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リフォーム階段の施工方法と費用を徹底紹介!実例とクレーム例まで

リフォーム階段の施工方法と費用を徹底紹介!実例とクレーム例までのイメージ

リビングに設置された階段、吹き抜けに面した階段、螺旋階段など、階段にはさまざまな種類があり、それぞれに用途や使い勝手が異なります。生活をする上で「不便だな…」「もっとこうだったらな」と思うこともあるでしょう。そんな時におすすめなのが、階段のリフォームです。

当ページでは、

  • 階段リフォームの施工方法とポイント
  • 階段リフォームの費用や補助金
  • 階段リフォームのクレーム実例

などを中心に詳しく解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください。

階段リフォーム基礎知識

階段のリフォームを具体的に考える前に、まずは基礎知識を付けましょう。
事前に知っておくべきことやリフォーム工程、リフォームの種類などの基礎知識をまとめたので、ぜひチェックしてくださいね。

階段をリフォームする前に知っておくこと

実際に階段リフォームをする前に、知っておきたいこととして、階段の各パーツの名称とそのサイズについて解説します。階段は、日々の生活の中で頻繁に使うものであるため、安全面や昇り降りのしやすさを配慮し、建築基準法で各パーツのサイズが定められています。

階段の横幅 75cm以上
蹴上げ 23cm以下
踏み面 15cm以上

このような基準内でのリフォームとなります。

ちなみに、階段の昇りやすさを求めるなら蹴上げは18~20cm程度にしておくのがベストです。とくに足腰に不安のある中高年の方がいる場合は18cmにしておくと安心です。公共交通機関の階段では17cmに設定されているところも多いため、17cmでも良いでしょう。ただし、これより蹴上げが低くなるとかえって体に負担がかかるので注意です。

使い勝手の良い階段にするためには、家族やそれぞれのライフスタイルを考慮しながら、リフォーム会社によく相談しましょう。

階段リフォームをしたい理由から施工内容を考える

いくつかの不便や不満が階段のリフォームを決意するキッカケとなるのですが、そのポイントと対応は次のようになります。

・階段自体が汚れたり傷ついたりしていることが気になる
→階段にカーペットを貼る
→既存の階段を建材メーカーの被せ階段で化粧する
→ケレンをかけて塗装し直す

・間取りを変更したい/踏み面や蹴上げを緩やかにして上り下りを楽にしたい
→階段をかけ替える

階段をリフォームしようと思ったキッカケによって、するリフォーム内容が異なります。
まずは何を改善したいのか、どうであれば良いのか、をよく考えてみましょう。

階段のリフォーム工程

実際に階段のリフォームをする場合、ある程度施工日程がかかります。
住宅の造りや階段の種類、何をどれだけリフォームするかによって日程は異なりますが、
以下をまずは参考にしてください。

施工内容 目安日程
階段にカーペットを貼る 1日~2日
ケレンして塗装する 2日~3日
メーカー建材 被せ階段 3日~5日
階段架け替え 5日~7日

安全性を増すリフォーム

折角階段をリフォームするなら、安全性の増すリフォームを施工しましょう。
一般的には階段側面の壁に手摺を設置する工事です。

手摺の設置は可能であれば下りるときに、特に手摺が必要な家族の利き腕方向に、つまり右利きであれば下りるときに右に取り付けましょう。

また、天井照明の追加、足元照明、壁開口による自然光の取り入れも有効です。

階段架け替えの時に出来るリフォーム

階段を架け替えるときに是非検討したいリフォームが階段下のスペースを有効に使うリフォームです。

一般的に階段下収納が多いのですが、もしトイレを階段下に設置できれば既存のトイレスペース1畳が他の利用が出来るようになるのでかなり有効なリフォームとなります。

また、階段を解体したときに、下地状態をみて、筋交いなどの耐力壁をいれる耐震工事も有効です。

自分でできるリフォーム階段

自分で出来る階段リフォームとして簡単で効果的なのは、階段の段鼻にホームセンターで販売している階段滑り止め金物を貼ることです。

階段でのつまずきを予防するし、最近では蛍光タイプも販売しているので夜も良く目立ちます。お値段は1,500円~2,500円程度で作業時間も半日かからない位で施工できます。

他には、照明の取り替えも有効ですが、電線自体をあつかうのは電気工事士の四角が必要なので注意しましょう。

リフォーム階段の費用と費用に対するアドバイス

ここでは、階段をリフォームする際にかかる費用について解説します。
後から「こんなはずじゃなかった」とならないように、しっかりチェックしましょう!

