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屋根リフォームの費用相場を解説!失敗しないコツは相見積もり

屋根リフォームの費用相場を解説!失敗しないコツは相見積もりのイメージ

屋根部分は常に雨風にさらされる部分なので、長く住んでいるうちにどうしても傷みや劣化が気になってしまいます。屋根の劣化を放っておくと雨漏りをはじめとしたトラブルの原因にも。

屋根は、一般的に新築から10年~15年、長い場合でも30年~35年のスパンで葺き替えなどのリフォームを行ったほうが良いとされています。

このページは、

  • 屋根のリフォームっていくらぐらいかかるの?
  • リフォーム費用は工事の種類によって違う?
  • 失敗しない業者選びをしたい

このようにお考えの方にはとくに最適です。

屋根リフォームの金額はリフォームの種類や屋根材などによっても異なります。
そこで今回は、屋根のリフォームにかかる費用の相場を種類別・屋根材別に紹介します。
ぜひ、検討するうえでの参考にされてください。

屋根リフォームの費用相場

屋根リフォームのうち代表的な「屋根葺き替え工事」「屋根塗装工事」「雨漏り工事」の費用相場を紹介します。工事の費用は使用する屋根材や塗料によっても異なるので、予算とニーズの兼ね合いで適したものを選ぶことが重要です。

具体的な金額は業者によって異なるほか屋根の状態にも左右されるので、検討する場合は詳細な見積もりを取りましょう。

屋根葺き替え工事の場合

「屋根葺き替え工事」とは今使っている屋根材を撤去したうえで新しい屋根材に葺き替える工事を言います。古くなった屋根材を新しくすることで健康な状態の屋根を取り戻すことができるほか、葺き替えのタイミングで軽い屋根材に替えて耐震性を高めることも可能です。

全体的な相場費用は70万円~140万円程度

屋根葺き替え工事の全体的な相場費用は概ね70万円~140万円程度といわれています。
これは、施工費に防草シートや足場費用といった諸費用を合わせたものです。
諸費用が屋根の状態等によって異なる他、施工費も使用する屋根材によって左右されます。

施工費は屋根材によって異なる

先の項目でも少し触れましたが、屋根葺き替え工事は新たに設置する屋根材によっても異なります。そこで、施工費の相場価格を屋根材別にご紹介します。

屋根材 相場 特徴
カラーベスト
コロニアル
5,000円~7,000円/㎡ 屋根材の中でも比較的費用が抑えられるほか、軽量のため耐震性を高められることから広く普及している。
和瓦
洋瓦
8,000円~15,000/㎡ 高い断熱性をもち、塗料による着色ではないため再塗装が不要というメリットがある。
セメント瓦 5,000円~10,000円/㎡ 瓦の中でも比較的軽量なため耐震性を高めることができるほか、陶器の瓦に比べて座りの良い均一な外観にできる。
ガルバリウム鋼板 6,500~8,000円/㎡ 従来の金属屋根に比べて錆びにくく、施工の方法によっては雨音を抑えることができるため近年では屋根材としてもよく用いられている。

費用を抑えたいならカバー工法がおすすめ

既存の屋根材をすべて取り換える「屋根葺き替え工事」に対し、
今の屋根は残したままで新しい屋根材を上から重ねる方法を「カバー工法」と言います。

費用を抑えられる点が特徴で、カバー工法の場合は50万円~120万円程が相場です。
理由としては既存の屋根を解体・撤去するための費用が不要なことに加え、工事期間も短く人件費がその分安く済むことが挙げられます。

ただし、すべての屋根で施工が可能というわけではありません。
例えば屋根材が激しく傷んでいる場合や、その下にある屋根下地が傷んでしまっている場合は葺き替えが必要です。また、既存の屋根が瓦屋根の場合も基本的にはカバー工法はできないとされています。

