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片づけ上手になるための収納リノベーションを徹底紹介

片づけ上手になるための収納リノベーションを徹底紹介のイメージ

住まいの中の収納はあらゆるものを納めるために必要な空間です。この収納の使い勝手次第で住まいの片付けは劇的に変わってきます。現在の収納が使いづらくリノベーションを希望している方は多いのですが、

  • 収納にはどんな種類や特徴があるの?
  • 収納のリノベーション費用はどれくらいなの?
  • どんなリノベーションをすれば使い勝手の良い収納になるの?

と収納のリノベーションに興味はあってもどうしたら良いか迷っている方は多いと思います。この記事を最後までご確認頂ければ、それらの不安や迷いを解消して、自分に合った収納がきっと見つかるはずです。この記事を通して自分に合った便利な収納を見つけ、自分好みのリノベーションをして快適な住まいになるお手伝いをさせて頂きます。

収納リノベーションのアドバイス

家が片づかないと悩む人はとても多いです。
収納に関しては、住む人の性格や家事能力以上に、現状の間取りや収納方法に問題があるケースがほとんど。

ここでは、問題解決となる収納リノベーションのアドバイスを幾つか紹介しますのでプランの参考にして頂ければと思います。最高の収納は片付けなくても片付く収納です。

すっきりと片付く住まいの3大要素

すっきりと片付く住み心地の良い家を実現するためには①美しいインテリア②高密度な収納③スムーズで短い動線の3大要素を整理して設計する必要があります。

シンプルな動線と機能的な収納が見事に連携する事により美しいインテリアが成立するのです。動線上の最適な場所に効率の良い収納を設けることが、すっきりと片付く住まいの3大要素となるのです。

収納の密度を上げることで収納有効面積を増やす

スペース的に限られた空間でも収納棚の数を増やすことで収納有効面積を増やすことは可能となります。

たとえば、床から天井まで及ぶ収納棚を設置することです。
床から天井までの高さが2,400mmの場合、収納棚の設置高さを200mmとすると約12段もの収納棚を設置することができるからです。収納有効面積は約4畳分の収納有効面積として利用する事が可能となります。

このように、収納は平面的だけでなく立体的に計画すると能力を最大限に引き出すことが出来るので是非念頭に入れて置きましょう。

収納診断

設計段階で家具や居住の収納量を診断することを収納診断と言います。
間取り図を基に現状のプランと収納の問題点を把握する。そして収まらないモノをどこに収納するか事前にチェックする。この一連の作業が収納診断です。

リノベーション前の住まいを確認して収納状況を把握して必要なものと不要なものを分けることでモノの量を減らす工夫をすることができます。

徹底した適所収納

片付けなくても片付く収納は、モノを使用する場所のすぐ近くにモノを収める場所を定めることが鉄則です。家族共有のモノには決まった置き場所を定めてあいまいな置き場を失くすことが常に片付いた状態の住まいへの近道となります。

動線から考える収納リノベーション計画

日々の生活は細かい作業と移動の連続です。
そのため、モノを使用する場所と収める場所の距離が短くなるほど動線が簡潔となります。
今回は快適な暮らしへの部屋の部位と動線をいくつか紹介します。

玄関

玄関は家の外部を繋ぐ場所です。この玄関では主に外で使うモノを収める収納が不可欠となります。玄関から繋がる動線上に容量のある収納を設けると良いでしょう。玄関は限られた空間で構成されているため、床から天井までの壁面収納が最も有効な収納の一つとなります。

玄関に納めるものは、靴や傘だけでなく外で使用するもの全般です。子供が外で遊ぶときに使用するおもちゃや外出時に使用するコートや帽子、手袋やサングラスそして自転車の鍵等、室内では使用しないものはほぼほぼこの玄関収納収めてしまえば、住まいが散らからずにすみます。

