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キッチンリフォームの費用相場は?成功のコツやキッチンの選び方も紹介

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キッチンリフォームの費用相場は?成功のコツやキッチンの選び方も紹介のイメージ

「キッチンをリフォームしたいけど費用相場が分からないし工事で失敗したくない…」 「どうやってキッチンを選ぶべき?」

このように悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

確かにキッチンリフォームは費用のイメージが湧きづらいし、どのようにキッチンを選べばいいか、何に気を付ければいいかわからないですよね。

そこでこの記事では、キッチンリフォームの費用相場やキッチンリフォームを成功させるポイントなど紹介します!

事前に費用相場や注意点などを知り、キッチンリフォームを成功させましょう。

キッチンリフォームの平均相場とは?

キッチンリフォームは以下のグラフから見られるように、
50~150万円で施行されたケースが多いです。
(※2019年8月時点・不動産のいろは集計データ)

ここからは予算別にできるリフォーム内容をそれぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

50万円以内でできるキッチンリフォーム

50万円以下では以下のようなキッチンリフォームが可能です。

  • コンロ・レンジフード(換気扇)・食洗機の交換や設置
  • ミニキッチンの交換

上記から分かるように、基本的に部分的な工事しかできないと考えておくとよいでしょう。

50~150万円未満でできるキッチンリフォーム

キッチン全体を交換する以下のような工事は、だいたい50~150万円未満で施工が可能です。

  • 壁付けタイプのキッチンを対面式に交換
  • 対面式キッチンから壁付けタイプに交換
  • キッチンを購入し設置交換
  • オーダーメイドキッチンの設置

新しく設置するキッチンのサイズや機能性、さらに壁紙や床板の張り替えの必要性などで費用が変わります。

ちなみに、壁付けタイプのキッチンから対面式キッチンに変更する場合は100万円を前後するケースが多いため、検討している方は目安にしておきましょう。

150万円以上でできるキッチンリフォーム

以下のようにキッチンの交換+αの工事が必要な場合、150万円以上の費用がかかってしまうケースが多いです。

  • キッチンを1階から2階に変更 

  • 特注品・高級品を採用 

  • 広範囲の内装補修 


例えばキッチンを1階から2階に変更する場合、水道・ガス・電気などの大規模な配管工事が必要になり150万円を超えてしまいます。

そのため、キッチン以外の部分での工事が必要な場合は、200~300万円程度かかってしまう可能性も考えておくのがおすすめです。

キッチンリフォームを成功させる6つのチェックポイント

ここからは、実際にキッチンリフォームをする際に気をつけたい6つのポイントを紹介します。

事前にこのポイントを知っておくことで成功の可能性をグンと上げられるので、しっかりと把握しておきましょう。

1. 生活動線を第一に考える

まずは普段の生活を思い浮かべて、利用者の生活動線を第一に考えるようにしましょう。

キッチンは家庭内で特に作業時間が長いスペースです。そのため、見栄えやコスト面だけで判断してリフォームすると、「なんだか使いづらい…」といったことが起きるケースも少なくありません。

キッチンの使いやすさは人それぞれなので、まずは自分(もしくは家族)が普段どのような手順で料理をするか、調味料や調理器具などのスペースはどれくらい必要かなどを第一に考えて使いやすいキッチンにリフォームするのがポイントです。

2. ショールームに行きイメージを膨らませる

頭でいくら考えてもうまくイメージができない方は、ショールームに行ってイメージを膨らませましょう。

ショールームで様々なキッチンに触れていると、今のキッチンでの不満点や追加したい機能、さらに「これはいらないかも」という機能などもはっきりとイメージしやすくなります。

