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「マイホームの話し合いの中で二世帯住宅の話が出て悩んでいる」という方も多いのではないでしょうか。特に配偶者の両親と同居の場合は、うまくやっていけるかという不安が大きいですよね。一度二世帯住宅を建てたら簡単に白紙には戻せないので、事前にメリットとデメリットを把握し、トラブルを避けるための対策を把握しておきましょう。
当ページでは、
について詳しく解説しています。
まずは二世帯住宅に暮らすメリット・デメリットを紹介します。
「子供が急に熱を出した」「保育園激戦区で復職ができない」といった場合に、子供を親世帯に見てもらえるというのが二世帯住宅の大きなメリット。実際に、子供のために同居を決意したという方はとても多いです。子供にとってもたくさんの大人から愛情を受け、様々な教えや遊びを聞けるのは、健やかな成長の大きな手助けになります。
働き盛りの夫婦二人暮らしの場合、家をあける時間が長く、長期間車が停まっていない、夜遅くまで電気がついていないということも多いですよね。そのため、空き巣や放火の標的となりやすいですが、二世帯で住むことで、住人が在宅する時間が長くなり防犯の効果があります。
小規模宅地の特例に当てはまる住宅の場合、相続時の税金を抑えられます。これは、相続前から被相続人と生活を共にしておくことで土地の評価額を80%下げることができる、という仕組み。ただ間取りなどによって全ての二世帯住宅でこの特例が適用されるわけでは無いので、詳しくはハウスメーカーや税理士に確認してください。
一世帯住宅であれば、大きな決定権があるのはふたり。それでも意見の食い違いが起こるのは当たり前で、さらに二世帯になると、要望の数は倍~倍以上です。特に建設費用を折半する場合はお互いに意見を譲らず、打ち合わせが進まないというのはよくあることです。
孫というのはとても可愛い半面、そのパワフルさに参ってしまうもの。せっかくのんびりと老後を過ごそうと思ったのに、孫育ての毎日でバタバタしているという方も多いです。
二世帯住宅を建てる前に、これだけは譲れないというポイントを確認しておくことが重要です。配偶者の家族やお嫁さんに意見が言い辛い場合は、各世帯の要望として伝え、誰かひとりだけが我慢するということを無くせば、後のトラブルを避けられるでしょう。
また、子育ての主体は子供の両親です。親世帯はあくまでサポート役なので、頼るのが当たり前にならないようにしましょう。また、祖父母は自分の子育て論を押し付けないというのも大切です。
完全同居型二世帯住宅とは、自室以外の空間を二世帯で共有する間取りのことです。一昔前はこのタイプがほとんどだったので、今でも二世帯住宅といえば完全同居型タイプを思い浮かべ、ハードルが高いと感じる方も多いのではないでしょうか。
完全同居型二世帯住宅の一番のメリットは、費用面です。
建設コストの相場は、完全分離型と比べて1/2程度に抑えられます。
生活のリズムが多少違っても家族同士が顔を合わせる機会が多く、コミュニケーションが取りやすいので、世帯を超えて絆を深められるでしょう。
また共働きの夫婦の子供にとっては、いつでも誰かがそばにいてくれるという安心感があり精神面が安定します。
自室以外にプライベートな空間がなく、いつも気持ちが休まらないと感じる方も多いです。特に配偶者の家族と同居の場合、「休みの日でも寝坊をすると気まずい」「共有スペースに出るときは身支度を整えないといけない」と気を使います。
家事のルーティンや掃除の頻度などは、各家庭によってかなり差があります。例えば、お嫁さんが後から片付けようと思っていた家事をいつも先回りしてお姑さんがやってしまうと、自分のルーティンを崩してでも挽回したくなりませんか?一方はちょっとした手助けのつもりでも、それがプレッシャーやストレスになってしまいます。
プライバシーの確保が難しい完全同居型二世帯住宅は、プライベートルームである自室にこだわることでストレスを軽減できます。例えば、大きなテレビを置く、おしゃれなインテリアにする、ちょっといいベッドを選ぶなど、リラックスできる空間を整えることで、“帰りたくなる家”になるでしょう。
また、一方に負担がかかり不満が生まれないように、家事の分担をはっきりさせることも重要です。家事分担が決まれば変に手助けをせず、頼まれた時以外は知らんふりするスキルを身に着けてください。
部分共有型二世帯住宅とは、住まいの一部を二世帯で共有した間取りの住宅のことです。どこを共有するかは自由で、玄関だけ共有する家庭もあれば、ほとんどの部屋や設備を共有し、完全同居に近い間取りの家庭もあります。
全ての設備をふたつ作ると費用がかなりかかりますが、お金をかけてでも譲れない一部の設備だけ複数作るという選択ができます。例えば「帰宅が遅いから、共有の玄関は気を使う」「お風呂は時間を気にせずゆっくり入りたい」と思っている方は、ネックに感じている場所を2つ設けることで、同居のストレスや不安を取り除けるでしょう。
例えばリビングは分離、ダイニングは共用スペースにした場合を考えてみましょう。
一番過ごす時間の長いリビングを分ければ、時間を気にせずリラックスできます。ただダイニングを共用することで、適度に顔を合わせて話をする機会もあり、しっかりとコミュニケーションをとりつつプライバシーを守れます。
数十~数百万の投資をしたにも関わらず、結局ひとつの設備でよかったということはよくあります。また同じ設備をふたつ作ったばっかりに、3ペースの確保が難しく狭く使い勝手の悪い設備になる可能性も。
自分の家庭の生活リズムや予算などを現実的に考え、コストに見合っているか判断しましょう。
ネックに感じやすいキッチンも、一緒に使うことで料理の技を盗めたり、コミュニケーションの場になったりというメリットもあります。何となく持っているイメージや一部の体験談に惑わされないようにしてくださいね。住宅のすべての施設を、各2つ備えたタイプです。上下で分けることもあれば左右で分けることもあります。
完璧に生活空間が分けられているので、プライバシーが守られます。実際に、意図しなければマンションの隣人と顔を合わせることはほとんどないですよね?完全分離型二世帯住宅は、適度な距離を保ちつつ会いたい時はすぐ会えるという距離感が魅力です。
両親が亡くなったり、同居解消したりして家を手放す時に他の2タイプよりも比較的買い手がつきやすいです。また、空いた居住スペースを賃貸物件として貸し出すこともできるので、状況が変わった時に対処がしやすいのがメリット。
すべての設備を各世帯に設置するので、建設費用が跳ね上がります。また、完全分離型二世帯住宅の建売物件はほとんどなく、割高なオーダーメイドで建設することになるでしょう。
単純に考えて、完全同居型のそれぞれの施設を2分割するので、各部屋や設備の大きさは半分になります。一世帯の人数が多い場合は、窮屈に感じる可能性も。
高いローンを組むことになるので、各世帯の負担の割合をどうするのか、本当にローンを支払っていけるのかをきちんと話し合いましょう。
また完全分離型二世帯住宅の場合、プライバシーが守られると安心しがち。急な訪問や干渉を受け「こんなはずじゃなかった」と感じる場合もあります。完全分離といっても、二世帯住宅には変わりないので、それなりの心構えが必要です。
二世帯住宅に悪いイメージばかり持っている方も多いですが、税金が安くなったり、家族との絆が深まったりというようなメリットがたくさんあります。もちろんデメリットもあるので、建築した後にトラブルが起きないようにしっかりと対策や話し合いをすることが重要です。
この記事で紹介した失敗しない為のポイントを参考に、家族みんなが明るく楽しく過ごせる二世帯住宅を作って下さいね。
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