玄関からすぐにパントリーに繋がる動線が便利

玄関から玄関収納そしてパントリーへと繋がる動線であれば、まず、玄関収納にコートや靴そして鞄等の外出時に使用するものを収納してパントリーで買い物してきた食材等を片付ける。この行動で身軽となってキッチンへ入ることが出来ます。移動空間上に収納があるため、ものの移動が短縮できる便利な動線とすることが出来ます。

サニタリールーム

サニタリールームとは浴室、洗面所そしてトイレを指しています。他の部屋と異なり家族が個別に使用する特殊な部屋であります。このサニタリーでは入浴や洗顔、洗面や髭剃り、着替えにメイク、歯磨きや手洗い等、細かい作業や行為を多岐に渡り使用するため、必然的に散らかりやすくなります。住まいの中でもプライベート性の高い空間の為、収納を配置する場所や動線には注意が必要です。

洗面室の収納

サニタリーの中でも特に物で溢れてしまうのが洗面室です。
収納スペースとしては洗面台の下の収納や三面鏡の裏にある収納を利用する事が多いです。しかしその収納だけでは家族全員のモノを収納する事はほぼ不可能です。しかもストック品を収める必要もあるため、なおのこと難しいのです。

それらを把握した上で洗面室に向いている収納といえば、大容量のタワー型収納が必須となります。このタワー型収納の奥行は狭いのですが、タワー型なので天井高さ近くまで収納が可能となります。タオルや歯磨き、シャンプーや洗顔等洗面所や浴室の備品までほぼほぼこの収納に納めることが可能となります。

しかし洗面室が狭い場合は、洗面台の下に棚板や引き出しの多い密度の高い収納を設けるか近くの廊下に収納を設ける等の手段も一つの案です。

トイレの収納

トイレは使用目的が明確な為さほど散らかる部屋ではありませんが、置きたい物や必要な物は意外と多いのです。小さくても良いのでトイレにも収納があれば片付けやすさは向上します。

例えば便器横に設置したカウンター下の収納は、便器に座ったままでも手が届くためトイレットペーパーなどを取り出しやすい為オススメです。また、便器後ろの壁に吊戸棚を設ける場合、奥行の浅い棚にするとモノの出し入れが良くなります。

リビング

リビングは置き場が決まっていない生活用品が散らかりやすい部屋です。
だからこそ、こまごまとした物を収めることができてすぐに手が届く万能な収納があれば便利です。壁面いっぱいに収納棚を設けると、空間が広く感じる上に物の定位置が決まりやすくなり、事務用品からオーディオそして電話等をスッキリと収めることが可能となります。

DIYでもリビングの収納能力を向上させることは可能です。例えば幅広のテレビ台に仕切り板で大小の棚を作り収納ボックスを収めて使用すれば、子供のおもちゃやこまごまとした物を整理しやすく、書類やファイル等の事務用品も必要に応じて簡単に取り出すことが可能となります。

簡単に取り出せて簡単にしまえる収納が、片付けなくても片付く住まいの原点となります。

キッチン

キッチンは料理をつくるだけの場所という単純なものではありません。 調理する以外に、コーヒーを入れたり買い物した食材をしまったり、ゴミをまとめたり、とキッチンでの作業は途切れることなく続きます。

また、キッチンのワークトップでは、調理と洗濯、身支度などを同時に作業する事もあります。

それらを踏まえて、キッチンは家事動線の中心的空間として各部屋との繋ぎ方を検討する必要があるのです。

パントリー

パントリーとは食品や飲料、調味料や調理器具等を収納するキッチンに隣接するスペースです。

キッチンからのアクセスに加え外部空間からのアクセスを繋げることで活用の幅が広がります。例えばパントリーに勝手口を設けると買い物したモノを勝手口から搬入することが出来るので重宝します。

