ローコスト住宅を検討中のあなた。次のような疑問や不安を抱えてはいませんか?
・ローコスト住宅は維持費が高いっていうけど、そのデメリットを解消できないかな?
・タイル外壁はメンテナンスフリーって聞いたけど、実際どうなの?
・タイル外壁のコストは高いんでしょ?
この記事では、これらの疑問や不安に対する回答を掲載しています。最後まで読めば、ローコスト住宅にタイル外壁を導入することのメリット・デメリットが丸わかり。記事の後半ではタイル外壁で有名なクレバリーホームの口コミや評判についても記載しているので、ぜひご覧ください。
ローコスト住宅で注目の「タイル外壁」とは
近年のローコスト住宅において、メンテナンスのしやすさなどから注目を浴びているのが「タイル外壁」です。まずはタイル外壁の基礎知識を確認しましょう。
外壁には様々な種類がある
そもそも、住宅の外壁にはタイル外壁以外にも様々な種類が存在しています。
一般的な住宅で採用されることが多い外壁の種類は、次の通り。
サイディング | |
---|---|
ALC | |
モルタル | |
タイル | |
ガルバリウム鋼板 | |
コンクリート打ちっ放し | |
レンガ |
このように、住宅の外壁には様々な種類が存在しているのです。さらに、上でピックアップした種類以外にもマイナーな素材を上げればまだまだたくさんの種類があるのは、驚きですよね。
ただし、現代の日本において最も主流な外壁材はサイディングとALC、モルタルとタイルの4種類です。これらはローコスト住宅で採用されることも多い外壁材。そのため、ローコスト住宅を建てる際にはこれら4種類の中のいずれかを選ぶことになると考えておきましょう。
タイル外壁とは
「タイル」と聞くと、昔ながらの日本家屋の内装材としてキッチンやお風呂に使用されているのを思い浮かべる方もいらっしゃるのではないでしょうか?外壁で使用されるタイルも、基本的な性質はそれと同じものだと考えておくといいでしょう。
建築材に使用されるタイルには、「耐久力が高い」という特徴があります。雨や風などの外的要因による劣化や変色がほとんどない素材であり、簡単にいえば”頑丈”なのです。このタイルの丈夫さに魅力を感じて、住宅の外壁材に選ぶ方が多いのです。
ローコスト住宅でタイル外壁を選ぶメリット
タイル外壁には耐久性が高いという特徴があるとお伝えしました。そんなタイル外壁には様々なメリットがあり、だからこそローコスト住宅を建てる多くの方から選ばれているのです。この項目ではローコスト住宅でタイル外壁を選ぶメリットについて解説します。
メンテナンスにかかる費用が安い
タイル外壁の最大のメリットは、メンテナンスに要する費用がとても安い点にあります。
タイル外壁を採用しているクレバリーホームが、一般的な外壁とタイル外壁とのメンテナンスコストの差を公開しています。その内容を簡単にまとめると、次の通り。
サイディングなどの一般的な外壁
50年後の累計メンテナンス費用 | 約700万円 |
---|---|
必要なメンテナンスの内容 | 外壁塗装、屋根塗装、仮設足場、コーキング打ち替えなど |
タイル外壁
50年後の累計メンテナンス費用 | 約275万円 |
---|---|
必要なメンテナンスの内容 | 屋根塗装、仮設足場、コーキング打ち替えなど |
つまり、タイル外壁の方が累計425万円もメンテナンス費用が安い計算です。なぜこれほどまでにメンテナンス費用が変わってくるのかというと、一般的な外壁の場合は10〜15年に1度の外壁塗装(※)工事が必要であり、タイル外壁は外壁塗装が必要ないから。
1回の外壁塗装は数十万円〜百数十万円程度の費用が必要になるので、累計425万円という大きな差になってくるんですね。
※外壁塗装とは
⇒サイディングやモルタルは水に弱く、塗料を塗って保護しなければ十分な防水性を得られません。塗装を行う一般的なスパンは10〜15年です。
ローコスト住宅でも見た目がおしゃれになる
次に紹介するタイル外壁のメリットは、外観がおしゃれである点です。
ほとんどの住宅ではサイディングやモルタルが採用されていることから、タイル外壁の住宅は見る人に対して「ちょっと珍しい印象」を与えられます。
見た目にもスタイリッシュでおしゃれなので、ローコスト住宅だったとしても美観にこだわれるのは大きなメリットです。
目地の色はある程度選べる
タイル外壁は目地の部分にコーキングという建築材を打ち込み、外壁内部への雨水の侵入を防ぐ必要があります。
目地とは、タイルとタイルの隙間部分のこと。この目地の色はある程度選ぶことができるので、外壁の雰囲気を自分好みにカスタマイズできます。
選べる目地の色として一般的なのは、白やグレー、黒などです。目地の色が変わると住宅の雰囲気も違ってくるので、目地の色選びは意外と重要なポイントです。