階段リフォームの費用

住宅の造りや階段の形状、その他オプションの有無によって異なりますが、
費用の目安としては以下です。

階段本体のリフォームにかかる費用

施工内容 費用目安
階段にカーペットを貼る 5~25万円
ケレンして塗装する 6~15万円
メーカー建材 被せ階段 20~35万円
階段架け替え 30~50万円

付帯工事にかかる費用

施工内容 費用目安
階段手摺の設置 8~20万円
階段室クロス貼り替え 10~15万円
2階階段ホール改修工事 10~30万円
出入り口の位置変更 30~50万円

【予算別】リーズナブルにできる階段リフォーム

階段を架け替えや、被せるリフォームはかなりの費用がかかりますが、
簡単な工事やDIYで予算を抑えることができるので予算別の階段リフォームを紹介します。

10万円まででできる階段リフォーム   フロアタイル上貼(※DIY)
20万円まででできる階段リフォーム   カーペット上貼、フローリング上貼、ワトコ塗装
30万円まででできる階段リフォーム   ダイノックシート上貼

階段リフォームで使える補助金

階段のリフォームに関しては、リフォーム費用の一部を助成している自治体があります。
ぜひ一度、お住まいの地域の役所に問い合わせて詳細を確認してみてください。

また、介護認定の方がお住まいの家庭であれば、安全性を守るために必要だと市町村が認める工事であれば上限2 0万円までの工事は補助金を受給できます。

このような補助金を活用すれば、リフォームにかかる費用を大幅に抑えられたり、少ない自己資金で大掛かりなリフォームをしたりすることも可能です。

ドンブリ勘定な見積もりにご注意を

業者を選ぶとき、相見積もりで費用を比較検討するのはもちろんですが、見積りの内容もチェックしましょう。以下のようなドンブリ勘定の見積りには注意が必要です。

既存階段架け替え  1式      80万円
クロス貼り替え   1式      20万円
その他改修工事   1式      50万円
諸経費   1式   10万円
合計               160万円 税別

一式工事が多く工事範囲や内容詳細が記載されていない見積の例です。
これでは何にどれだけかかっているのかわからず、中には費用が上乗せされている場合も考えられます。このような見積もりを出してくるような業者は信用しない方が良いでしょう。「お金を取れる」と思われたら、後から何か口実を付けて請求してくる可能性もあります。

施工可能?不可能?リフォーム階段の工事

現在の階段に不便を感じている人は、階段をリフォームして快適な生活を過ごしたいと思い描いています。しかし、違反する階段、構造的に不可能な構造の階段、蹴上や踏み面及び有効幅の基準寸法を犯している等、どうしてもできない階段リフォームもあります。ここからは施工の可能不可能を紹介します。

中古マンションの階段リフォーム

中古マンションの共同階段は当然リフォーム不可能です。
滑る等の不満があればマンションの管理組合に掛け合ってみましょう。
また、一部屋に一階部分と二階部分が含まれるメゾネット型などの階段であれば、リフォーム可能な場合もあります。施工業者に確認してみましょう。

中古木造物件の階段リフォーム

中古木造物件で階段の位置や間取り変更を希望する場合、階段の架け替えが良いでしょう。

基本的に木造であれば、階段の架け替えは比較的簡単に施工できます。建築基準法を守ることは当然ですが、気になる方は風水にも配慮して計画しましょう。ただし、どこにでも階段を移動できるわけではないので、構造的観点から計画できる業者とプランを立てましょう。

階段の架け替えには確認申請が必要?

