの月数 やるべきこと
0 家づくりスタート!
1 家のイメージづくり、依頼先を検討
2 土地探し
3  
4 土地の購入・登記、依頼先を決定
5  
6 設計・施工監理の契約
7 基本設計
8  
9 実施設計・最終確認
10 住宅ローン(建物)の申し込み、工事の請負契約
11 基礎工事スタート
          

これはあくまで目安で、建てる家やメーカーによりますが、
家を建てると決めてから土地探しからプラン決定から着工まで1年近くはかかります。
次に家の着工から竣工、引き渡しまでの流れ見ていきます。

着工から竣工、引き渡しまでの大まかな流れ

家の完成までには地鎮祭や上棟式などの儀式も入る場合があります

着工から完成まで、約4カ月~5カ月かかります。 この着工の時期を1月から12月のどこに持ってくるかによって、メリット・デメリットが本当にあるのでしょうか。

以下にいろいろなポイントを見ていきましょう。

家を建てたい!でも、避けておきたい!完成時の時期

完成がいつになるか、をよく考えてプランニングを

完成時の時期によっては避けておきたい場合があるのは事実です。それらについて説明します。

固定資産税や減税のタイミングをよく知ろう

固定資産税は1月1日に建物を所有している所有者に課せられますので、
その時点で建物が完成しているかは節税の大きなポイントになります。

極端な例ですが、12月31日に完成した場合は翌年の1月1日から課税されますが、1月2日に完成した場合には翌年から課税されます。この違いは大きいです。しかし、土地に対する固定資産税は各自治体で異なりますので、よく確認しておきましょう。

住宅ローンの優遇制度について

申告すると減税が受けられる住宅ローン減税の制度や、条件に応じて金利が引き下げられる住宅ローンの商品などは、実施される内容や時期が変更になるケースがあります。こちらもよくチェックし、それらの時期に合わせて家づくりを進めるとお得です。

工事が長引く可能性を考える

工事はスケジュール通りにはいかないこともあらかじめ理解しておくとラク

住宅会社の休みの関係や、万一のトラブルなどにより、工事が止まることもあります。
あらかじめスケジュールに余裕をもって家づくりに取り組むようにしましょう。

家を建てたい!季節ごとの不安にはどう対応すればいい?

梅雨や夏の暑さ、冬の寒さ、避けるべき?

本当のところ、梅雨の時期は避けたほうがよいのでしょうか…?

梅雨の時期は避けたほうがいい?

木材が濡れる機会が多い梅雨は心配 でも最近では「問題ない」という意見が常識にも

梅雨の時期は雨が多くてちゃんと工事ができるのか心配になってしまいますね。
木材が濡れるのは、確かによいことではありません。
一般的には「梅雨の時期は木材の乾燥に時間がかかるので避けたほうがよい」とも言われます。

しかし、専門家によれば「雨に濡れてしまっても十分に乾燥期間を設ければ問題ない」

という意見が常識となっています。

現代の施工会社では、雨濡れの対策がきちんとされていることがほとんどであり、特に木造軸組工法(在来工法)では屋根をかけるまでの時間が比較的短く、雨に濡れにくい状況がすぐにできることと、外壁側に防水シートをかけることで、完全に雨に濡れなくなり、それから壁を仕上げるまで乾燥期間を十分に設けることができるので、多少濡れたとしても大丈夫だと言えるでしょう。

冬の寒さ、夏の暑さは基礎工事に影響がある?

適温で日照時間の長い春に着工すると工事はスムーズ

冬と夏の着工は避けるべき、という意見もあります。冬は気温が下がりすぎるとコンクリートの硬化不良を起こし、夏は気温が高すぎるとひび割れの原因になるということです。

しかし、コンクリートの強度を増して温度を上げたり、夏場は水をかけて養生することができますので、施工会社がいい加減なところでない限りは対応してくれると思っていてよいです。

ただし、お正月やお盆休みなどで施工会社がお休みになり、そのぶん工期が伸びるということはあります。また、 秋は春よりも日照時間が短く、職人さんが働きにくいので春の方が工期は短くてすむというメリットがあります。

ライフプランから見た家を建てるのに適した季節

季節ではなくライフプランに合わせて家づくりを考える

これまで見てきたように、家を建てる季節はこだわったほうがよいという考えと、
それほどこだわらなくてもよいという考えがあります。

ではなにを基準に決めたらよいかということですが、ここでは、家族のライフプランを第一に考えようという提案をします。

子供の学校で判断するベストな時期

入学までに新築・引っ越し完了が望ましい

まずは、子供の学校のこと。できれば転校にならないよう、入学までに引っ越しができるのがベストです。
もし転校を余儀なくされる場合は、学年や少なくとも学期の区切りになるように考えたほうがよいでしょう。

三学期の終了直後に引っ越しするためには、2月末に竣工を迎えられるようにと考えると、逆算して10月には着工するのが好ましいです。

二学期から転校する場合は、8月末に竣工を迎えるスケジュールが理想的となります。2月から3月はじめごろに契約し着工できれば、二学期からの転校に合わせた工事のスケジュールが組みやすくなるでしょう。

妊娠中もしくは乳幼児がいる場合のベストな時期

デリケートなつわりや臨月の時期、新生児期は避けましょう

また、妊娠中の奥様や乳幼児がいる場合。
竣工のタイミングでそのような状態であると、引っ越しで心身の負担がかかってしまいます。

妊娠中で重いものを持てなかったり、つわりがひどかったり、生まれたばかりのお子様がいる場合は作業が大変ですよね。できれば、安定期と言われる時期もしくは生後6ヶ月以降が望ましいでしょう。

新しい家に引っ越すということは、とてもわくわくする、楽しみな出来事ではありますが、同時に非常なストレスでもあります。

環境が変わるとそれだけで心身のバランスを崩すことがありますし、シックハウス症候群などの危険もあります。家族の中に健康状態が万全でない人がいれば、その人に無理のないようなスケジュールを組むことで引っ越し後のトラブルを防ぐことができます。

なによりも大事なのはそこに住む人。家族全体の幸せを目指せるよう、いつから家づくりを始めるかを検討してください。

結局、家を建てるのに一般的に適しているとされている季節はいつ?

春に着工すれば雨の多い梅雨までに基礎工事を終えられる

家を建て始めるのに一番適しているとされている季節は、春。それも4月~5月です。 雨の多い梅雨の季節までに基礎工事を終わらせてしまうことができるからです。

木材に含まれる水分量は木の収縮に影響があるため、湿度が中間的な春または秋が建築に向いており、日照時間の制限も含めると春がおすすめという結論です。

どの季節でも問題ないという考え方も

技術の進歩により季節の影響はかなり少なくなっている

上で見たように、春が一番よいというのが通例ですが、現代の技術でしたら寒暖差や雨量には特に気にしなくても問題はないという考え方もあります。

家を建てるにはいろいろな工程があり、着工の時期を厳密に決めてしまうとちょっとしたスケジュールの遅れにも振り回されてしまうことになりかねません。

どうせなら着工の前に検討する時間を長くとって、後悔のない家づくりをしたいものですよね。
家を建てるにあたって大切なのは、あくまでも家族が後々幸せに暮らすことができる、納得のいく家を作ること。それでしたら、あえて着工の季節にはとらわれることなく家族のライフプランを中心に考えることもおすすめします。

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