カバー工法を検討する場合は、工事したい屋根で施工が可能かを一度専門業者に相談してみることをおすすめします。

屋根塗装工事の場合

屋根塗装工事とは、経年劣化によって傷んだ塗料を塗りなおすことで屋根が本来持っている機能を取り戻す工事です。屋根塗装工事を行うことで外観を綺麗に保つだけではなく、雨漏りを防げたり屋根の寿命を伸ばせたりといったメリットもあります。

平均的な相場は40万円~60万円ほど

一般的な2階建て住宅の場合、屋根塗装工事の費用相場は40万円~60万円程度と言われています。これは塗料代や人件費、足場費用などを合わせた費用で、屋根の広さや劣化具合のほか使用する塗料の種類によっても金額は変動します。

具体的な金額を知るにはやはり詳細な見積もりが必要です。

塗装費用は塗料によって異なる

工事費用のおよそ2割程度を占める塗料代ですが、当然使用する塗料が変われば金額も変わります。費用を抑えるために価格の安い塗料を選ぶのも一つの考え方ですが、耐久年数が長い塗料ほど価格が高い傾向にあるので両方の兼ね合いを見て選ぶことが重要です。また、屋根材によって適した塗料は異なるため、その点も考慮して選びましょう。

塗料 2缶あたりの相場※ 耐久年数 特徴
ウレタン塗料 10,000円~30,000円 3年~5年 塗膜が比較的柔らかく密着性に優れているため、屋根材のひび割れを防ぐことができる。膨張でひび割れやすいトタン屋根などに最適。
シリコン塗料 30,000円~80,000円 5年~7年 費用と性能のバランスが取れたスタンダードな塗料で、スレートやセメント瓦といった定期的にメンテナンスが必要な屋根材に適している。
フッ素塗料 80,000円~160,000円 7年~10年 メンテナンスの頻度を少なくして長期的に見た場合のメンテナンス費用を抑えたい場合に適している。
無機塗料 10,000円~240,000円 10年~15年 光沢のある美しい状態を長く保ちたい場合や、フッ素塗料と同様に長期的なメンテナンス 費用を押さえたい場合に適している。

※一般的な2階建て住宅の場合、必要な塗料は2缶程度と言われています。

雨漏り修理の場合

雨漏りの原因は屋根材の劣化や損傷、板金の浮きなど様々な原因があります。その原因を調査したうえで優先順位の高いものから修理を行っていきます。また、雨漏りの原因となっている部分の修理だけでなく、雨漏りによってクロスや天板などの内装部分に汚れがついてしまった場合は内装工事も行います。

基本的に雨漏り修理は、雨漏りが発生したらなるべく早く行うことが重要です。
今雨漏りに悩んでいる方は、なるべく早く専門業者に相談してみましょう。

雨漏り修理だけだと50,000円~300,000円程度

単純に雨漏りの修理だけを行う場合の費用相場は概ね50,000円~300,000円程度です。
工事を行う際に足場をつける場合は追加で足場代がかかるほか、雨どいの破損や板金の
浮きなどが発生している場合は雨どいや板金の修理費用も発生します。

まずは、雨漏りの原因を調査してもらった上でどんな工事が必要か、
費用はいくらぐらいかかるかを相談してみましょう。

失敗しない業者選びのコツ

ここまで屋根をリフォームする際の費用相場について解説しましたが、実際の費用は屋根 の状態や工事内容だけでなく業者によっても異なります。一口に「リフォーム業者」と言っても金額だけでなくサービスや実績なども様々です。失敗しない業者選びのコツを解説しますので、参考にしつつ安心して依頼できる業者を見つけましょう。

①希望するリフォームの実績があるかどうか

リフォームにも屋根や外壁、水回りや耐震改修など様々な種類のものがあります。 そのため、屋根のリフォームが得意な業者もいれば水回りが得意な業者もいるといったように業者にも得手不得手があります。

