九州地区最大の都市である福岡は、地元の有力企業だけでなく、大手企業の支店も多数存在しており、北九州エリアの中でも活況を呈しています。
しかも、2015年の国勢調査によれば、人口が減少し続ける地方都市が多いなか、福岡市は、人口増加数と増加率で政令指定都市1位となります。
特に若者の人口比が非常に高く、起業する若者が多いのも特徴です。
また、福岡国際空港は、都心部からのアクセスも非常に良く、九州最大の繁華街である天神から空港までは、地下鉄で11分、JR博多駅からは5分です。非常に便利が良いため主要都市への日帰り出張も可能です。
福岡で不動産売却を行うには、好都合といえます。
これから福岡で不動産売却を行いたい方の中には、
など、疑問をお持ちの方も多いと思います
そこで、このページでは、「福岡の不動産売却」に焦点をあてて解説したいと思います。
まずは、福岡を含む主要都市における不動産価格の推移を見ていきます。以下は、不動産ジャパンが公開している地価公示に基づく不動産価格の推移を示したグラフです。
画像引用元:不動産ジャパン
福岡でも、昭和から平成にかけてのバブル期の高騰ぶりが非常に顕著です。
平成26年から始まった金融緩和によって穏やかではありますが、上昇しつつあります。現在はバブル期のおよそ6割程度の不動産価格となっています。
数字からは、福岡は三大都市圏(東京、大阪、名古屋)の次に不動産の価格が高いことが言えます。
次にマンション価格の推移を見ていきます。
以下は、SUUMO(スーモ)が公表している福岡市における中古マンション取引額の10年推移のグラフです。
画像引用元:SUUMO(スーモ)
福岡市全体では、2008年から2011年までは穏やかに下落しています。その後、2012年から5年連続上昇しており、平均取引価格が281万円アップしています。
中でも福岡市早良区の伸びが非常に顕著で、10年連続1位です。
以下は、SUUMO(スーモ)が公表している福岡市内中古マンションの平均取引価格の区別ランキングとなります。
画像引用元:SUUMO(スーモ)
2,000万円前後のマンションの売れ行きが好調です。10年以内で取引額が上がっているのは、さすが福岡と言っても過言ではありません。
福岡には、全国的にも珍しい市街地にある空港として、福岡空港が存在します。
福岡空港は、国内線も国際線も備えているため、国内外への移動に便利です。
出張や旅行が多く、飛行機を利用する人にとって、福岡の中で住みやすく、かつ人気があるのは、博多を中心とした街でしょう。
博多駅はJRや地下鉄が集まっており、福岡空港へ6分というアクセスです。
ふだんから飛行機を使う機会が多い人は、福岡空港の利用に便利な博多駅周辺で暮らすことを視野に入れることが考えられるため、売却にあたってニーズが高い街となるでしょう。
中央区にある大濠公園駅周辺は、子育て世帯に向いた環境といえる街です。
自然が多い大濠公園では、四季折々で家族ぐるみのレジャーを楽しむことができます。
郊外に位置する大濠公園ですが、周辺にはもともと賃貸物件が多い上に、新築住宅が増えていく傾向にあるため、これから住もうという人を受け入れやすい環境です。
24時間利用できる店として必須の、コンビニが多数点在していることも、便利な点です。
地下鉄大濠公園駅から、福岡中心部に出る足の便もよく、日常の買い物だけではなく、休日のショッピングにも困らない点がポイントでしょう。
子どもを落ち着いた環境で育てたいと考える、子育て世帯に売却しやすい地域といえそうです。
小中学校などの教育機関がある場所を、重点的に探したい人にとっては、中央区の唐人町駅周辺が高いニーズのある街といえそうです。
アメリカ領事館がある関係で、警察官の立ち番が24時間継続で行われているため、子どもを通学させる人に、この意味でも安心できるでしょう。
唐人町駅には、ヤフオクドームが近くにあるため、イベント時には賑わいます。
スポーツなどの試合や、アーティストのコンサートが開催されるので、興味がある人には楽しみな施設のひとつといえます。
教育や娯楽を住居拠点の条件として考える人に売却しやすいのが、この街の物件となりそうです。
早良区の西新町駅周辺は、大学生など、若い人が楽しみながら暮らせる賑やかさがある街です。
学生が多いため、この街そのものが、学生の街というイメージを持たれている部分もあります。
若い人に向いた居酒屋や飲食店も多くあるため、若い人や学生の人は、不自由を感じることなく楽しんで生活できる環境です。
学生を連れて転居を考えている世帯や、まだ若い夫婦など、賑やかさを楽しみたい人に売却しやすいのが、西新町周辺の不動産物件といえそうです。
福岡市の人口は、増え続けています。
年齢別で見ると、20代から30代が人口のうち高い割合を占めていて、就職や結婚で福岡に腰を落ち着ける考えの人が、この世代に多いとも考えられるでしょう。
長いスパンで福岡に住み続けることを計画している人々が、増加傾向にあるといえます。
人口が増えることに比例して空室率も下がるため、不動産物件の需要は高まり、地下は上昇します。