ただしハウスメーカーによっては標準仕様で目地の色が決まっていることもあるので、その点だけは注意が必要です。
タイル外壁のデメリット
マイホームに住み続けるための維持費を安く抑えられるタイル外壁ですが、メリットだけではなくデメリットも確認しておかなければなりません。
タイル外壁を検討されている方は、ぜひデメリットも覚えておいてくださいね。
最大のデメリットは価格が高いこと
タイル外壁の最大のデメリットは、価格が高いことに尽きます。
サイディング外壁と比べると、新築時のコストはタイル外壁の方が100〜200万円ほど価格が高くなります。(メーカーにより、差があります。)
そのため、タイル外壁が標準仕様ではないローコスト住宅メーカーの場合、仕様をタイル外壁に変更することでかなりの追加料金が必要になってしまう恐れがあります。
ただし、タイル外壁を標準仕様にしているローコスト住宅メーカーだと、企業努力によりタイル外壁のコストを抑えているケースもあります。
例えば、自社でオリジナルのタイルを開発し、費用を安く抑えている可能性があります。そのため、「どうしてもローコスト住宅でタイル外壁を選びたい」という方なら、タイル外壁が標準仕様になっているローコスト住宅メーカーを選びましょう。
タイル外壁は何年で元が取れるのか
導入コストの高いタイル外壁をオプションで選択する場合、気になるのは「何年で元が取れるのか」という内容ですよね。その答えは、20〜30年後です。
1回の外壁塗装には数十万円〜百数十万円の費用がかかるとお伝えしました。タイル外壁の場合は外壁塗装が必要ないので、導入コストが外壁塗装コストよりも安くなるタイミングこそ、初期投資を回収できるポイントとなります。
まとめると、一般的な外壁で外壁塗装を2〜3回行うよりも、タイル外壁の方がトータルコストは安いということですね。
タイル外壁=メンテナンスフリーではない
インターネットの情報で、「タイル外壁はメンテナンスフリーである」という内容を目にした経験のある方もいらっしゃるでしょう。
しかし、実はタイル外壁を採用したからといって、全く外壁のメンテナンスをしなくてもいいわけではない点に注意が必要です。
タイル外壁のメンテナンスは、目地に詰め込まれたコーキングの補修がメインとなります。
標準的なコーキングは耐用年数が5〜7年程度であるため、遅くとも10年が経過する程度で新しいものに交換しなければなりません。
コーキングの補修作業をするためには、住宅の周囲への足場設置が必要です。
そういった費用を合計していくと、外壁塗装ほどではないにしろ、10年に1度ほどのスパンで数十万円のメンテナンス費用が発生します。
タイル外壁のローコスト住宅は、施工不備に注意
様々なメリットのあるタイル外壁ですが、施工に問題があった場合は、何らかのトラブルが発生する恐れもあるので注意が必要です。
タイル外壁は、下地を作ってからその上にタイルを貼っていく施工方法。そのため、タイルを貼る工事に不備があると、数年後にタイルが剥がれ落ちてしまう可能性もあります。また、自然には剥がれなかったとしても、地震や強風で家が揺れたタイミングで剥がれてしまうことも。
もし台風などでタイルが飛ばされてしまい、他人に損害を与えた時には、住宅の所有者の責任が問われることもあります。そのため、くれぐれもタイル外壁の施工不良には気をつけたいところです。
なお、家を建てる際の手抜き工事を防ぐためには、第三者機関による査定「ホームインスペクション」が有効です。ホームインスペクションについては次の記事で詳しく解説しているので、そちらもあわせてご覧ください。
外壁タイルのローコスト住宅といえば、クレバリーホーム
「外壁タイルのローコスト住宅」と聞くと、まず思い浮かぶハウスメーカーがクレバリーホームです。
最後に、クレバリーホームの特徴やメリット・デメリット、口コミと評判を紹介します。
クレバリーホームの特徴
クレバリーホームの最大の特徴は、ローコスト住宅であるにも関わらずタイル外壁が標準仕様になっている点にあります。
クレバリーホームの坪単価は50〜60万円程度が目安と、一般的なローコスト住宅よりはやや高め。しかし、この金額でタイル外壁の住宅が建てられるのは嬉しいポイントです。
クレバリーホームのメリット
クレバリーホームには、「安い費用でタイル外壁を実現できる」というメリットがあるのはいうまでもありません。しかし、それ以外にもクレバリーホームには様々なメリットが存在しています。
例えば、クレバリーホームでは耐震への取り組みに力を注いでいます。住宅の構造部分には「プレミアム・ハイブリッド構法」を採用し、地震に強い家づくりを実現しています。