屋根のリフォームを依頼したい場合は、業者に屋根のリフォームを行った実績がどれくらいあるかを知っておくことが重要です。実績が多いと施工技術の面でも安心して依頼することができます。

また、下見の段階であらたに補修が必要な箇所が見つかることもありますが、実績が豊富 な業者なら早い段階で追加工事発生の可能性や費用について説明を受けられます。

②施主の要望を聞いた上で提案してくれるか

ニーズに合った提案を受けるためには、業者にこちらの要望を伝えることが必要です。

そこで、業者側の意見をただ押し付けるのではなくこちらがどんな要望を持っているかをきちんと聞いてくれる業者を選びましょう。

必要に応じて資料やサンプルを提示しながら、「費用を押さえたい」といったような要望を踏まえたプランを提案してくれる業者なら安心して依頼ができます。

また、良いことばかり話していないかにも注意して聞く必要があります。事前にデメリットについてもきちんと説明してくれる業者を選ぶことは、後からトラブルを防ぐうえでも重要なポイントです。

③質問に正確に答えてくれるか

信頼できる業者であるかを判断する上で「こちらの質問にきちんと答えてくれるか」という点も重要です。

リフォームの見積書は専門用語が多く、よく分からない部分が発生することもあります。見積書の内容に分からない部分があるまま契約をすると、「出来上がってみたら要望と違った」「追加工事が発生し、多額の費用が掛かった」といったトラブルの原因となります。

そのため、契約前に見積書の内容について質問しておく必要がありますが、質問に対してこちらがわかるよう的確に答えてくれる業者なら安心して任せることができます。

反対に、あやふやな話し方だったり専門用語を多用して分かりにくく説明したりするような業者であった場合は注意が必要です。

④失敗しないコツは相見積もり

一つの工事に対して複数の業者から見積もりを出してもらい、価格や内容を比較すること を「相見積もり」といいます。リフォーム業者を選ぶ際は相見積もりを行って複数の業者から提案を受けておくのも失敗しないコツの一つです。

複数の業者から見積もりを取ることで、金額だけでなく対応やサービスの面でも比較する ことができるためよりニーズに合った業者を選ぶことができます。

相見積もりをとる際にはきちんと要望を伝えた上で、業者ごとに条件を変えずに見積もりを取るようにしましょう。

適正価格を知ることができる

リフォームの金額は工事内容や屋根の状態などによっても異なるため、
1社の見積もりだけではそれが適正な価格なのかを判断するのは難しいです。

そのため、相見積もりで複数の業者から出される提案を比較することが重要です。

同じ内容の工事でも業者によって金額にばらつきが出てくるのはよくあることですが、
工事の内容が同じなのに金額が倍以上違うということは基本的にはありません。

そのため、数社の提案金額を比較することで概ねの適正価格がわかり、
極端に高い金額で契約してしまうことを避けることができます。

正確な情報を知ることができる

リフォームの専門知識がないと業者の話している情報が正確なものかどうかはなかなか判断ができません。中には、リフォーム業者から不必要ないしは過剰な工事を勧められたというようなトラブル事例もあります。

そうしたトラブルを防ぐためにも複数の業者から話を聞いておくことをお勧めします。屋根の状態を数社に見てもらい、それぞれの見解を聞いておくことで情報の正確性を判断することができるようになります。

まとめ

気持ち良く住み続けられる住宅を維持するためには、定期的な屋根のリフォームが必要です。リフォーム費用にも概ねの相場はありますが、屋根の状態や屋根材などによっても異なるので、まずは詳細な見積もりを取る必要があります。その際は、はじめから1社に絞らずに、複数の業者から見積もりを取って比較することでより失敗のない検討に繋がります。

また、見積もりの金額のみで比較せずに、「きちんと要望を聞き入れてくれるか」「デメリットまできちんと説明してくれるか」などをチェックしたうえで信頼できる業者を選ぶようにしましょう。

 
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