1,000万円台〜という低価格で建てられることが魅力のローコスト住宅。
選ぶハウスメーカーによっては、1,000万円を切る価格で建てられることも!?
そんなローコスト住宅には、いったいどんな特徴があるのでしょうか?
こちらの記事では、上記3つの「知りたい」に対する答えを記載しています。ローコスト住宅の特徴を「価格、デザイン、性能、耐震性」という4つのジャンルに分けて詳しく解説。最後まで読めば、ローコスト住宅の特徴が丸わかりです。ぜひ最後までお付き合いください。
近年注目を集めているローコスト住宅。
価格については以下のページで詳しく解説していますのでご確認ください。
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価格面に関するローコスト住宅の特徴を把握したところで、次はデザイン面での特徴を見てみましょう。ローコスト住宅には、デザイン面においてもならではの特徴が存在しています。
ほとんどのローコスト住宅メーカーは、共通してシンプルなデザインを採用しています。これはなぜかというと、デザインが複雑になればなるほど建築費や材料費がかさみ、結果的に住宅価格が高くなってしまうからです。
例えば、カクカクとしたデザインよりも丸みを帯びたデザインの方が建築費用は高額になります。また、凹凸のある外壁を作ったりベランダの数を増やしたりする場合にも建築費用は高くなってしまいます。
ローコスト住宅は少しでも住宅価格を安くするために、シンプルなデザインを特徴としているのです。
先ほどは「ローコスト住宅のデザインはシンプルだ」とお伝えしましたが、全てのローコスト住宅メーカーがそうだとは限りません。ローコスト住宅の中にも、デザインにこだわりを持っているメーカーは存在しています。
例えば内装に特徴があって自社オリジナルのフローリングを採用しているメーカーや、外装に特徴があってメンテナンスの手間が少ないタイルを使用しているメーカーなどがあります。
もしあなたが「デザインにはこだわりたいけど、価格も妥協できない」と考えているのであれば、ぜひデザインに特徴のあるローコスト住宅を探してみてくださいね。
「できる限り費用を抑えてマイホームを建てたい」「家づくりにこだわって注文住宅にしたいけど、高額な予算はかけられない」とお考え・・・
ローコスト住宅の特徴として、住宅の形は正方形や長方形になっているケースが多いです。これは、住宅の形を四角形にする方が建築費用は安いから。そのため、変わった形の土地の場合は規定の間取りでは建てられず、オプション料金が必要になるケースがあります。
なお、住宅の形を四角形にすることには価格が安くなる以外にもメリットが存在しています。それは、耐震性の向上です。複雑な形よりも四角形の住宅の方が地震には強いので、安全性は高まるのです。
できる限り住宅価格を抑えているローコスト住宅には、注文住宅といえどデザインの自由度が低いという特徴があります。坪単価50万円以下のローコスト住宅は本当に安いので、あまり自由度の高い家づくりは期待しない方がいいでしょう。
どうしてもデザインにこだわりたい方は、ローコスト住宅ではなく通常のハウスメーカーを利用するのがいいかもしれません。
「輸入住宅は高いもの」と感じている方もいらっしゃいますが、実はローコスト住宅の中にも輸入住宅を提供しているハウスメーカーは存在しています。輸入住宅の特徴に憧れを持っている方でも、ローコスト住宅だからといってその夢を諦める必要はありません。
ただし輸入住宅は建材の輸入などに時間がかかり、工期が予定以上に長くなってしまうケースがあります。ローコスト住宅の輸入住宅を検討する場合は、入居までの期間に余裕を持つことが大切です。
家を建てる際には断熱や気密性なども重要です。
こちらの項目では、ローコスト住宅の性能面での5つの特徴を解説してまいります。
日本で幅広く使用されている断熱材がグラスウールです。グラスウールは低コストで導入できることが魅力の断熱材であり、ローコスト住宅の多くはこの素材を使用しています。
グラスウールの品質には賛否両論ありますが、とりわけ現場の施工品質が重要となります。そのため、手抜き工事や技術力の低いローコスト住宅は避けたいところ。
気になるローコスト住宅を見つけたら、ぜひ営業担当者に現場のことや職人のことを質問してみてください。そしてあなたが「信頼できる」と感じたローコスト住宅メーカーなら、グラスウールもきっと上手に扱ってくれることでしょう。
