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間仕切りリフォームで簡単に快適な生活を手に入れる!希望別リフォーム提案とメリット・デメリット

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間仕切りリフォームで簡単に快適な生活を手に入れる!希望別リフォーム提案とメリット・デメリットのイメージ

「子どもが大きくなってきたら個室を用意したい」「パソコン作業に集中できる書斎が欲しい」など、大掛かりなリフォームまでは必要としないけど、個室空間が必要に感じる人も多いのではないでしょうか。そんな時に提案したいのが、間仕切りリフォームです。間仕切りリフォームなら、ちょっとした半個室から完全なプライベート空間までさまざまなことができます。

当ページでは、

  • 子ども用に個室を作りたい
  • 読書やパソコン作業のための場所が欲しい
  • そんなにお金をかけられないけど室内の雰囲気を変えたい

という方に向けて詳しく解説しています。

間仕切りの種類には何がある?

室内を区切る間仕切りは、以下のように3つに分けられます。

①部屋と部屋とを床から天井まで完全に区切る間仕切り壁
②開閉式で自由に空間を演出する事の出来る可動間仕切り壁
③和室と和室を隔てる襖

間仕切りリフォームでは、希望に合わせて、これら3種類の中からどの間仕切りを使うかを選んでいきます。

【希望別】こんな時にはこの間仕切りリフォームがベスト!

1つの部屋を半分に仕切って子ども達に個室を準備したい

間仕切りリフォームで一番多いのがこのケースです。
小さい時は、個室は必要ありませんが、小学校高学年や中学生になると、徐々に自分専用の空間を欲しがるようになります。また、親としても、1人で集中して勉強させたい、1人で寝るようになってほしい、とも思ってくる時期です。

1つの部屋を仕切って子ども部屋にする場合は、個々のプライベート空間を保つために床から天井まで完全に区切る間仕切り壁を選ぶと良いでしょう。

工事は、仕切り壁の下地を造作して仕切りを設置するのに1日、仕上げのクロス貼りに1日の計2日程度で終わります。費用は、仕切りの設置場所や種類にもよりますが、12万円程度です。

1つの部屋を2つに分けるメリット
  • 簡単に部屋数を増やすことができる。
  • 個々のプライベート空間を作ることができる。
1つの部屋を2つ分けるデメリット
  • 扉や照明、エアコンなどの増設が必要。
  • 一つ一つの部屋が狭い。
  • 完全な個室に比べると、音漏れ・光漏れがある場合も。
  • もとの部屋に戻すのには工事が必要

仕切りを設置するのは高いし大変かな…という方へ

部屋の真ん中に、背の高い本棚や二段ベッドなどを置いて簡易的に仕切るという方法もあります。この場合、手持ちの家具を使えるため費用はかからず、しかも照明やエアコンなども増やす必要がなく、お手軽です。また、個々の空間の広さを都度変えることができるというメリットも。

仕切りを作るほどではないけど簡易的なプライベート空間を作りたい、という方にはおすすめです。

ただし、家具で仕切る場合は、音漏れ・光漏れを防ぐことはできません。
家具を動かす前に、そこを使う家族とよく相談しましょう。

広く作ったLDKに仕切りを作って機能的に使いたい

最近の主流は、オープンキッチンをメインとした解放感あるLDKですが、
実は「料理のニオイがソファや衣類に付着して嫌」「キッチン用具や調味料が見えて生活感丸出し」「急な来客時に対応できない」など不満に感じる人も増えています。

そんな時に最適なのが、壁前開閉間仕切(可動式間仕切り)です。

壁前開閉間仕切を設置することで、必要な時だけ仕切ってその場を見えないようにしたり、レイアウト変更を楽しんだりすることができます。また、PC作業や趣味に集中できるような空間を作り出すことも可能です。

壁前開閉間仕切の工事には、敷居を設置して扉を付ける作業が必要となり、2日程度必要です。費用は、扉の材質によって異なりますが、およそ20万円です。

壁前開閉間仕切でLDKを仕切るメリット
  • 散かりやすいキッチンなどを隠せるから急な来客にも◎
  • 簡単なプライベート空間を作れる
  • ニオイ漏れを防ぐことができる
壁前開閉間仕切でLDKを仕切るデメリット
  • 部屋が狭く感じる
  • 完全に部屋を分けられるわけではない

仕切りを設置して狭くなるのは嫌…という方へ

壁前開閉間仕切はバリエーションが豊富なので、仕切りを設置することで狭くなることを懸念しているのなら、クリアパネルの割合が大きいタイプを選ぶと良いでしょう。また、メーカーによっては、全面クリアパネルを採用しているところもあります。チェックしてみましょう。

ふすまで仕切って和室を作りたい

少し前までは全室洋室の家も多かったのですが、最近ではモダン要素を取り入れたおしゃれな和室が人気です。部屋の中の一角に和のテイストを取り入れたい、子どもが産まれるのでお昼寝するための和室が欲しい、応接間として使える和室が必要…と思うなら、ふすまで仕切った和室を検討してみましょう。

