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不動産売却で査定などを依頼するとギフト券やお米などをもらえるキャンペーンを実施している不動産会社をよくみかけます。
キャンペーンを利用することで売主側にとって売却が有利になるのであれば、ぜひ利用いただきたいのですが・・・・残念ながら有利になるとは言えないからです。
不動産業者がキャンペーンという販促費を投入するのには理由があります。
これらが少しでも気になるのであれば、本ページがお役に立つと思います。ぜひ、最後まご覧いただけましたら幸いです。
不動産業者のホームページやチラシで不動産売却キャンペーンを見たことがある方も多いはずです。
「せっかくならキャンペーン中の不動産会社に売却の仲介を依頼したい!」と思われる方も多いはずです。
しかし、結論から言いますと、キャンペーンの有無で業者選びをしてはいけません。
なぜなら、キャンペーンに釣られて不動産売却で嫌な思いや売却に失敗した方も多いからです。
キャンペーンは不動産会社のエサです。裏で何を考えているかを学び、不動産売却で失敗しないでいただきたいと思います。
そこで、このページでは、不動産売却でよく使われるキャンペーンのリスクと業者選びのポイントを解説します。
ペンギン生徒
アザラシ先生
マンション、土地、戸建てなどの媒介契約を獲得し、売却後の仲介手数料を得るために、各社ともに期間限定のキャンペーンを実施しています。
よって各社とも1人でも多くの売主を獲得するのがキャンペーンを実施するのが業者の狙いです。
キャンペーンという上手い話には必ず裏があります。 またキャンペーンにはリスクがあります。
業者がよく使うキャンペーンを例に取って一つずつ解説します。
よく「自宅を訪問査定すれば商品券10,000円分プレゼント」などの文言が書かれたチラシがポストに入っていたのを見たことがある方も多いと思います。
この商品券(ギフトカード)キャンペーンがなぜ危険かと言いますと、不動産会社や営業担当者の力量が全くわからないからです。
不動産売却では、以下の流れで手続きを行います。
なぜなら、商品券(ギフトカード)目当てで、いきなり「訪問査定」を受けるのは危険だからです。
まず、机上査定と訪問査定は、同じ査定でも査定方法が全く異なります。
過去の取引事例などから査定希望者の物件情報(立地、間取り、広さ、築年数)などから、おおまかな査定額を出す方法です。査定結果は、「メール」「電話」で教えてくれるため、簡単に相場がわかるため気軽に利用できます。
実際に営業担当者が物件に訪問。住宅内の設備や建物の劣化状況などを確認しながら査定価格を出す方法です。物件にもよりますが、1時間~2時間程度は取られるため少々面倒です。訪問査定は実査定とも呼びます。
机上査定だけで不動産会社に売却依頼することは、まずありませんので、必ず訪問査定を受ける必要があります。
また、訪問査定から始めるか机上査定を始めるかは、依頼者の自由です。
しかし、査定申込みするなら机上査定から始めた方が失敗がありません。
なぜなら、不動産売却における成功の鍵は、不動産会社と営業担当者選びがとても重要だからです。
もっと言いますと、会社選びよりも担当者選びの方がより重要になります。
その理由は、①商品や状況判断、②不動産の知識、③言葉づかい、④段取り、といった営業担当者の能力やスキルによって、売れるまでの期間や成約価格が大きく変わってくるからです。
まずは、机上査定によって「査定額の根拠」「販売戦略」「メールの文面や電話での言葉づかい」を確認して、ある程度の品定めをしてから、訪問査定を受けるのがベストです。
逆に、机上査定を飛ばして商品券(ギフトカード)がもらえるからという理由でいきなり、訪問査定を受けると、どんな営業担当者が来るかと言いますと・・・
従って、机上査定である程度のコミュニケーションを取ることで、少なくとも「ハズレな会社」もっと言うと「ダメな営業担当者」をシャットアウトできるのです。
私自身の不動産売却の経験からも言えることですが、「不動産会社と営業担当者」の違いだけで、成約価格が100~200万円程度変わることはザラにあります。
従って、たかが1万円程度の商品券(ギフトカード)目当てで、査定依頼することは大変危険だと思います。
ペンギン生徒
アザラシ先生
不動産会社 | 対象1 | 対象2 | 対象3 |
---|---|---|---|
鉄道系大手不動産会社 | クオカード3,000円(訪問査定) | クオカード10,000円(媒介契約) | – |
銀行系大手不動産会社 | クオカード20,000円(媒介契約) | – | – |
中堅不動産会社 | クオカード3,000円(訪問査定) | 商品券10,000円(媒介契約) | 商品券50,000円(売買契約) |
どの会社も商品券をもらえる基準が訪問査定であることがわかります。
もし、気が弱くて断りきれない方がキャンペーンに申込みすると、不動産会社の狙い通りとなり、強気だけが取り柄の営業担当者に断りきれずに媒介契約を結ばされてしまうことになります。
