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仲介手数料が無料なのが特徴のおうちクラベルのセルフ売却は、自分で売却活動を行うためハードルが高く感じがちです。確かに、仲介業者に仲介してもらうよりやることは増えますが、思った以上にソニー不動産のサポートも受けられるサービスでもあります。
この記事にたどり着いたあなたは、以下のような悩み、不安があるかもしれません。
このページでは、ソニーグループのSREホールディングスが運営するおうちクラベルのサービス内容やメリット・デメリット、また注意点やうまく利用するコツを紹介します。
「おうちクラベル」はインターネット上ですべてを完結するイメージを持っている方もいるかもしれませんが、実はそうではありません。
おうちクラベルはいくつかのサービスがありますが、個人で売買するイメージの強い「セルフ売却」でもインターネット上で完結するのではなく、ソニー不動産のフォロー付きで内覧、契約も行うため一般的な仲介による売買と大きくかけ離れているわけではありません。
まずはおうちクラベルを利用するうえでの3つの選択肢を見てみましょう。
セルフ売却は、「おうちクラベルといえばセルフ売却」と思われるほど特徴的なサービスで、他社にないソニー不動産独自の売却方法となっています。
おうちクラベルはソニーグループのSREホールディングスが運営するサービスです。
CtoC(Consumer to Consumer)と呼ばれるビジネスモデルを採用していて、個人間の取引を行うプラットフォームなので自分で売却活動をしている感じが強いです。
しかし実際は、通常の不動産会社が行っているような内覧や契約といった作業は、ソニー不動産がサポートしてくれます。
一般的な仲介による売却との大きな差は、売り出し価格の決定から物件PRを作成し、買い手を探すところまでを個人で行うという点になります。
「セルフ売却では不安が残る…」という人向けにソニー不動産では「売却サポートサービス」が無料でつけられます。
売却サポートサービスの内容は以下の通りです。
売却サポートサービスを受けるためにはいくつかの条件が定められています。
無料の売却サポートサービスを利用してみたいという方は、専用の申込フォームから無料相談を申し込むか、フリーダイヤルで直接相談してみましょう。
電話番号 | 0120-611-919 |
---|---|
対応時間 | 10:00~18:30 |
休業日 | 火曜日、水曜日、年末年始、ゴールデンウィーク、夏季休業 |
セルフ売却にチャレンジしてみようと思っていたけれど、やっぱり普通の仲介でいいからすべてプロに任せたいという人は、プロフェッショナル売却を選択しましょう。
プロフェッショナル売却は、一般的な不動産一括無料査定サイトと同じで、ソニー不動産だけでなく他の大手の不動産会社を含めた一括査定ができます。
プロフェッショナル売却で査定できる不動産会社は以下の通りです。
プロフェッショナル売却は、売り出し価格の設定や物件PRの作成などすべてをプロに任せることができます。しかし、同じおうちクラベルのサービスであったとしても、一般的な仲介と同じように仲介手数料が必要となってきます。
おうちクラベルの特徴をもっと知りたいという方は、以下の記事を参照してください。
ソニー不動産は手数料が安いと言われる一方、思ったほど安くはなかったという声もあります。その一番の原因として、ソニー不動産は独自のサービスを提供するのと同時に、他社と似たようなサービスも並行して提供して …
おうちクラベルは「セルフ売却」か「プロフェッショナル売却」かによってメリット・デメリットが大きく違ってきます。ここでは一番の特徴であるセルフ売却の場合を元にメリット・デメリットを見ていきましょう。
セルフ売却の一番のメリットは何といっても仲介手数料が無料という点です。
通常の仲介による売却の場合、売却価格に対して3%+6万円+消費税の仲介手数料が発生します。例えば1,000万円のマンションを売却した場合、最大39万6,000円の仲介手数料を支払うことになります。
仲介手数料が無料と言うことは収益を最大化することができる可能性が高くなります。
一般的な不動産一括査定サービスを利用した場合、営業の電話がたくさんかかってきて煩わしいという悩みの声をよく聞きますが、セルフ売却ではこういった複数の不動産会社から営業の電話連絡や突然の訪問はありません。
“セルフ”売却という名称とは裏腹に、ソニー不動産の手厚いフォローが受けられます。買い手が見つかった後の見学の調整から価格交渉までをバックアップしてもらえるため心強いです。
セルフ売却を利用できるエリアは関東地方の4件(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)に限られているため、これ以外の地域ではセルフ売却を利用できません。
意外と見落としがちなデメリットとして、他の不動産会社へ売却活動をお願いできないという点があげられます。
「おうちクラベル利用規約」の3.セルフ売却の(2)売却希望物件の登録の項目の②のカとキを引用します。
カ 売却希望登録を行おうとする者が個人の場合は、指定仲介会社以外の者と売却希望物件の売却にかかる媒介契約を締結していないこと。また、売却希望登録者が法人の場合は、指定仲介会社以外の者と売却希望物件の売却にかかる専任媒介契約または専属専任媒介契約を締結していないこと。
キ セルフ売却以外のサービスにおいて、売却希望物件の売却のための一切の活動を行っていないこと。ただし、売却希望登録を行おうとする者が法人の場合はこの限りではありません。
引用先:おうちクラベル|おうちクラベル利用規約
1つめは指定仲介会社以外と専任媒介契約を行っていないこと、2つめはセルフ売却以外で売却活動を行っていないことが条件となっています。そのためセルフ売却を行う場合は、セルフ売却一本に絞る必要があります。
また、セルフ売却では、不動産流通情報システムである「レインズ(REINS)」に登録されません。これは物件の広告活動がソニーグループのSREホールディングスによる掲載のみと言うことになります。大きな機会損失と言えるでしょう。