建築基準法で大規模の修繕や模様替えは確認申請が必要となります。

階段は建築基準法上、主要構造部に区分され、主要構造部は建築基準法第二条(用語の定義)の14項、15項にそれぞれ、「建築物の主要構造部の一種以上について行う過半の修繕/模様替えをいう。」とあります。

これらの条文より、階段の架け替えは確認申請が必要となりますが、4号建築物はこの条例から除外されます。

ここでいう4号建築物とは、簡単にいえば小規模な建築物です。
正確に説明すると、特殊建築物でなく(例外あり)鉄骨鉄筋コンクリートであれば、2階以下、延床面積が200㎡未満、木造であれば3階以下で延床面積500㎡未満、最高高さ13m未満、軒の高さ9m未満の建物です。

一般の住宅であればほぼほぼ4号建築物となり、階段の架け替え等では確認申請は不要となります。ただ、建築基準法は複雑なため、稀に例外や特例等が存在するので、現場の調査にきた業者に確認しましょう。

階段リフォームのクレーム実例

階段のリフォームは生活を変えてしまう程魅力的な工事ですが、計画力や職人の能力次第では、後悔が残る可能性があります。選定する施工業者のホームペーシや施工事例集など、施工前には念入りにチェックしましょう。見積費用が安いのには、それなりに理由があるので、それが企業努力か、施工手抜きか判断するのは難しいのですが、少しでも情報を集めましょう。施工した施主の家を見学させてもらえればかなりの情報になるはずです。
また、リフォーム後のメンテナンスもきれいな状態を維持するために必須の課題となりますので紹介します。

クレームの実例

  • 階段架け替えのリフォームをしたが、階段の隙間が目立つようになった。
  • 階段リフォーム後間もなく階段が床鳴りし始めた<。/li>
  • 被せタイプの階段リフォームを施工したが施工後間もなく、被せた建材が浮いてきた。
  • 階段リフォームするときに、業者が壁紙を破った。
  • 養生をせずに階段を施工していたので階段本体にキズがついた。

これらの実例は実際にあった事例です。
上記クレームに対する修繕方法は以下です。

  • 目地コーク詰め
  • 階段下のササラ桁補強(大工施工)または注射針にて床鳴り箇所へボンド注入
  • 浮いている部分へ注射針にてボンド注入後隠し釘で固定(大工施工)
  • クロス補修
  • 床や階段を専門で補修する業者でキズ補修

まずは施工した業者に相談しましょう。
日にちが経つと施主責任となり費用が発生する場合があるので早めの報告が大切です。

階段リフォーム 施工後のメンテナンス

階段は家族が行き来する重要な場所であり一日に何往復もする通路です。どんなに気を付けても年数が経つと気になる箇所が出てくるものです。それらの対処方法を紹介します。

階段の黒ズミ、キズ

リフォーム後の階段は、使っているうちに黒ズミやキズが目立つようになります。
それらを未然に防ぐためには、WAXは有効なお手入れといえるでしょう。
できれば年に2回、最低でも年に1階はWAXをかけるようにしましょう。
黒ズミやキズの予防だけでなく、素材の持ちも変わってきます。

しかし、最近ではWAX不要な商品もあるので、施工業者に相談してからお手入れしましょう。

階段の隙間 補修方法

階段はリフォーム後、隙間が出来る可能性があります。
これは施工ミスではなく、木材の縮小等でおこる現象です。
隙間が発生したら、業者に相談するか、ホームセンターで販売しているフロアコークを隙間に充填して隙間を埋めると良いでしょう。フロアコークは歯磨き粉みたいなチューブで絞り出して、半液体を充填する材料で慣れれば簡単に施工できるようになります。

階段のリフォームはどこに頼んだらいいのか?

階段のリフォームは業者にとって得意不得意が顕著にでるリフォームです。階段は主要構造部に分類されるため、内装を専門とする業者や水廻り専門の業者には不得意な分野かもしれません。それらの業者でも構造について知識のあるスタッフがいれば問題ありませんが、壁紙やシステムキッチン、ユニットバスばかりしている業者では太刀打ちできない可能性があります。

では、どんな業者に頼めば安心かと聞かれれば、新築を建てている業者を推薦します。新築工事では、構造はもちろん、階段の納まりや部屋の間取りなどありとあらゆる知識がないと成り立たないため、知識豊富なスタッフが多いです。また、新築を建てていなくても耐震工事をしている業者もお勧めです。構造的知識も豊富なうえ、家の耐震診断もしてもらえば一石二鳥となるでしょう。

まずは複数業者に見積もり依頼をし、価格や施工内容を比較し、相談してみましょう。

まとめ

いかがでしょうか?
階段は生活の導線としての役割を持つ非常に重要な部分です。
生活の快適性、安全性を保つためにも、劣化や汚れが目立ってきたら早めに階段リフォームを検討しましょう。

 
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