また、キャンペーン目的の媒介契約締結は、専任媒介契約もしくは専属専任媒介契約を締結することになりますから、契約期間である3ヶ月は最低でも売却活動をお願いすることになります。
ダメな営業担当者に依頼しても、まず不動産売却では成功しません。
もし、キャンペーンを利用するのであれば、細心の注意を払う必要があります。
家やマンションなどの不動産売却で成功するには、不動産仲介会社の存在が欠かせません。どんな不動産仲介会社や営業担当者を選べばいいのでしょうか?…
ある銀行系大手不動産会社のサイトを見ていると専任媒介契約または専属専任媒介契約の締結でカタログギフトがもらえるといったキャンペーンでした。
先ほど、少し触れましたが専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結してしまえば、契約期間である3ヶ月は解約できません。
しかも、専任媒介契約または専属専任媒介契約は、1社しか売却依頼できないため、「ハズレな会社」「ダメな営業担当者」に当たってしまうと目も当てられません。
訪問査定を受けるだけなら、査定を受けるだけなので、しつこく電話営業される可能性はありますが最悪断ることができます。
一方、専任媒介契約または専属専任媒介契約すれば簡単には解約できないことを肝に銘じておいてください。
こちらは少ないですが、5万円分の高額商品券プレゼントといったキャンペーンを実施している不動産会社があります。
このキャンペーンを利用しますと下手をすれば紹介した友人や知人との人間関係に重大な影響を及ぼす恐れがあります。
まず、キャンペーンの対象が「売買契約の締結」ですから、訪問査定と違い、キャンペーンが成立するためのハードルがとても高くなります。
良かれと思って友人や知人に紹介したものの、「予想以上に売却が長引いたり」「希望価格で売れなかったり」最悪「ハズレな会社」や「ダメな営業担当者」にあたってしまうと・・・関係改善は相当難しくなるでしょう。
確かに5万円は大きいですが、相手との関係を壊してまで手にするものではありません。
ペンギン生徒
アザラシ先生
仲介手数料半額or無料キャンペーンは、知名度の低い不動産業者が「売主様は仲介手数料が無料もしくは半額です!」といったキャンペーンを実施しています。
実は、このキャンペーンが数ある中でも最も危険です。
不動産業者は、不動産売買における取引で、売主・買主に損害が発生した場合、宅建業免許取得の際に法務局に供託が義務付けられている1千万円から賠償を負うことになっています。
従って、不動産売買取引のプロである不動産会社に手数料を払ってまで依頼する目的は、「取引の保証」であると言っても過言ではありません。
無料もしくは半額の業者は、本当に責任を持って仕事に取り組んでいるのか?正直疑問です。
不動産取引では、不動産仲介業者が主導権を握り、売主・買主双方が円満に取引を完了させることが望ましいです。
取引は終わったものの、売主、買主双方にわだかまりがあっては仲介を担当した「不動産会社」と「営業担当者」の責任です。
不動産仲介会社の収益である仲介手数料半額or無料がなぜ成り立つかですが、実は、カラクリがあります。
不動産仲介では、売主、買主双方から仲介手数料を得ることが法律で認められています。
勘のいい方ならおわかりだと思いますが、売主から仲介手数料を得られなければ、買主から得るしかありません。
実は、不動産仲介では取引態様が2種類あって、「両手仲介」「片手仲介」というものがあります。
売主から売却依頼を受けても売主から手数料を得られないのであれば、不動産業者は「両手仲介」するしか収入を得ることができません。
ここに売主に対する重大な背任行為を行う業者あります。
これから高額な土地や住宅などの不動産を売却する方は、詐欺に遭わないよう是非ご注意いただきたいです。…
レインズという不動産会社が物件情報を共有するデータベースがあります。
このレインズは、専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結すると不動産業者はレインズに物件を登録する義務が発生します。
レインズに登録すると、登録業者Aだけでなく、B社、C社にも物件情報が共有されるため、買主候補をB社やC社が連れてくることができます。
しかし、A社にとっては、売主からの仲介手数料が期待できない以上、A社自身が買主を連れてくる必要があります。
つまり、レインズに登録してもB社やC社に紹介させず、A社だけで囲い込む必要があります。
レインズに登録してもB社やC社からの問い合わせに対して、「契約予定の顧客がいる」と言っておけば、自社で買主を連れてくることができます。
この行為を業界用語で「囲い込み」と呼びます。
たとえレインズに登録されてもB社、C社などの他業者からの紹介を得た方が、希望価格での売却が可能ですし何より早く売れます。
「囲い込み」を行うとA社が連れてきた購入希望者としか契約できないため、不当に安く手放さなければならなかったり、売却が長期化する可能性があります。