売り手には関係ないかもしれませんが、買い手側からするとおうちクラベルは個人売買というイメージが先行するため、リスクがあるのではないかと考えがちです。加えて、買い手は仲介手数料をソニー不動産に支払う必要があり、購入しづらく感じてしまう理由のひとつとなっています。
デメリットをまとめると以下のようになります。
おうちクラベルのセルフ売却では、掲載ガイドラインにより以下の6つの表現が禁止されています。
おうちクラベルで使用してはいけない表現 | |
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完全性を表す表現 | 完全・完璧・絶対・万全・絶大・絶世・パーフェクト・理想・フル~、など |
優位性を表す表現 | 日本一・日本初・業界一・超・ここだけ・唯一無二・他に類を見ない・抜群・希少・一流、など |
選別性を表す表現 | 特選・厳選・おすすめ・推奨、など |
最上性を表す表現 | 最高・最高級・極・特級・一級・秀逸・羨望・至近・至便、など |
割安さを表す表現 | 買い得・掘り出し・土地値・格安・破格・激安・バーゲンセール・安値、など |
誘引を目的とする表現 | 完売・資産価値の高い・値上がりが期待できる・将来性ある・投資向き・高級・人気の・価格相談、など |
物件PRの作成の際には、気づかないうちに禁止表現を使っていたということがないよう注意しましょう。
また、売却後のトラブルについても考えておかなければなりません。
特に、売り主に課せられている瑕疵(かし)担保責任は知っておいたほうがよいでしょう。
瑕疵担保責任とは売却後に売り手が負う損害賠償のことです。買い手に告知していなかった事柄でトラブルがあった場合売り主が責任を取らなければなりません。
個人で売却できる自由は、裏を返せばすべての責任を取る必要があるということです。
不動産売却が初めてという人は「プロフェッショナル売却」をおすすめします。
デメリットを知ったうえで、それでもセルフ売却に挑戦したいという人のためにいくつかのコツを紹介します。
おうちクラベルを利用する前に、ソニーが開発した「高度シミュレーター」で現在の推定価格を調べてみましょう。
この高精度シミュレーターは、ビッグデータと独自のアルゴリズムを用いて開発されたもので、高い精度を誇ります。
精度の具体的な数値としては、東京都23区の621,987件の物件を対象とした査定を行った結果、誤差が5%以内だった物件が44.18%、誤差10%以内の物件は71.85%また誤差20%以内では93.94%とほとんどの物件がこの範囲に収まっています。
高精度シミュレーターは無料で利用でき、約1分で結果がわかるのでとても便利です。
2019年8月1日にセルフ売却の新機能として「自動価格最適化機能」がリリースされました。
自動化するにあたって必要な項目は「最低価格」「開始日」
「終了日」の3つ。この3つを決めればあとは自動で価格が更新されます。
この機能はただ段階的に価格が下がっていくだけではなく、購入を検討している人の内覧の予約が入ったタイミングで価格を固定するという機能も含まれています。
こうすることで無駄な値引きを避け、買い手のニーズがあるうちで最も高い価格で売り出すことができるのです。
おうちクラベルのセルフ売却にチャレンジしてみたけれどうまくいかない、なかなか買い手が見つからないということもあるでしょう。
そうなったときのバックアッププランとして「プロフェッショナル売却」などの一般的な仲介による売買を利用するパターンを考えておきましょう。
仲介手数料をケチって時間をかけるよりも、手数料を払ってでも早く売却する方が、結果お得になることもあります。
おうちクラベルの成約データはこれまで公開されてきませんでしたが、2019年8月27日に実績やデータが公開されるようになりました。
成約時での推定成約価格と成約価格の平均乖離率を見ると+1.2%となっていて、AIによる自動推定成約価格の精度が高いことがわかります。
乖離率を見ると上は+11.4%、下は-14.1%と少し開きはありますが、おおよそ推定価格前後で制約されているようです。
ただ成約までの平均期間を見ると122.5日となっていて、時間がかかる印象を受けます。特に成約までの最長記録は909日(約二年半!)もかかっています。
一般的な仲介会社による売買だと3か月で売り切れる価格で売却活動を行うので、セルフ売却は仲介の場合よりも時間がかかると思ったほうがよいでしょう。
おうちクラベルは個人売買のプラットフォームとしての機能を持ちますが、ネットで完結するシステムではありません。
おうちクラベルのメインのサービスであるセルフ売却は、無料でソニー不動産の手厚いサービスが受けられ、仲介手数料が無料と魅力的なサービスです。
しかし、自分で行わなければならない作業もあり、瑕疵担保責任などの法律的な面も把握しておかなければなりません。
時間がかかってもいいから自分で売ってみたい!という人は、自動価格最適化機能などの新機能がリリースされているため、積極的に利用してみましょう。
おうちクラベルのプロフェッショナル売却を利用すれば、仲介業者におまかせできるので、セルフ売却が難しいと感じた人はプロフェッショナル売却を利用してみましょう。
不動産を高く、しかも早く売りたいなら、不動産会社に仲介を依頼する必要があります。しかし、不動産会社なら、どこに頼んでもいいわけではありません。
あなたが売却しようとしている不動産を得意とする不動産会社に依頼することが重要です。
そのような不動産会社は、不動産一括査定サイトを使えば効率的に探すことができます。
不動産の一括査定サイトは、自分の不動産情報と個人情報を一度入力するだけで、複数の不動産会社に完全無料で査定を依頼することができます。
一括査定サイトを使えば、自分が売ろうとしている不動産売却に強い会社を効率よく探すことができます。
納得のいく査定根拠を示してくれる不動産会社なら、不動産売却が得意な業者であると言ってもいいでしょう。
また、具体的な売却時期が決まっていなくても査定だけでもOKです。査定結果を見て、売却するか?しないか?を検討しても問題ありません。
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