住みやすいことで人気の、福岡の地価は現在上昇中で、売却するには好機が訪れていると考えてよいでしょう。
人口が増え続けていることで、福岡での不動産売却は、そう難しくはない状況になってきています。
最近では物件を買い取り、それを利用して不動産投資を考える人もいるため、意外に高い金額で売却できる可能性もあります。
まずは複数の不動産会社に、査定を依頼してみるのがいいでしょう。
先の解説の通り、福岡は政令指定都市の中でも人口が伸び続けている「特質」な都市でもあります。
実際、外部から入ってくる方の割合が年々伸び続けているため、「今の中古相場が高いのか?安いのか?」昔から福岡に住んでいない人には相場がわかりません。
また、平成20年のリーマンションショック後の5~6年程度は、不動産価格が下がり続け、底値状態でしたが、現在は穏やかに回復しつつあります。
ですのである意味チャンスであると言えます。
まず、不動産売却をお願いしたい不動産仲介会社としては、福岡の中でも広告配信量が最も多い会社に依頼することをお勧めしたいです。
大手系とフランチャイズ系(センチュリー21、ハウスドゥ、ERAなど)なら広告配信量も多いため問題ないと思います。
お勧めは、大手系、フランチャイズ系双方に査定依頼をお願いして、自分にぴったりの不動産会社に依頼してください。
同じ不動産でも不動産会社によって提示してくる査定価格が全然異なってきますので、不動産一括査定サービスを使えば、大手を含めて複数社に簡単に査定依頼を行うことでできます。
不動産を高く、しかも早く売りたいなら、不動産会社に仲介を依頼する必要があります。しかし、不動産会社なら、どこに頼んでもいいわけではありません。
あなたが売却しようとしている不動産を得意とする不動産会社に依頼することが重要です。
そのような不動産会社は、不動産一括査定サイトを使えば効率的に探すことができます。
不動産の一括査定サイトは、自分の不動産情報と個人情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に完全無料で査定を依頼することができます。
一括査定サイトを使えば、自分が売ろうとしている不動産売却に強い会社を効率よく探すことができます。
納得のいく査定根拠を示してくれる不動産会社なら、不動産売却が得意な業者であると言ってもいいでしょう。
また、具体的な売却時期が決まっていなくても査定だけでもOKです。査定結果を見て、売却するか?しないか?を検討しても問題ありません。
一括査定サイトは、30サイト以上もあります。まともに稼働していないのを除いたとしても、どれを使えばいいか迷ってしまいますよね。
そこで、不動産いろは編集部では、運営歴や利用者の評判などを加味して、信頼できる10サイトを厳選してお勧めしています。
サイト名 | メリット | デメリット | 対応地域 | サービス 開始年 |
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・日本初の不動産一括査定サイト ・大手NTTデータグループの運営だから安心 ・売却ノウハウ本を無料ダウンロードできる |
・提携社数は多くない | 全国 | 2001年 |
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・超大手だけに査定依頼できる | ・中小の不動産会社との提携はない ・大都市に偏っている |
全国(大都市) | 2016年 |
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・東証プライム上場企業が運営する ・売主の味方としてのエージェント制 |
・大都市に偏っている | 全国(大都市) | 2015年 |
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・提携社数が多い ・不動産会社ごとの専用ページがあり、特徴やアクセス、スタッフ紹介まで詳しく見ることができる。 ・農地査定ができる |
・運営歴が浅い | 全国 | 2014年 |
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・提携社数が多い ・売却相談をメールor対面で可能 ・不動産会社に代わりに断る「お断り代行サービス」がある ・査定後フォローをしてもらえる ・農地査定ができる |
・運営会社が非上場 | 全国 | 2007年 |
不動産一括査定サイトの賢い使い方として、お住まいの地域に合わせて組み合わせて利用するのが一番です。
1つだけ不動産一括査定サイトを利用しても、地域によってベストな不動産会社が見つかるとは限りません。
複数の不動産一括査定サイトを組み合わせて利用することで、ご自身の不動産売却にぴったりの不動産会社が必ず見つかります。
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3大都市圏・札幌市・福岡市 | それ以外の地域 |
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