囲い込みを行う業者は、プロとしての自覚が欠けているだけでなく、売主に対する立派な背任行為を平気で行うため、安易に仲介手数料が半額or無料キャンペーンに釣られないよう注意が必要です。
ペンギン生徒
アザラシ先生
ここまでお読みいただければ、キャンペーンで不動産会社と担当者を選んではいけないことがおわかりいただけたかと思います。
キャンペーンは一見するとお得に見えますが、必ず何か裏があると思っておいてください。
もちろん全てのキャンペーンが悪いわけではありませんし、誠実に業務遂行してくれる業者や担当者もいますが、1社だけに査定依頼するのは非常に危険です。
そこで、不動産業者を選ぶには、必ず「不動産一括査定サービス」を活用して複数業者に査定依頼することが重要です。
不動産一括査定サービスを使うと、売却物件の情報等を入力すると、売却地域や該当物件の売却に長けた複数業者から査定を受けることができます。
利用料金は完全無料ですし、気に入らなければ断ればいいだけですので、ぜひ気軽に利用いただきたいです。
ちなみに、不動産一括査定サービスは無料だからと言っても、何か裏があるわけではありませんので、ご安心ください。
不動産を高く、しかも早く売りたいなら、不動産会社に仲介を依頼する必要があります。しかし、不動産会社なら、どこに頼んでもいいわけではありません。
あなたが売却しようとしている不動産を得意とする不動産会社に依頼することが重要です。
そのような不動産会社は、不動産一括査定サイトを使えば効率的に探すことができます。
不動産の一括査定サイトは、自分の不動産情報と個人情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に完全無料で査定を依頼することができます。
一括査定サイトを使えば、自分が売ろうとしている不動産売却に強い会社を効率よく探すことができます。
納得のいく査定根拠を示してくれる不動産会社なら、不動産売却が得意な業者であると言ってもいいでしょう。
また、具体的な売却時期が決まっていなくても査定だけでもOKです。査定結果を見て、売却するか?しないか?を検討しても問題ありません。
一括査定サイトは、30サイト以上もあります。まともに稼働していないのを除いたとしても、どれを使えばいいか迷ってしまいますよね。
そこで、不動産いろは編集部では、運営歴や利用者の評判などを加味して、信頼できる10サイトを厳選してお勧めしています。
サイト名 | メリット | デメリット | 対応地域 | サービス 開始年 |
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・日本初の不動産一括査定サイト ・大手NTTデータグループの運営だから安心 ・売却ノウハウ本を無料ダウンロードできる |
・提携社数は多くない | 全国 | 2001年 |
★★★★★![]() 公式 サイトへ |
・超大手だけに査定依頼できる | ・中小の不動産会社との提携はない ・大都市に偏っている |
全国(大都市) | 2016年 |
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・東証プライム上場企業が運営する ・売主の味方としてのエージェント制 |
・大都市に偏っている | 全国(大都市) | 2015年 |
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・提携社数が多い ・不動産会社ごとの専用ページがあり、特徴やアクセス、スタッフ紹介まで詳しく見ることができる。 ・農地査定ができる |
・運営歴が浅い | 全国 | 2014年 |
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・提携社数が多い ・売却相談をメールor対面で可能 ・不動産会社に代わりに断る「お断り代行サービス」がある ・査定後フォローをしてもらえる ・農地査定ができる |
・運営会社が非上場 | 全国 | 2007年 |
不動産一括査定サイトの賢い使い方として、お住まいの地域に合わせて組み合わせて利用するのが一番です。
1つだけ不動産一括査定サイトを利用しても、地域によってベストな不動産会社が見つかるとは限りません。
複数の不動産一括査定サイトを組み合わせて利用することで、ご自身の不動産売却にぴったりの不動産会社が必ず見つかります。
当サイトでは、以下の組み合わせがベストな選択だと考えてますので、ぜひ複数の不動産一括査定サイトをご利用ください。
3大都市圏・札幌市・福岡市 | それ以外の地域 |
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ポイント | ポイント |
大都市に強い「すまいValue」「おうちクラベル」で売却に強い有名大手を網羅。「HOME4U」を加えることで中堅や地元の実力企業も候補に入れる。 | 地域によっては、提携不動産会社が少ない場合もあるため、提提会社数の多い3サイトを組み合わせたのがポイント。 |
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