また、床の一部を土間にすると水気や汚れも気にならないため泥のついた野菜やゴミの一時置き場としても重宝します。

収納に目を向けると奥行の浅い棚と深い棚を併用する事で食材のストックや日用品を取り出しやすく調理道具を収めることも可能です。

このように、以前まではなかったパントリーをリノベーションで増設することで、キッチン回りの作業は飛躍的に効率が上がります。

家事室

家事室を設けることで家が驚くほど片付き易くなり家事の効率も向上します。

家事専用の部屋があれば、献立の検討や家計簿の記帳、子供が持って帰ってくるプリントの整理など、普段ダイニングでしている作業を効率に片づけることができます。

また、洗濯、調理などの家事スペースを回遊動線で繋ぐと作業効率は飛躍的に向上します。この回遊動線に家事室を組み込むことでさらに作業効率が向上し、その動線上に奥行の浅い収納種を設置すると、家事をしながら必要な物の取り出しや片付けが可能となり、散らかり難い住まいとなります。

回遊動線上の収納

行き止まりのない回遊動線へリノベーションすることで、多方向へのアクセスが可能となり、移動の自由度が向上します。

この回遊動線上に収納を設けることで無駄な動きが減り日々の生活がスムーズに回るようになります。

廊下の収納

家族が良く通る動線に密度が高く容量の大きい収納を設けると、生活空間は自然と片付き、生活動線もスムーズになります。

例えば、廊下は家族が良く通る動線なので、床から天井まで壁面を凹ませると、家族の動線を阻害することなくタワー型の収納を設けることができます。

廊下の収納には日常品のストックや工具類、既設の飾り物や防災用品等家族全員が使うモノの収納が良いです。洗面室や玄関では収納しきれなかった物を収めるにも丁度良いです。物が多く住まいが狭い場合には、特にこの廊下の収納をオススメします。

ウォークインクローゼット

ウォークインクローゼットは、入り口以外の3面に収納できるため、収納力は非常に大きいです。しかも、奥行きと幅を利用すれば、海外旅行用の大きなスーツケースや衣装ケースなども収納可能に。さらに、ウォークインクローゼットの中で着替えることもできるため、パッと脱いだ服でリビングや個室が散らからなくて済みます。

収納リノベーションの費用

収納は案外気軽にリノベーションすることが可能です。
今回は目安となる費用を一部紹介します。

施工内容 価格目安
収納内部にハンガーパイプ取り付け ¥25,000程度
押入れ内部に稼働収納棚造作
可動棚6枚程度
¥50,000程度
キッチン空スペースにパントリー造作 ¥200,000程度
造り付け家具造作
幅900mm高さ2,400mm奥行600mm程度
¥100,000程度

収納リノベーションの業者選び

収納リノベーションは設計するスタッフのセンスと知識、そして施主の物の状況把握が必要となります。このリノベーションに適した業者をいくつか紹介するので参考にしてください。

設計事務所

収納リノベーション計画には豊富な知識と施主へのヒアリングが必要な要素となります。動線の中の収納、極小スペースへの収納と様々なアイデアが必要となります。この条件を最も備えているのが設計事務所です。費用はかかりますが、自分に合ったプランを作成してくれる可能性が最も高くなります。

建築士スタッフのいる工務店

建築士が勤めている工務店は、現場慣れして経験も豊富なため、オススメできる業者の一つです。基本的に設計士がプランを作成してそのまま現場管理をするケースもあるため、伝言の行き違いが少なく費用も抑えることができます。しかし工務店はセンスやクオリティの差が大きい為、契約前には工務店の現場写真集やリノベーション後観覧会に参加して確かめましょう。

収納リノベーションのまとめ

住まいが片付かない理由は家のつくりにあります。
生活動線上の適切な位置に適切な形や広さの収納を設ければ住まいは必ず片付きます。今回の記事を参考にして頂き、収納のリノベーションを計画すれば、片付けなくても片付く住まいへと近づけることが可能になるはずです。是非片付けなくても片付く住まいへとリノベーションしてください。

 
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