こうしたイメージができているとリフォーム後に使わない無駄な設備を設置するリスクも減るので、まずはショールームでイメージを膨らませるのが大切です。

3. 理想の機能を伝えてリフォーム会社に提案をもらう

ショールームなどに行き自分の理想がはっきりとしてきたら、プロであるリフォーム会社に提案をもらいましょう。

リフォーム会社しか知らないようなお得な情報があったり、プロの視点から見た意見をもらえたりと客観的に判断することができます。

リフォーム会社の提案を聞き、より失敗のないリフォームプランを考えるのがおすすめです。

4. オプションを上手く選び費用を抑える

キッチンリフォームの費用を大きく左右する要因の1つが素材やオプションなので、しっかりと吟味して選ぶようにしましょう。

よくあるオプション工事として「壁や床の張替え」「食器洗い乾燥機やIHコンロの導入」などです。

キッチンリフォームでついやりたくなる壁や床を張り替えは、内装工事費用がかかり大幅に費用が上がってしまうので冷静に判断する必要があります。

理想とする機能や見た目を冷静に判断し、本当に必要なものだけを選択することが費用を抑えるポイントです。

5. 会社選びを慎重にする

これは当たり前なのですが、リフォーム会社は慎重に選ぶようにしましょう。

巧みな営業トークで必要以上のオプションや高級なキッチンを勧められ、テンションが上がって施工をお願いしてしまうケースも少なくありません。

また、見積もりの項目をしっかりと確認するのが大切です。
特に、どのキッチンを使うかで費用が大きく変わるため、どのキッチンを利用するかが記載されておらず「一式」と書かれている場合は信用できる会社とは言えません。

リフォームする側の気持ちを考えてくれる親切な会社に頼むと、施工自体もしっかりと行ってくれて安心してキッチンリフォームを行えます。

6. 数社に見積もりをもらう

会社によって見積もり費用が違うことはよくあるため、1社だけでなく2~3社に相見積りを取ってもらうようにしましょう。

なぜ相見積りが必要かというと、数社に見積もりを依頼し比較検討しないと費用の妥当性が分からないためです。また、競合他社である「〇〇と迷っていて…」というと費用を安くしてもらえる可能性もあります。

「どの会社に見積りを頼めばいいか分からない」という方もいると思いますが安心してください。一括で数社に見積りが取れるサービスもあるため、わざわざ会社選びをしなくても相見積りが取れます。

もちろん、自分が見積りをお願いしたいいくつか会社を選んで見積りをもらうこともできるので、自分のやりやすい方法で相見積りを取ることがおすすめです。

理想のキッチンの選び方

ここからは理想のキッチンの選び方を紹介します。

自分の理想に合うキッチンを選ぶことがキッチンリフォーム成功のカギになるので、
選び方を事前に把握しておきましょう。

1. キッチンの形から選ぶ

まずは以下のようなキッチンの形から、どれが自分の家に合うのかを選ぶようにしましょう。

  • I型キッチン
  • L型キッチン
  • 対面型キッチン

それぞれメリット・デメリットを詳しく説明します。

I型キッチン

I型キッチンは、コンロ・シンク・調理スペースが一列になったキッチンのことで、基本的に壁付けで使用されることが多いです。

I型キッチンのメリットとデメリットは以下のようになっています。

メリット

・ スペースを有効活用できる
・ 比較的リーズナブルな値段で購入できる

デメリット

・ 移動が多くなり動線が悪くなる
・ リビングやダイニングから見えやすい

壁付けにするためキッチンスペースを有効的に使うことができ、さらにコンパクトな形をしているため、あまり広くスペースが取れない住宅でも安心して使えます。また、シンプルな形なためキッチン自体の材料費や加工にかかる料金が抑えられるため、他のタイプのキッチンの比べると比較的リーズナブルに購入可能です。

その一方で、横幅が長い分移動が多くなり動線が悪くなってしまう可能性があります。また、リビングやダイニングからキッチン内が見やすくなってしまうので、お客さんなどにキッチンを見られたくない場合は注意が必要です。