ローコスト住宅の性能面での特徴として、サッシが最新モデルではないというものがあります。もちろんオプションでつければ最新モデルに変更してもらえることもありますが、標準仕様の場合は旧型のサッシであるケースが多い点は注意しておきましょう。
家づくりにおいて、シックハウス症候群などを防ぐために24時間換気は欠かせない存在です。24時間換気には第1種、第2種、第3種などの種類がありますが、ローコスト住宅の場合は基本的に第3種だと考えておきましょう。
これらの3種類のうち第1種が最も優れた換気システムであり、ただ空気を入れ替えるのではなく室内の温度を保つような熱交換システムが導入されています。
第1種の換気システムへの変更にはオプションが必要になるケースもありますが、自宅の断熱にこだわりたい方は選んでみてもいいかもしれませんね。
ローコスト住宅だからといって必ずしも住宅性能がなおざりになっているとは限りません。きちんと耐火性能が搭載されているローコスト住宅もあり、石膏ボードを採用することで火災への対策を施しているメーカーが多いです。
住宅に安心して住み続けるためには耐火性能も重視すべきポイントなので、
ローコスト住宅を建てる際には忘れずにチェックするようにしましょう。
ローコスト住宅の特徴として、規格外の仕様へと変更する場合にはほぼ確実にオプション料金が必要になるというものがあります。それは、住宅のバリアフリー化においても同じ。
例えば階段の手すりを設置したり、室内の随所を丸みのある構造にしたり。また、段差を減らしたりすることもバリアフリーへの配慮です。こういった設備が標準仕様に含まれていれば追加料金は発生しませんが、含まれていなかった場合にはオプション料金が必要となります。
バリアフリーはその家に長く住み続ける上で重要なポイントなので、オプション料金が必要になったとしても気を配ってあげることをおすすめします。
ここまではローコスト住宅における価格・デザイン・性能のそれぞれの特徴を紹介してまいりました。最後に、ローコスト住宅の耐震性における特徴を解説いたします。
まず大前提として押さえておきたいのは、どんな住宅であっても国の耐震基準はクリアしているというポイントです。国が定めた耐震基準を満たしていない住宅であれば、建築段階で認可がおりないでしょう。
そのため、ローコスト住宅であってもある程度の耐震性能は確保されていると考えて問題ありません。何十年も前にお金をかけて建てた家よりも、現代の技術で安く建てたローコスト住宅の方が、間違いなく地震には強いでしょう。
家づくりの際に耐震性能を重視したい方もいらっしゃるでしょう。耐震性能を重視するのであれば、国が定めた「耐震等級」という住宅の評価基準を目安にするのがおすすめです。
耐震等級は1〜3まであり、3が最高ランクとなります。ローコスト住宅の中には耐震等級3を特徴としているハウスメーカーもあるので、選ぶ際の基準にしてみてはいかがでしょうか?
「ローコスト住宅であっても国の耐震基準はクリアしている」とお伝えしましたが、やはり大手ハウスメーカーと比較すると地震への対策力には大きな差が生じてしまいます。
例えば、Pana Homeではダンパーを使用した制震構造で家づくりをすることが可能です。制震とは「地震に強い」のはもちろん「地震でも揺れないこと」を目的とした対策のこと。制震構造には高額なコストが必要になるので、ローコスト住宅の場合は期待できません。
また、ダンパーを使用した免震対策についても高額な費用が必要となります。ローコスト住宅だとそもそもハウスメーカーが免震に関するノウハウを有していないケースも多いため、免震についても大手ほどの実力は見込めません。
ローコスト住宅を選ぶ際は、この辺りも理解した上で検討したいところですね。
今回の記事で紹介したローコスト住宅の特徴を簡単にまとめると次の通りです。
ローコスト住宅はたくさんの企業努力によって成り立つ商品ですから、必ずしも品質が悪いとは限りません。ローコスト住宅の中にもデザインや性能などに特徴のあるハウスメーカーは多数存在しています。
ぜひご自身の希望に合った特徴を持つローコスト住宅を見つけ、理想の住まいを実現してくださいね。
心地よい生活をずっと続けられるローコスト住宅を手にするには、この4つのジャンルがどれだけ要望に近いかを見極めることが大切です。すべてを最上級グレードにするのは不可能ですから、優先したいジャンルからチェックしていくといいでしょう。 二級建築士・インテリアコーディネーター:河野由美子の詳細
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