プレミアム・ハイブリッド構法というのは、簡単に言えば筋交いと構造用合板を融合させた住宅構造のこと。
外壁の周囲に構造用合板を張ることで、ツーバイフォー工法のように”面”で地震に耐える仕組みとなっています。
そして、部屋の間取りを仕切る壁などの必要な部分には筋交いを設置することで、ダブルでの耐震対策を行っています。
クレバリーホームのデメリット
クレバリーホームのデメリットとして、フランチャイズ展開であるため、地域によって施工品質や担当者の対応に差が生まれてしまう点が挙げられます。
使っている建築材や採用している工法が同じだったとしても、工務店ごとに得意・不得意があるのは事実。
そのため、「どの地域でローコスト住宅を建てても同じクオリティに仕上がるわけではない」と注意しておく必要があります。
ただし、フランチャイズであることはデメリットばかりではありません。クレバリーホームでは「住宅完成保証制度」を導入しており、万が一契約した工務店が工事を続けられなくなった時でも、代わりの業者が工事を引き継いでくれます。
近年では「契約した工務店が倒産して、住宅が完成されなかった」というトラブルも聞かれるため、クレバリーホームのこの保証制度はありがたいですね。
クレバリーホームの口コミと評判
当サイトでは、よりリアルな口コミと評判を検証するために、実際にクレバリーホームでローコスト住宅を建てた方に向けたアンケートを行いました。
かなり信ぴょう性の高い口コミと評判なので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
実際に建てたローコスト住宅の価格について
口コミ評判アンケートの結果、全ての方が「最終的な住宅価格は1,000万円〜2,000万円台だった」と回答する結果になりました。
ローコスト住宅メーカーだと「オプションをつけた結果、最終的に高くついた」というケースもありますが、クレバリーホームの場合はほぼ確実に安い金額で家を建てられるようですね。
クレバリーホームを選んだ決め手とは
アンケートの結果、クレバリーホームを選んだ決め手として最も多かったのが「住宅のデザインや使われている素材」という結果になりました。[
みなさんタイル外壁に魅力を感じているだけではなく、ローコスト住宅でありながらおしゃれな外観にも惹かれていたということですね。
建ててみて初めてわかったデメリットは?
一生のうちにそう何度も購入するものではないマイホーム。現在マイホームを検討中の方も、ほとんどの方は人生において初めて家を建てるのではないでしょうか?
どんなにハウスメーカーの情報を集めても、実際に建ててみるまでわからないことってありますよね。
今回のアンケートでは、「建ててみて初めてわかったクレバリーホームのデメリット」を聞いてみたので、その回答を共有させていただきます。
実際の回答を原文のまま掲載しているので、安心してお読みください。
【口コミ①】
こちらから問い合わせをしたときのレスポンス速度にムラがある、というのが気になるデメリットだと思います。
【口コミ②】
丁寧で慎重に作業して頂いてるのは分かるのですが、進捗が遅かったような気がしました。低価格なので仕方ありませんが。
【口コミ③】
間取りから内装まで選択肢が多くて決めるのが大変でした。こだわり始めるとあれもこれもと、時間がかかりました。注文住宅は楽しい反面、疲れました。
実際に建てた方の口コミを見ると、「スピード感」に不満を抱いている方も多いようですね。
クレバリーホームはフランチャイズである以上、施工やレスポンスのスピード感についても、店舗によってムラがある恐れがある点は覚えておきたいですね。
まとめ
今回の記事では、ローコスト住宅へのタイル外壁を検討する際に知っておきたい情報をまとめました。記事の要点を簡単にまとめると、次の通りです。
・タイルはほとんど経年劣化せず、耐久力の高い素材
・タイル外壁には「維持費が安い」「外観がおしゃれ」というメリットがある
・導入コストは高いが、20〜30年で元が取れる
このように、住宅価格が安いローコスト住宅であっても、タイル外壁を導入することには様々なメリットがあるのです。
タイル外壁が標準仕様になっているローコスト住宅メーカーとして有名なのがクレバリーホーム。クレバリーホームにはフランチャイズならではのデメリットもありますが、安くておしゃれなタイル外壁の住宅を建てられるというメリットはやはり大きいです。
もちろん、クレバリーホーム以外のローコスト住宅メーカーでもタイル外壁の相談には乗ってくれるでしょう。「タイル外壁を導入したい」と考えている方は、ぜひ一度ハウスメーカーへ相談してみてくださいね。
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