ふすまを設置するだけで、その一角は和の雰囲気に変わります。

ふすまの設置には、間仕切りを新設してふすま紙を貼る作業が必要で、およそ1~2日あれば完成します。費用は間仕切りに13,000円~24,000円程度かかります。ふすま紙は安い物であれば1枚分で数千円程度ですが、高級和紙などを使うと5~6万かかります。希望に合わせて選びましょう。

ふすまで仕切って和室を作るメリット
  • 和の空間ができるため部屋の雰囲気をガラリと変えることができる
  • 応接室として使うことができる
  • 子どもの昼寝、遊びに最適
ふすまで仕切って和室を作るデメリット
  • 畳がない場合は畳の購入も必要となる
  • 元の部屋にマッチさせるのが難しい
  • 応接室として使う場合にはある程度広さが必要

一時的に和室が必要な程度だから、リフォームまでしたくない…という方へ

ふすまを新設するほどではないという方には、ユニット畳が良いでしょう。
ユニット畳にはさまざま種類がありますが、ある程度高さのある物を選べば部屋と部屋を仕切って簡単に和空間を作ることができます。必要に応じて移動させられるメリットもあり、便利です。また、ユニット畳の中は収納スペースになっているタイプもあります。

子どもが小さい時だけ和空間が欲しいという方にはとくにおすすめです。

間仕切りリフォームの注意点

間仕切るということは、部屋を増やすということになります。
そのため、コンセントや照明器具とスイッチの増設、エアコン設備も整える必要が出てきます。場合によっては、かなり高額になることもあるため注意しましょう。

事前に複数社で見積もりを取って、工事費を比較してよく理解しておくことが必要です。

住まいの構造によって異なる間仕切りリフォーム

住まいの構造によって、できるリフォームや費用が異なります。
工事を依頼する前に、新築時の設計図面を用意し、建築工法や柱・筋交いの位置等をチェックしておきましょう。

昔ながらの木造在来工法の場合

撤去しようとする壁の中に柱や筋交いがあるかないかが最も重要なポイントとなります。柱も筋交いも建物の構造上とても大切であり、住まいの耐力壁に分類されるため、基本的にはこれらを残したプランを計画した方が良いでしょう。

しかし、どうしても撤去したい場合には2階の柱や梁、筋交いとの関係を総合的に判断した上で撤去できるか決断しないといけません。この決断は工務店、または設計士に委託しましょう。柱を抜くために梁を補強したり筋交いを違う場所に入れたりと、無理のないように構造計算してくれるでしょう。ここまでのリフォームになるとかなりの費用となるので前もってお財布と相談しておきましょう。

ツーバイフォー工法

木造のツーバイフォー工法は壁と床で住まいを支えている工法のため、基本的には間仕切り壁を撤去することが出来ませんが、設計図面があれば構造耐力上不要な間仕切りが明記されているので、それらを撤去することは可能です。

鉄筋コンクリート造

鉄筋コンクリート造の場合は、木造あるいは軽量鉄骨造の間仕切り壁に限っては撤去することが出来ます。

失敗から学ぶ間仕切りリフォーム

今より快適に、機能的に空間を使いたいという理由から行う間仕切りリフォーム。
しかし、やってから「こんなはずではなかった」ということも…。
ここではよくある2つのケースをピックアップしたので、同じことのないように施工依頼前によく確認しておきましょう。

1つの部屋を2つに分けて子ども部屋にしたけど狭過ぎた

これは本当によくあります。
せっかく個室を作ったのに、部屋が狭すぎて子どもが利用しないという声も。

子ども部屋は、広いと快適過ぎて部屋に籠るようになると言われますが、狭すぎてもNG。

ベッドや勉強机などを置くことを考えると、1部屋あたり最低でも4.5帖は必要です。
つまり、単純に考えると、9畳以上の部屋でなければ仕切って部屋を分けることはやめた方が良いということになります。

どうしても9畳以下の部屋を仕切らなければいけない場合は、寝る場所は他に確保する、家具をできるだけ置かない、など工夫が必要です。

動線が悪くなってかえって生活しづらくなった

これはリビングの一部を仕切った場合によくある失敗です。
長方形のシンプルな形のLDKの一部を仕切ったり、LDKの中央や扉の近くに仕切りを設置したりすると、非常に動きにくくなるので注意です。

可動式間仕切りを設置する際には、住む全員にとって邪魔にならないのかをよく考え、生活の支障とならない場所に設置するようにしましょう。

まとめ

リフォーム間仕切りは家族の変化、空間演出及び建築手法と様々なニーズに対応できるリフォーム工事だと言えます。しかし、安易な工事や工務店や設計士からの提案をそのまま検討もしないで施工して失敗するケースも近年増えています。自分や家族の希望に合った工事かどうかはあなたが見極めていかないと、こういった事例はいつまでも解消することはありません。最低限の知識を今回の記事にてお伝えしているので実際にリフォーム間仕切りの工事を着手するときは是非参考にしてください。今までの生活が一変するリフォーム、それがリフォーム間仕切り工事です。

 
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