L型キッチン

L型キッチンは、収納部分をアルファベットのL字型にしたもので 、コンロとシンクが向かい合うような設計になっているものが多いキッチンです。

L型キッチンのメリットとデメリットは以下のようになっています。

メリット

・ 料理スペースが広い
・ 動線が短く効率的

デメリット

・ コーナーがデッドスペースになる可能性がある
・ キッチンスペースが広くないと設置できない

L型キッチンは収納スペースが多くなるため、料理を行うスペースが広くなります。また、コンロとシンクが近く、冷蔵庫も近くに設置しやすいため、料理動線が短く効率的に調理することが可能です。

その一方で、90度に曲がっていたコーナー部分が収納スペースとして使いづらくなりデッドスペースとなるケースは少なくありません。また、I型キッチンと比べて広いスペースが必要になるため、間取りに余裕のある住宅でないと設置は難しいです。

そのため、L型キッチンを設置する際はスペースを考えるようにしましょう。

Ⅱ型キッチン

Ⅱ型キッチンは通称オープンキッチンと呼ばれるもので、キッチンとリビングがつながっている開放感のあるスタイルを言います。

Ⅱ型キッチンのメリットとデメリットは以下のようになっています。

メリット

・ リビングにいる家族や友人とコミュニケーションが取りやすい
・ 開放感があり広々している
・ 配膳がしやすい

デメリット

・ 料理中の手元が見える
・ 水はねや油はねの危険性がある
・ キッチンスペースが広くないと設置できない

何よりもリビングにいる家族の様子を見ながら料理できるのがメリットと言えるでしょう。また、開放感があるため部屋自体も広々と見えますし、家族に配膳を手伝ってもらうなど、コミュニケーションの幅も広がります。

その一方で、開放感があるがゆえにお客様などにも料理中の手元が見えたり、油はねや水はねをしたりする可能性があります。また、通路を確保しなくてはいけないため、設置には広いスペースが必要です。

お客様を招く時には、油はねガードなどを購入して対策すると安心です。

2. 演出したいイメージで色を選ぶ

キッチンの色選びで悩んでしまう人も多いと思います。
それなら、演出したいイメージでキッチンの色を選んでみてはいかがでしょうか。

イメージ
ホワイト 広くて開放的
パステル系 明るく、柔らかい女性らしさを演出
濃色系 メリハリのある空間を演出
木目系 リラックスした気分になる
ツートンカラー 個性的な雰囲気を演出

このように色自体で与えるイメージが異なってくるため、今のインテリアなどから考えてどのような配色がマッチするか、どんな部屋を演出したいかを考えるようにするのがおすすめです。

3. 人気メーカーから選ぶ

キッチンは様々なメーカーから販売されており、その種類も多くあります。全てのキッチンをチェックするのは難しいため、キッチンメーカーの特徴を知りメーカーで絞り込むのも一つの方法です。 各メーカーの特徴は以下のようになっています。

キッチンメーカー特徴
クリナップ ・キッチン専門
・高品質ステンレスを使用
LIXIL ・比較的リーズナブル
・収納が充実
・様々な種類を展開
Panasonic ・主婦目線での設計
・スタイリッシュなデザイン
タカラスタンダード ・ホーローが高品質
・比較的リーズナブル
・様々な種類を展開
TOTO・美しい見た目のデザインで人気
・お手入れが簡単
・節水できる機能が付いている
トクラス・カラーバリエーションが豊富
・人造大理石が人気

このように各メーカーにより特徴があるため、自分の希望と照らし合わせて絞り込むのがおすすめです。

4. リフォーム会社と相談して選ぶ

どのようなキッチンがいいか分からない方はリフォーム会社と相談するのがおすすめです。

今まで紹介したような選び方をしても、スペースと合わなかったりいざ設置しようとしてもイメージと違ったりする可能性もあります。

そのため、リフォーム会社に相談をして自分の希望と設置スペースに合うキッチンを提案してもらうのも1つの方法です。

まとめ

キッチンリフォームは50~150万円程度でキッチンの交換ができます。

もしオプションをつける場合などは150万円以上の費用がかかる可能性がありますので、必要なものを冷静に選択して費用を抑えるようにしましょう。 今回紹介したポイントやキッチン選びを参考にして、キッチンリフォームを成功させてください。

 
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